桜田千尋のレビュー一覧

  • 満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~

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    シリーズ5作目。いきなりこの本から読むことも可能ですが、できれば順番どおりのほうが楽しめます。
    今回も巻頭の桜田さんのイラストに心いやされ、星の遣いたちの言葉に心救われ。
    一章では、母を看取り、45歳になった女性。自分の人生を振り返り、母や島に縛られてきたと感じる。言わなければいけないことを言えなかったのは自分なのに。自分の人生、自分で選んできたんじゃないの?と少しイライラ…。
    二章の総悟の両親の話は、もっとイライラ。妻に自分の親の介護をしてもらっておいて、亡くなったら、一人になりたい、と急に離婚を言い出したのに、結局は不倫だった。なんだかなー。そうやって略奪しておいて、悲劇のヒロインのような

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    2024年11月01日
  • 満月珈琲店の星詠み~メタモルフォーゼの調べ~

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    今回は、破壊と再生を司る星、「冥王星」について書かれていました。
    冥王星がもたらす変容は「決して元には戻れない」もの。
    冥王星がそのような星、太陽系外、銀河のエネルギーをまとっているとは、全く知らず。
    「風の時代」がどのような時代になるのかはわからないけれど、「今この時代の移り変わりに生まれてきている人たちは、皆選ばれて、そして選んできている人たちです。それに気付くことができたら自分の足で立ち、変化に厭わず、どんな嵐も越えていきます」
    風の時代、どんな時代になるのだろうか。

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    2024年11月01日
  • 深夜カフェ・ポラリス

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    お客さんとの距離が近いので引く人もいるかもしれないけど、こんな気さくな店主とおしゃべりして深夜でもご飯が食べれるカフェが近所にあったら通ってしまうかも。
    読んでたらお腹がすいちゃった。

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    2024年10月25日
  • 深夜カフェ・ポラリス

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    どこかの本で、「幸せはやるべきことがわかること」と読んだことがあるが、カフェポラリスでは、並外れた観察眼を持つ店主が、悩みを抱える人達に、まさにそういった幸せを教えてくれる。

    常連さんはともかく、ふらっとやってくるお客さんと少し話しただけで、なんでもわかってしまう様子はファンタジー感が強いが、美味しそうなご飯や、人との温かいやり取りに、ほっこりできるお話だった。



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    2024年10月20日
  • 満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~

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    総悟の両親、妻妹の言う通り。何より君が大事、て不倫男が何言ってんだよ。自分の親の介護とか面倒ごとは全部妻に押し付けて自分は若い女にのぼせ上がって子供まで作って親が死んで面倒が無くなったら妻子捨てて女と再婚。悲劇のヒロインになって酔ってる母親、その妻ばかり気遣って前の妻子にも今の子供にも責任感が無い父親、不倫を「お前が選んだなら」と言う倫理観に欠けた医者の祖父と祖母。子に罪はないとはいえ異母弟と仲良くして仕事を依頼する百花は人間できすぎ。

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    2024年10月15日
  • 満月珈琲店の星詠み~ライオンズゲートの奇跡~

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    鮎川沙月の母藤子と藤子の元恋人渉が主人公。藤子は人から好かれるだろうしその大きな愛に包まれて渉は安心してられた、てこと?鮎川が藤子に寄りかかりすぎな気がする。今までの満月珈琲店とちょっと違った。

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    2024年10月13日
  • ミッドナイト・モクテル 飲まないあなたのためのバー

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    秋の夜長にリラックスしながら読むのにおすすめです。ストーリーは主要人物は決まっているもののオムニバス形式で進みます。

    モクテルとは『見せかけの』を意味するmockとcocktailをかけたノンアルコールカクテルを意味する造語。バーででてくるモクテルはどれも美味しそう。もう少し読みたいところで終わるのが少し惜しい。

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    2024年10月06日
  • 深夜カフェ・ポラリス

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    こんなカフェがあったら通ってしまう。ちょっと話聞いてよー、とか言いながら。登場人物達が新たな一歩を踏み出してることに勇気づけられる。

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    2024年09月28日
  • 藤丸物産のごはん話 2 麗しのロコモコ

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    この巻のキーは”ロコモコ”?などほど、そういう意味か・・

    杏子の探す”藤の君”。仕事にハリを出すために”推し”がいるのはいいことだが、会ってしまったらやる気はなくなる?微妙なところ。同僚の年下の渚の反応が微妙に気になる様子が周りにも伝わっているような・・?
    周りで見ていたらにやにやしちゃうのかな(笑)

    いつみても桜田さんの画は美しい。

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    2024年09月03日
  • 満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~

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    ◆きっかけ
     職場の緑化委員長の本なの


    ◆感想
     あれ? シリーズの、これは・・・
     第5弾なんだ、最後じゃんwww
     でも違和感なく楽しめたよ
     桜田さんのイラストがとっても美味しそう
     月夜のガトーショコラ食べたい
     惑星年齢域の考え方 興味深い
     自分の今の年齢域は・・・って考える
     岩手県遠野市 めがね橋 行ってみたい
     作中に既読の本や
     お気に入り作家が出てきて嬉しい
     ・夜のピクニック
     ・東野さん ・伊坂幸太郎さん


    ◆読みたくなった本 気になる本
     銀河鉄道の夜 宮沢賢治
     流星ワゴン 重松清
     百鬼夜行シリーズ 京極夏彦


     機会があれば
     シリーズ1〜4も いいか

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    2024年08月15日
  • 満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~

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    今回の満月珈琲は、淡路島、盛岡、広島が舞台でした。
    親子関係、兄弟関係って難しいですね。
    些細な一言が、30年以上たっても抜けていなかったり、家族だから聞くことができなかったり…
    そんなことを思ってしまった小説でした。
    今回は星占いの要素が少なくて、ちょっぴり残念でした。

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    2024年08月03日
  • 満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~

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    シリーズ5作目。
    このシリーズ、今出ているものは読み切りました。
    今回は天体の年齢域について書かれています。

    ホント、占星術って奥が深い。
    読み解きに決まりはないので、自由に読み解くことができます。
    自由だからこそ正解がないのです。
    なので、星詠みする人の感性や考え方が恐ろしく反映されるとも言えます。

    天体の年齢域って何??
    と思う方はP76~77の表を見てみるといいと思います。
    夫に年齢域の話をしたら、「ズバリ当たっている!」と驚いていました。
    (占いとか全く信用しない人間のせいか、半端ない驚きでした)

    ホロスコープを学び始めて人間も自然とか宇宙の一部なんだなぁ、思うんですよね。
    「私

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    2024年07月13日
  • 満月珈琲店の星詠み~メタモルフォーゼの調べ~

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    今回のテーマは冥王星。
    さそり座の支配星でもある。
    冥王星は「破壊と再生」が代表的なキーワードとなります。
    この場合の再生は元には戻れないという意味も含まれます。
    「破壊と再生」って言われても漠然としすぎていて、想像できないですよねぇ。
    この小説では「破壊と再生」がわかりやすく描かれていました。なので、「破壊と再生」ってどういう事なんだろう??って思う方は読んでみるとイメージつかめると思います。

    私自身は小説のような大きな変化はありません。
    (小説は大映ドラマのような描き方だった)
    でも、人生を振り返ってみると、小さい事は起きているような気がします。(その変化を乗り越えて今があるともいえる。

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    2024年06月28日
  • 藤丸物産のごはん話 2 麗しのロコモコ

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    ネタバレ

    今回もご飯は美味しそうでありつつ、恋の方はジレジレな感じでございましたね。こりゃもう少しシリーズ続く予感。

    職場恋愛むずいよねー。うまく行っても行かなくても色々めんどいしねぇー。二の足を踏む気持ちはわかります。

    恋愛以外も人間関係はしんどい。何年かごとに入れ替えはあるもののしんどい。
    そんな時美味しいご飯が支えてくれたらハッピーだよね。社食やっぱり羨ましいなぁ。

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    2024年05月26日
  • 藤丸物産のごはん話 恋する天丼

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    ネタバレ

    絶食からの健康診断の際に読みましたので、たいそう美味しそうでした!笑

    思い出と味はリンクしますね。しかも社食だったら身体に馴染んだ味になるし、退職したら恋しくなるんだろうなぁとしみじみ思いました。

    ナポリタンの隠し味はやってみたいと思います。

    渚くん、良い子ですね。杏子ちゃんもかわいい。
    微笑ましいので続編も楽しく読めそうです。

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    2024年05月19日
  • 満月珈琲店の星詠み~メタモルフォーゼの調べ~

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    わがままな事を言えば、ちょいと短くて物足りないかな。
    冥王星がようやくお出ましで、どんな話かなと期待して読んだけど、ちゃんと優しさのある話でよかったと思う。
    冥王星の力が、どこか危なっかしさもあるのは、他と違った軌道を持つからなのかな、と勝手に解釈したりする。司る領域が恐ろしくもあるけど、その先に安寧も感じられ、そのパワーはやはりポジティブなのだ。

    最初の原っぱで出てきた珈琲店、どこにつながるのか分からなかった。自分がちゃんと読めてなかったのかな?

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    2024年04月23日
  • 藤丸物産のごはん話 恋する天丼

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    2023年57冊目。
    天丼、照り焼きチキン、ビビンバ、ナポリタン、焼きおにぎりのだし茶漬け…
    どれもおいしそうで食欲をかりたてられる一冊。

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    2023年12月17日
  • 満月珈琲店

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    こんなきれいなスイーツがカフェで出てきたら
    て想像するだけでときめく。
    心に残った言葉。落ち込んだり、悲しくなった時に
    自分や大切な人に渡したい
    言葉貯金は。
    「今を頑張りながら自分の心を大切にね」

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    2023年12月10日
  • 満月珈琲店

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    疲れた人だけが訪れることのできる「満月珈琲店」の季節ごとのお話。最後にそれぞれのお話が繋がる展開が綺麗で、優しい文体と美しいイラストがマッチしていて贅沢な一冊でした。私も満月珈琲店に行ってみたいし、その時はどんなメニューを出してもらえるのか想像してみるのも楽しい(..• •..*)

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    2023年11月28日
  • 満月珈琲店の星詠み~メタモルフォーゼの調べ~

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    ネタバレ

    今作は冥王星をメインに据えて、話が進んでいった。前作までの話に触れたり、星座の図があったりとシリーズを読んでいる人が楽しめる作りになっていた。星座や占いとか信じない性格だが、少し興味を示せるようになったのはこの作品のおかげです。ただ前作までのような、ほっこりする感じを求めて読んだが、今作ではあまり感じずに残念だった。

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    2023年10月29日