桜田千尋のレビュー一覧
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ネタバレ【あらすじ】
病院の近くのビルの3階にひっそりとたたずむ「ポラリス(北極星)」は、夜の10時から朝の6時まで営業しているご飯屋さん。メニューは洋食セットか和食セットの2種類だが、店主の朱里は洞察力が鋭く、お客が今必要な料理を提供し、悩みに対してのアドバイスも的確にする。
シングルマザーで5歳の子供の入院に付き添う母親には鶏団子と春雨のスープ。
父親と同じ医大を目指すが成績が落ちている二浪生にはカフェラテとバターロールサンド。
対等じゃない夫婦関係に悩む介護職の妻には鮭のホイル蒸しと舞茸ご飯。
糖尿病を患い教育入院をすすめられている金属加工会社の社長には鴨南蛮。
近くの病院の内科医で幼馴染みの友人にはけんちん汁や鯖の味噌煮の和食セット。
ポラリスでの朱里や病院関係者との出会いでそれぞれの主人公の悩みが解決していく短編集。
【感想】
読みやすいのだけれど内容と店主のキャラクターがふわっとしていて感動とかはなかった。店主が落ち着いた大人のキャラクターだったら沁みてくるのかな。 -
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シリーズ5作目。いきなりこの本から読むことも可能ですが、できれば順番どおりのほうが楽しめます。
今回も巻頭の桜田さんのイラストに心いやされ、星の遣いたちの言葉に心救われ。
一章では、母を看取り、45歳になった女性。自分の人生を振り返り、母や島に縛られてきたと感じる。言わなければいけないことを言えなかったのは自分なのに。自分の人生、自分で選んできたんじゃないの?と少しイライラ…。
二章の総悟の両親の話は、もっとイライラ。妻に自分の親の介護をしてもらっておいて、亡くなったら、一人になりたい、と急に離婚を言い出したのに、結局は不倫だった。なんだかなー。そうやって略奪しておいて、悲劇のヒロインのようなのも、いただけないし、子どもに罪はないのに、「罪の子」って…。
百花、総悟、果歩、沙耶には、未来への希望があって、とてもよかった。 -
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今回のテーマは冥王星。
さそり座の支配星でもある。
冥王星は「破壊と再生」が代表的なキーワードとなります。
この場合の再生は元には戻れないという意味も含まれます。
「破壊と再生」って言われても漠然としすぎていて、想像できないですよねぇ。
この小説では「破壊と再生」がわかりやすく描かれていました。なので、「破壊と再生」ってどういう事なんだろう??って思う方は読んでみるとイメージつかめると思います。
私自身は小説のような大きな変化はありません。
(小説は大映ドラマのような描き方だった)
でも、人生を振り返ってみると、小さい事は起きているような気がします。(その変化を乗り越えて今があるともいえる。)
何が?と言われると言語化できないのですが、「あの時のアレ!」によって人生が大きく変化した、というのはあるのです。
なんだかフワッとした感想だなー。笑
占星術を学んでいる私としてはストーリーよりも天体の雰囲気が知れる事が目的なので、いい読書体験ができました♪ -
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私は「満月珈琲店」を読んでいませんが惹かれちゃいました。
イラストレーターの桜田千尋さんとのコラボで、小説だけでなく絵本やイラスト集などがあるようです。
とっても素敵な夜空をモチーフにしたレシピメニュー✮
全て作中のメニューなのかは分かりませんが、『星屑と隕石のタピオカミルクティー』『星空のバターサンド』『夏の大三角のアイスキャンディー風星空ゼリー』『いて座のりんご飴』など、お名前も可愛いです。
よく見ると、お値段がついているメニューがあります。
調べてみると、東京・横浜のプラネタリウムとコラボしており、そこのカフェで提供されているとのこと。
東京と横浜ではコラボメニューは違うものが用意されていて、よく出来ている。
好きな方は両方行きたくなるな。
プラネタリウムなんて、最後に行ったのいつだろう…( •́ - •̀ )
行ったことはあるけど、思い出せない。
私が惹かれたメニューは、『土星のフロート』『満月アイスのフォンダンショコラ』『真夜中のパフェ』『ベテルギウスのプリン』『シリウスのレアチーズケーキ』
製菓のレシピ本なので、かなりしっかり工程など載っています。
ブルーやブラックの色を付けるために使うのは、バタフライピーと竹炭パウダー、液体の食紅。
ギャラクシー感の演出に金・銀箔やアラザンやシュガーなど、この工程は楽しそう。
以前、空色をイメージしたトリュフを作ったことがあるが、どう見ても「魔女の作ったヤバいやつ」が出来上がった。
ブルー系は食欲が抑えられる色味でもあるし進まなかったが、冷静に材料費のことを考えて食べた。
そしてチョコレートは買ったほうが美味しい…
しかしこちらの本、2022年の料理レシピ本大賞お菓子部門大賞受賞作です。
見るだけでも楽しめます(◍´꒳`)笑
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Posted by ブクログ
傷付き、思い悩む人の前に突然現れる、大きな猫のマスターがいるキッチンカー。
なぜだか素直になってしまう、優しくて甘いスイーツやフード、ドリンク…。
それらを味わうと、心がほぐれ、マスターの言葉が沁みてゆく。
年齢にあった惑星の話は、当たり前のことのようだけれども失念しがちな、大切なこと。
星空を閉じ込めたような飲み物を見つめながら、傷ついた自分と、明日からの自分のことを考える。静かな時間を過ごしたのち、そっと送り出してくれた猫マスターとキッチンカーはいつの間にか消えている。
満月珈琲店、あったらぜひ行きたいです。私のささくれた心も癒してくださいぃぃぃ…!
美味しいスイーツも食べたいな(*´꒳`*)