桜田千尋のレビュー一覧
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シリーズ5作目。いきなりこの本から読むことも可能ですが、できれば順番どおりのほうが楽しめます。
今回も巻頭の桜田さんのイラストに心いやされ、星の遣いたちの言葉に心救われ。
一章では、母を看取り、45歳になった女性。自分の人生を振り返り、母や島に縛られてきたと感じる。言わなければいけないことを言えなかったのは自分なのに。自分の人生、自分で選んできたんじゃないの?と少しイライラ…。
二章の総悟の両親の話は、もっとイライラ。妻に自分の親の介護をしてもらっておいて、亡くなったら、一人になりたい、と急に離婚を言い出したのに、結局は不倫だった。なんだかなー。そうやって略奪しておいて、悲劇のヒロインのようなのも、いただけないし、子どもに罪はないのに、「罪の子」って…。
百花、総悟、果歩、沙耶には、未来への希望があって、とてもよかった。 -
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今回のテーマは冥王星。
さそり座の支配星でもある。
冥王星は「破壊と再生」が代表的なキーワードとなります。
この場合の再生は元には戻れないという意味も含まれます。
「破壊と再生」って言われても漠然としすぎていて、想像できないですよねぇ。
この小説では「破壊と再生」がわかりやすく描かれていました。なので、「破壊と再生」ってどういう事なんだろう??って思う方は読んでみるとイメージつかめると思います。
私自身は小説のような大きな変化はありません。
(小説は大映ドラマのような描き方だった)
でも、人生を振り返ってみると、小さい事は起きているような気がします。(その変化を乗り越えて今があるともいえる。)
何が?と言われると言語化できないのですが、「あの時のアレ!」によって人生が大きく変化した、というのはあるのです。
なんだかフワッとした感想だなー。笑
占星術を学んでいる私としてはストーリーよりも天体の雰囲気が知れる事が目的なので、いい読書体験ができました♪ -
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私は「満月珈琲店」を読んでいませんが惹かれちゃいました。
イラストレーターの桜田千尋さんとのコラボで、小説だけでなく絵本やイラスト集などがあるようです。
とっても素敵な夜空をモチーフにしたレシピメニュー✮
全て作中のメニューなのかは分かりませんが、『星屑と隕石のタピオカミルクティー』『星空のバターサンド』『夏の大三角のアイスキャンディー風星空ゼリー』『いて座のりんご飴』など、お名前も可愛いです。
よく見ると、お値段がついているメニューがあります。
調べてみると、東京・横浜のプラネタリウムとコラボしており、そこのカフェで提供されているとのこと。
東京と横浜ではコラボメニューは違うものが用意されていて、よく出来ている。
好きな方は両方行きたくなるな。
プラネタリウムなんて、最後に行ったのいつだろう…( •́ - •̀ )
行ったことはあるけど、思い出せない。
私が惹かれたメニューは、『土星のフロート』『満月アイスのフォンダンショコラ』『真夜中のパフェ』『ベテルギウスのプリン』『シリウスのレアチーズケーキ』
製菓のレシピ本なので、かなりしっかり工程など載っています。
ブルーやブラックの色を付けるために使うのは、バタフライピーと竹炭パウダー、液体の食紅。
ギャラクシー感の演出に金・銀箔やアラザンやシュガーなど、この工程は楽しそう。
以前、空色をイメージしたトリュフを作ったことがあるが、どう見ても「魔女の作ったヤバいやつ」が出来上がった。
ブルー系は食欲が抑えられる色味でもあるし進まなかったが、冷静に材料費のことを考えて食べた。
そしてチョコレートは買ったほうが美味しい…
しかしこちらの本、2022年の料理レシピ本大賞お菓子部門大賞受賞作です。
見るだけでも楽しめます(◍´꒳`)笑
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傷付き、思い悩む人の前に突然現れる、大きな猫のマスターがいるキッチンカー。
なぜだか素直になってしまう、優しくて甘いスイーツやフード、ドリンク…。
それらを味わうと、心がほぐれ、マスターの言葉が沁みてゆく。
年齢にあった惑星の話は、当たり前のことのようだけれども失念しがちな、大切なこと。
星空を閉じ込めたような飲み物を見つめながら、傷ついた自分と、明日からの自分のことを考える。静かな時間を過ごしたのち、そっと送り出してくれた猫マスターとキッチンカーはいつの間にか消えている。
満月珈琲店、あったらぜひ行きたいです。私のささくれた心も癒してくださいぃぃぃ…!
美味しいスイーツも食べたいな(*´꒳`*) -
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レシピ帖の方を先に見てしまったんだけど、元のこちらも読んでみた。
好きだった近所のお兄ちゃんに彼女ができて失恋。ありがちな話だなあと思ったらその後があった。話自体はまぁありがちとはいえ、短い4章で何とかうまくまとめてある。おいしいものを食べて癒されるという、最近ありすぎてうんざりなモチーフは脇役で、それとは別にちゃんとドラマが存在しているのがいい。
イラストも基本的にはきれいなんだけど…例えば表紙、背景の満月と夜空のキラキラはいいとして、ホットケーキやコーヒーや机の上までキラキラは必要だろうか?他にもある。皿の上のワッフルに粉糖はいいけど、その皿の何も乗せてない部分と皿が乗ってる机の上もキラキラ。『空色ビール星空』ジョッキの中のキラキラは星空の表現だけど、ジョッキの外側の空間にキラキラはいらない。きれいなグラデーションの夕焼け空にキラキラは不要。キラキラはここぞというところに入れると効果的なのだが、この本は過剰。黒い家具の上に乗っているホコリを払い除けたくなるような、そんな気持ちなることが何度かあった。
4章構成で春夏秋冬、春はどうせなら桜の木の下、夜桜の下の満月珈琲店がよかったなあ。冬は全然冬っぽさがない。
鬱陶しいキラキラが残念。お話は星3.5、絵が2.5といったところで星は3つ。