桜田千尋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
レシピ帖の方を先に見てしまったんだけど、元のこちらも読んでみた。
好きだった近所のお兄ちゃんに彼女ができて失恋。ありがちな話だなあと思ったらその後があった。話自体はまぁありがちとはいえ、短い4章で何とかうまくまとめてある。おいしいものを食べて癒されるという、最近ありすぎてうんざりなモチーフは脇役で、それとは別にちゃんとドラマが存在しているのがいい。
イラストも基本的にはきれいなんだけど…例えば表紙、背景の満月と夜空のキラキラはいいとして、ホットケーキやコーヒーや机の上までキラキラは必要だろうか?他にもある。皿の上のワッフルに粉糖はいいけど、その皿の何も乗せてない部分と皿が乗ってる机の上もキラキ -
Posted by ブクログ
ネタバレ社食が美味しそうで楽しそうなのは羨ましい限り。
自分のところは、作中にも出てきた昔ながらの質より量より派なので、女性だと利用しづらい場所。
こういう社食は憧れである。
出てくるメニューも割と細やかに描写されているので、どのメニューも本当に美味しそうだった。
特に昔ながらのナポリタンは作中食べてみたいナンバーワンメニュー。
関わるエピソードも含めて、一番印象深い話。
恋はなかなか実らないものと、しみじみ思った。
杏子が再会を願っている「藤の君」が誰なのか。
社食に関わる騒動の最中でも、彼探しを諦めていない彼女である。
その割に、その恋愛フラグは最後まで立ったような立たないような、中途半端な感 -
匿名
購入済み評価が高かったので
評価が高かったので購入しました。この方の作品初読み。
いや~…読みづらくてなかなか進めませんでした…
文章がわりとぶつ切りで読点が多すぎて息切れしそう。
せっかくのイラストスイーツ、どんなステキな文章の描写かと思ったけど全然表現できてなくてがっかり。
なんとか読み切ったけれど、読むの疲れてしまいモヤモヤが残る作品でした。
自分のホロスコープを詠みたくなったのでそこは星2。
猫が現れるところとか、スイーツの描写とか、不思議な空間とかそういった幻想的な描写が悲しいくらい
物足りなかった。
これが重版されているのが信じられない…
作家に対して相性はあるだろうけど、今後この方の作品を