桜田千尋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レシピ帖の方を先に見てしまったんだけど、元のこちらも読んでみた。
好きだった近所のお兄ちゃんに彼女ができて失恋。ありがちな話だなあと思ったらその後があった。話自体はまぁありがちとはいえ、短い4章で何とかうまくまとめてある。おいしいものを食べて癒されるという、最近ありすぎてうんざりなモチーフは脇役で、それとは別にちゃんとドラマが存在しているのがいい。
イラストも基本的にはきれいなんだけど…例えば表紙、背景の満月と夜空のキラキラはいいとして、ホットケーキやコーヒーや机の上までキラキラは必要だろうか?他にもある。皿の上のワッフルに粉糖はいいけど、その皿の何も乗せてない部分と皿が乗ってる机の上もキラキラ。『空色ビール星空』ジョッキの中のキラキラは星空の表現だけど、ジョッキの外側の空間にキラキラはいらない。きれいなグラデーションの夕焼け空にキラキラは不要。キラキラはここぞというところに入れると効果的なのだが、この本は過剰。黒い家具の上に乗っているホコリを払い除けたくなるような、そんな気持ちなることが何度かあった。
4章構成で春夏秋冬、春はどうせなら桜の木の下、夜桜の下の満月珈琲店がよかったなあ。冬は全然冬っぽさがない。
鬱陶しいキラキラが残念。お話は星3.5、絵が2.5といったところで星は3つ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社食が美味しそうで楽しそうなのは羨ましい限り。
自分のところは、作中にも出てきた昔ながらの質より量より派なので、女性だと利用しづらい場所。
こういう社食は憧れである。
出てくるメニューも割と細やかに描写されているので、どのメニューも本当に美味しそうだった。
特に昔ながらのナポリタンは作中食べてみたいナンバーワンメニュー。
関わるエピソードも含めて、一番印象深い話。
恋はなかなか実らないものと、しみじみ思った。
杏子が再会を願っている「藤の君」が誰なのか。
社食に関わる騒動の最中でも、彼探しを諦めていない彼女である。
その割に、その恋愛フラグは最後まで立ったような立たないような、中途半端な感じになってしまうが。
頑なに社員証を出さないキャラがいるし、ある意味王道的な展開なので、「藤の君」が誰なのか想像はつく。
つくのだが、核心的なところまでは結局ツッコミを入れきれないまま終わってしまって、ちょっと物足りなかった。
恋愛話よりは、美味しい社食に関わるお仕事小説としての方に重きが置かれている、そんな感じがした。
それが証拠に、杏子の視点ばかりではなく、第三者の視点で進む場面もそれなりにある。
そこが面白くもあり、同時にもったいない部分でもあったと思う。
第三者の視点を入れるのなら、社食メンバーも多数いるのだから、彼らの誰かを主軸にして主人公交代制でも面白かったかも。 -
匿名
購入済み評価が高かったので
評価が高かったので購入しました。この方の作品初読み。
いや~…読みづらくてなかなか進めませんでした…
文章がわりとぶつ切りで読点が多すぎて息切れしそう。
せっかくのイラストスイーツ、どんなステキな文章の描写かと思ったけど全然表現できてなくてがっかり。
なんとか読み切ったけれど、読むの疲れてしまいモヤモヤが残る作品でした。
自分のホロスコープを詠みたくなったのでそこは星2。
猫が現れるところとか、スイーツの描写とか、不思議な空間とかそういった幻想的な描写が悲しいくらい
物足りなかった。
これが重版されているのが信じられない…
作家に対して相性はあるだろうけど、今後この方の作品を購入することはないだろうな。
もっとこなれて上手で面白い作家さんたくさんいるもの。
ストーリーはともかく、筆力のない作家さんのは読めないです。
桜田さんのきれいなカラーイラストだけの本が欲しいなあと思いました。