いちかわはるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
優等生と問題児のぎこちない青春物語2巻目。
あーこれは難しいなあ。
自分にとって特別な女の子が無理してたり、辛い状況にあることを知った時、なにができるだろう?
まだ学生ですべてを解決できるような力も能力もなく、それでも仕方ないで済ますことができない時は?
直哉が選んだのは自分をさらけ出して江南さんに信じてもらうこと、その上で頼ってほしいと伝える事だった。
うん、なかなか現実的な展開でそれはそれでよかった。
ただラノベとしてはもうちょい踏み込んだ展開があっても良かったかなと思う。
物語としてもずっと江南さんの秘密主義な態度に関するお話メインで、結構一本調子な展開だったかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルから説教イベントを経て女の子が懐いてきゃわきゃわするラノベ的なお話を予想して読んだら意外とシリアスで落ち着いた読み応えのあるお話だった。
その原因は主人公にもヒロインにもけっこう重たい事情を抱えていることと、ヒロインがなかなかクールな性格だった事だな。
なのでタイトルの”めちゃくちゃ懐かれた”は若干大げさでは?と思う。もっともヒロインの性格的にはこれでもめちゃくちゃなのかもしれないけど^^
でも二人がその出来事からだんだん近づいていく様子が主人公の心情の変化も含めてとても自然でドンドン話に惹き込まれていった。
うん、面白かった。
この巻ではまだようやく二人が二人でいることになれたとこ -
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購入済み
評価が難しい
ラノベ作品として考えれば低評価、小説として考えれば高評価。
先品の作りとしてはラノベの域を越えてるし、内容も軽くは無い。
ある意味「ジャンルエラー」かと。
恰も、ベテラン作家さんが作る作品。
読み応えはある。 -
購入済み
不思議
ストーリーや構成は巧い。
そして、内容に惹き込まれる謎の感覚。
多分、今巻で終わるのではなく、続巻が出るとは思う。
って言うか、個人的に続きを読みたい。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ稀代の魔法使いソフィが営む引っ越し屋の物語第2巻。
1巻と同じ連作短編の形式ながら、それぞれの話の繋がり方がすごかった。
今回の3つの話はどれも家族の愛情について描いたもので、最後のユーリの話では、父親である魔王から兵器として扱われていたという悲しい展開ではあったが、実はそれが回りまわってシャロンの両親の話に繋がる。自身は親からの愛情を受けられなかったユーリが、間接的に他の家族を救う。それはソフィが天空城や過去でユーリに愛情を向け続けたからであり、遠い未来にユーリを救ったのもソフィの愛情によるもの。この愛情の輪廻が感じられる物語だった。 -
購入済み
ひねくれ者な陛下
クリスティーナと言う人物を知ろうとしないマクシミリアンは上に立つ者としてダメダメ君ですね
以前の聖女がとんでもない女だったのでしょうけど人はそれぞれ…
とにかく目の前のクリスティーナを見極めて早くラブラブになってほしいです -
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ネタバレ 購入済み
あはは
筋肉大好き聖女、騎士団の寮母となり、幸せのあまり聖なる力に目覚める、というお話です。もう、題名を見るだけで中身がわかりますね。彼女を貶めた義母や義妹、婚約破棄して彼女を断罪した王子も、結局平和ボケしていただけで、ピンチが襲ってきた時反省して、自身の罪を受け入れていたので、まぁ、悪役としても二流かな。結局、愛する女性と結婚できず、その息子も手放してしまっていた国王が望み通りに聖女も後継者も手に入れて喜んだということですね。
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購入済み
ルルーシェの精神は鋼というか…ちょっと特殊で変わっていて読んでいてとても面白いです。でも、なにか裏があるような内容なような…という雰囲気がします。
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ネタバレ 購入済み
練習試合
剣術部の練習試合の見学に来たルルーシェはザフィルト親衛隊とのイザコザを警戒して、遠くから見学していましたが、やはり遠くからでは技術向上のためにはあまり参考にならないようです。うまい具合(?)に体調を崩した選手と遭遇したルルーシェが、その選手に代わって試合に出ることで、実戦を体験することにしました。相変わらずルルーシェは型破りな行動をとりますが、男の汗臭い鎧をつけて彼女は平気なのでしょうか?