あらすじ
王都の片隅で小さな引っ越し屋を営む少女ソフィは、王国一の天才と謳われる魔法使い。どんな荷物も難なく運ぶ彼女のもとには、今日も特別な客からの依頼が舞い込んでくる。
ある日やってきたのは、こっそり隠居したいという「老いた勇者」。お屋敷いっぱいの家具や宝物はミミックに収納して運び、呪われた魔剣もきっちり封印。更には、引き留める人たちとのこじれた縁も綺麗にほどいてみせて――?
剣と魔法の世界で紡がれる、出会いと別れのファンタジー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最近ラノベにハマり、電子書籍で読んでるが、凄い良かった!タイトルだけだと失礼ながらファンタジーな引越しの話しなだけと思ってたら、めちゃくちゃ泣けた
泣かされました。
王都の片隅で小さな引っ越し屋を営む主人公の少女ソフィがファンタジーならではの方法で、引っ越し屋をする物語。
各話は独立した短編ですが構成力が高く、最後に各話が収束して見せる景色に泣かされました。
ただ家具を運ぶだけじゃない。
一癖も二癖もある依頼人の「こじれた縁」や「未練」に焦点をあてたヒューマンドラマが展開していきます。
——引っ越しには、出会いと別れがつきものです。
そんなセリフが似合う、感動ものの物語を届けてくれる。
それが、「魔法使いの引っ越し屋」だと思う。
Posted by ブクログ
当代最高の魔法使いが営む引っ越し屋の物語。
引っ越しの出会いと別れにフォーカスして、依頼者が前を向いて新たな生活に臨めるようになるところまでフォローしてもらえる。
依頼者の悩みを魔法でガンガン解決するというより、結構泥臭くアプローチしていくので、最後引っ越しが完了したときは感動する。
世界観も良くて話も良いので、今後も新刊が出たら読みたい。
勇者のその後
魔王をやっつけた勇者のパーティがその後どうなったのか。色々なお話で語られていますが、このお話の勇者の姿にも胸打たれます。人生の後半戦に突入している身としては、共感できる部分も多くありますね。作中のドワーフとエルフの夫婦のお話もとても素敵でした。続きが読みたいですね