三島憲一のレビュー一覧

  • 資本論 第一巻 上

    Posted by ブクログ

    深々と多様な視点から読み解ける沼のような本で圧巻。
    経済学視点からの読み解きも当然ながら、社会学やジェンダーにも通じる思考の型。相対性、構造的な枠組みの中で絡み取られる資本主義下に生きる我々の生の本質。
    サルトルとかバタイユとか思い出した。
    再度読み直したい。

    0
    2025年03月25日
  • 資本論 第一巻 下

    Posted by ブクログ

    マルクス読めて超嬉しい。
    近現代の思想、社会、哲学などの人文系を読むと必ず出てくるマルクスという名前。
    資本主義的生産様式のうちに絡み取られた人間の生の虚しさについて。
    なぜか下巻から読んでしまった。

    0
    2025年03月15日
  • 学問の自由が危ない

    Posted by ブクログ

    どの論考にも強い危機感が示されている。なかでも内田樹氏の論考はもっとも説得的だった。私が近年感じている「政権はまじめにやっていない」という印象はなぜ引き起こされるのか、これを読んで得心した。異議申し立てという人間の力を奪う数々の営みが粛々と進んでいる。

    0
    2021年02月28日
  • 学問の自由が危ない

    Posted by ブクログ

    学問の自由は私たちの生活とも関係している。学問をすることが自由なのもあるが、学問はそれ自体国の権力から自由で独立したものでなくては、また再び、戦争に使われる可能性がある。過去の過ちを繰り返さないという学者の決意から生まれた学術会議の経緯を知っていれば、今回の件は学者集団にとって、赤信号であるとともに、私たちの身にも危険が近づいていることを示している。
    さまざまな学会から声明が出され、報道を賑わせたが、最近また忘れられそうになっている気がしてならない。しかし、このことは決して忘れてはならない。
    個人的には内田樹さんの部分が、自分が薄々感じていたことをはっきりと明文化して提示されたようで戦慄が走っ

    0
    2021年02月17日
  • パサージュ論 二

    Posted by ブクログ

    ベンヤミン『パサージュ論』とのそもそもの出会いは、笠井潔の『群衆の悪魔―デュパン第四の事件』だ。
    それは、パリの街を舞台に探偵オーギュスト・デュパン、ボードレール、バルザック、ブランキなどのビッグネームが活躍するミステリーで、その中でベンヤミンと『パサージュ論』について触れられていたのだ。
    この巻は、先日、『悪の花』、『ボードレール パリの憂鬱』の二冊の詩集を読んでもあまりピンと来なかったボードレールがテーマの巻ということで、案の定取り付く島もない感じではあったが、かろうじて心に残った断章を引用しておきたい。


    《一八四〇年ころのユゴーについて。「同じころ、彼は、人間が孤独を好む動物だとすれ

    0
    2022年01月09日
  • パサージュ論 五

    Posted by ブクログ

    ベンヤミン『パサージュ論』の最終巻だが、そもそも未完の書物なので完結編という訳ではない。
    だが、この書物は、未完の断章形式であるということそのものによって、永く生き延びるのではないだろうか。
    一つのストーリーによって、全ての断章が論理的に並べられ、不要なものは刈り込まれ、首尾一貫した一冊の書物としての完成をみていたとしたら、あるいはこの書物は、とっくに古びて打ち棄てられていたかも知れない。
    断章であるが故に、その一つ一つが、様々な角度からの光線に、いつまでも七色に煌めいているのではないだろうか?/


    ここでも、想起されるのはタイムラプス撮影で撮影した雲の映像だ。
    丘の上に固定されたカメラから

    0
    2022年01月09日
  • パサージュ論 一

    Posted by ブクログ

    ベンヤミン(1892年〜1940年)は、ドイツの文芸批評家、哲学者、思想家、翻訳家、社会批評家。
    代表作:『複製技術時代の芸術』、『写真小史』、『パサージュ論』。/
    《1940年、ナチス・ドイツ軍はパリに侵攻した。亡命中のベンヤミンは膨大な未完草稿をジョルジュ・バタイユに託して、パリを脱出する。》
    だが、アメリカへの脱出に失敗し、スペインの国境の町で服毒自殺を遂げた。/

    『パサージュ論』の構成: 
    Ⅰ パリの原風景 
    Ⅱ ボードレールのパリ 
    Ⅲ 都市の遊歩者 
    Ⅳ 方法としてのユートピア 
    Ⅴ ブルジョワジーの夢 


    断章形式なので、驚くほど読みやすい。
    僕でも読めると

    0
    2021年08月27日
  • 学問の自由が危ない

    Posted by ブクログ

    法的に見て明らかに違法な任免拒否。
    国会での議論を行わず、解釈だけでも運用を変更してしまう内閣に底知れない怖さを感じる。
    また、これを見過ごして、何も考えずに自民党に投票してしまう国民が情けない。
    再び戦争を起こす事が無いよう、この本は全ての国民に読んで欲しい。

    0
    2021年03月16日
  • パサージュ論 五

    Posted by ブクログ

    ベンヤミンの断片集であった。特に他の巻との関連があるかどうかはこの巻だけでは不明であった。メディア論と関係があると思って読んだが特には関連は見いだせなかった。スマホからの記載ができなかった。

    0
    2021年11月08日