春野薫久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
各地の廟を調べる月季たちの旅は続く。今回は廟守の惨殺死体が見つかった廟の調査。調べるうちに絹織物で潤っているように見える町の豊かな絹商と、気の毒な織子の姿が見えてくる。役所で調べ物をする霊耀と、蘇訛里に対して、じっとしているのが苦手な渓と月季は現場を調査する。適材適所?食べ物屋では、量が多い料理を前に、食べられるかしらと思いながら、その味が気に入るとご飯が進む様子など、美しいだけでない頼もしい月季が良かった。霊耀が好きそうな味だから食べさせてあげたいとか、色違いでおそろいの袋をあげたり(春草に言われてではあるが…)、渓が、「霊耀はなんだかんだ、あんたに甘いんだよ」と言うと、「どの辺が?ねえ」と
-
Posted by ブクログ
ネタバレ巫術師、術を用いて霊鬼を退ける者。
幽鬼は見えるが払えない若君。幽鬼が襲ってきてピンチなとき、董月季登場。
黒衣の巫術師、董月季。
若君、霊耀。
董月季、霊耀の許婚。
楊柳島で旅館を営む主人。彼に女の幽鬼が取り憑いている。董月季、島に行って調べてミヨうと思う。
烏衣は燕の別名。黒い袍に白い腰帯を纏う巫術師も烏衣。
黒衣じゃない董月季の服装。許婚として訪問したので失礼のない格好。
董月季「すこし派手だっかしから」
霊耀「さあ。俺は婦女子の格好の善し悪しなど分からん」
董月季ら怒った顔でジト目。→絵は全体的に悪くないかな。
清芳楼の主人、鼓方洪。
幽鬼さ、東鼓家の末娘。数日前に -
-
ネタバレ 購入済み
パルリエ公子とベルナルデッタ嬢の2人素敵でした。
舐め腐っていたサウリが最後は姉としっかり目を合わせていたシーンが印象的。
王太子よりもセラフィーナの方が一枚上手なの良かったし、最初はなんだこいつ?と思った殿下の真相が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ烏衣の華シリーズ3作目。
月季、霊燿、渓は帝の勅命で、
賭博の街で頻発する行方不明と
伝染病で全滅した村の廟の関係を調べに向かう。
蘇訛里という少数民族出身の補佐役、というかお目付け役と、
月季の侍女の春草、霊燿の従者の寒翠と大所帯。
街に入るや否やついてきた、殺された博徒の幽鬼が助けとなって
賭博の街と失われた村の秘密を明かす…。
幽鬼をスパイに使うのは笑えたが、
その幽鬼と同じく幽鬼になってしまっていた友が
共に旅立っていった場面は良かった。
さて、人間を体ごと食らう「神のなれのはての化け物」とは
かなり手ごわい相手になってきた。
風変わりな鬼卜師がラスボスなのか?
旅に出たというの -
Posted by ブクログ
ネタバレ烏衣の華シリーズ2作目。
前作で訪れた島で知り合ったの巫術の才能のある男、渓が仲間入り。
これまた座学は苦手だが実践が得意というタイプで、霊耀の劣等感を刺激する。
月季は、香炉に取りつきその持ち主を殺していた女の幽鬼を祓うが、
悲しみと後悔に満ちた瞳が忘れられず、
その正体を知るため、霊耀、渓と女の住んでいた村へとおもむく。
村ではかつて飼い猫を使い魔として人殺しをさせていた村だったが、
なぜ巫術師でもない女が猫鬼を作り得たのか…。
自分には何かが取り憑いていることを祖父に明かせた月季だが、
取り憑いているものの正体が、地方で起きている怪事とつながりがあるらしく、
帝にその怪事のもとを祓 -
-
Posted by ブクログ
地方で起きている異変の調査に向かった月季たちが、流行病で村人の多くが亡くなり廃村となった村を調べ始めると、賭博で栄えている町を牛耳る胴元らからの妨害が入る。殺されたごろつきの霊の案内で真相をさぐる。村の洞窟に黒い大きな化け物が…。相変わらず月季の術は冴えていて、霊耀は頼りになるが、二人の関係はなかなか進展しない。霊耀の鈍感さにはちょっと残念な気持ちに。そこも悪くはないのだが。最後には渓にまで、月季を巫術師ではなく、女として扱うようアドバイスされる有様。でも、かんざしを駄目にしてしまった月季に新しいものを贈り、髪に挿してあげたのは良かった。春草と一緒にニヤニヤしてしまった。月季の心が弱っていると