春野薫久のレビュー一覧
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揺るがない女子は強い!
可愛くて健気な聖女は間違いなくヒロイン要素満点。
世間では、巷で流行っている物語に準えて聖女に対する3人の令嬢を「悪役令嬢」と揶揄する。
イメージ通りと言いつつ、無責任かつ不敬極まりないその噂話に令嬢たちは揺るがない。
王太子の婚約者で侯爵令嬢セラフィーナは、噂など些末な事、聖女を意識するなど馬鹿馬鹿しいと揺るがず。
子爵令嬢サンドラは自分の道を進むべく、自身の婚約者を切り捨てた。
彼女たちの意思の強さと揺るがない思いに共感する事しきりです。
聖女の教育係たる侯爵令嬢ベルナルデッタはどう出るのか? -
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コミカライズより
悪役令嬢と噂され、愛なき政略結婚をするなんて、王子様可哀想!
と暴走する聖女候補が最終的にメンタルつよつよ令嬢を3人作る話。
コミカライズで、この大人しそうな娘さんはどんな役回りだろうかと思ってたけど、そうきたか〜。 -
ネタバレ 購入済み
感動の大団円
神様の正体。神話の真実。登場人物の選択。取りこぼしなく、しっかり完結。各々がきれいごとではなく、迷って、悩んで、怒って、自分のために進む。まさに力を合わせて迎えるクライマックスは胸が熱くなりました。
基本的に王道展開の中、アマルダの迎える、いわゆる「ざまあ」もなかなかです。神たる辛辣さ。
最後まで書籍で読むことができて満足です。