春野薫久のレビュー一覧
-
購入済み
2巻になったら深化していました
一巻の始まりはテンプレの悪役令嬢転生もの、という設定がありましたが、2巻になったらだいぶ方向性が変わっていました。
あとがきで筆者が述べているように、コミカルに社会の表に出てきにくい問題なども提起したい、という思いを強く感じました。
その熱量が多いので、主人公の行動はますます破天荒になって、これはこの旦那様では、ちょっとやそっとでは太刀打ちできそうにないわね、というレベルではあります。
主人公が疑問に思っている問題は、一筋縄ではいかないものばかりで、主人公が言うように「種を蒔く」、そして徐々に解決策を考えるしかないでしょうね。
でも、自分も次世代に期待します。いろいろな事例から、最適解を探るしかないでしょう。
-
匿名
購入済み揺るがない(悪役)令嬢の見本市
作者様の前作に嵌り過ぎて今作品を読むことを躊躇っていました。コミカライズを試読したら面白く感じたのでWeb版へ読み進み、あっさりど嵌りし辿り着いた、という…
今作品は、愛って感情的なものという決めつけを、爽快にきちんと外してくる王太子さんとその婚約者さんの物語を主軸にオムニバス展開されていて、とても面白かったです! 何度も読み返したくなりました。
そして絵もめちゃくちゃいいです! 表紙絵と内扉の絵が同じ構図なのに少し変化しているということに読了後に気付き、作者様と絵師様の遊び心にやられたって気分になりました笑。絵師様の挿絵もとても綺麗なタッチで、四者四様の可愛らしいあの一枚がとても良かったです。
ただ一箇所だけ、気になった言葉遣いがありました。
>役不足
「役者不足」では? 語られている人物を持ち上げるのであれば「役不足」でしょうが、その人物の評価を下げて言う流れなので「役者不足」が正しいように読めた箇所がありました。わたくしの認識が間違っていたら大変申し訳ありませんが、その箇所の違和感が変に残りました。 -
購入済み
爽快です。力技ですが。
あとがきにあったように、web版では賛否両論あったというのは分かる気もします。
主人公の無茶振りは痛快で面白いのですが、ありえないくらい強引で力技なので、そして乱暴とも言えるので、そこは引いてしまいますが、そこを差し引いても面白いです!
そして、世の中の理不尽や旧態然とした部分への怒りを感じます。そこが共感できる部分でもあります。
だから主人公の極妻以上?の啖呵や力技の立ち回りも許せてしまいます。むしろ、もっと言ってやってもいいかも?と思うかも。
続巻はまだ読んでませんが、期待します。 -
購入済み
揺るがない女子は強い!
可愛くて健気な聖女は間違いなくヒロイン要素満点。
世間では、巷で流行っている物語に準えて聖女に対する3人の令嬢を「悪役令嬢」と揶揄する。
イメージ通りと言いつつ、無責任かつ不敬極まりないその噂話に令嬢たちは揺るがない。
王太子の婚約者で侯爵令嬢セラフィーナは、噂など些末な事、聖女を意識するなど馬鹿馬鹿しいと揺るがず。
子爵令嬢サンドラは自分の道を進むべく、自身の婚約者を切り捨てた。
彼女たちの意思の強さと揺るがない思いに共感する事しきりです。
聖女の教育係たる侯爵令嬢ベルナルデッタはどう出るのか?