あらすじ
『廃屋令嬢』と蔑まれても誇りを失わず生きてきた雛は、冷酷な実業家の鷹と、契約でのみ結ばれた夫婦となった。けれど雛はその賢明な生き方で鷹を助け、鷹もまた雛に利用価値以上の、暖かな何かを見出しつつあった。
巷で浅草十二階が賑わう時分。宝石事業の展開に腐心する鷹のもとに、かつて彼を裏切った元婚約者の寧々が、資金と家柄を持って現れる。彼女は復縁を条件に、援助の契約を交わすという。そう、この嫁入りは契約だから、花嫁は自分でなくて良い。気付かされた雛に、鷹が示した態度は――?
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
始まりが契約結婚な事から、二人揃ってそこから逸脱できず、自らの感情にも疎く、関係が殆ど進まないためジレシレ感が酷い。
華族や事業、財産、血筋等の抗争が激しめでそこは面白いです。