【感想・ネタバレ】侯爵令嬢の嫁入り 三 ～その運命は契約結婚から始まる～のレビュー

七沢ゆきの / 春野薫久

かつて『廃屋令嬢』と蔑まれた雛は、冷酷な実業家の鷹と、契約により夫婦となった。雛の母の形見を取り戻す約束は果たされ、鷹の元婚約者に花嫁の座を脅かされてなお、二人は今も夫婦であり続けている。契約を超えた繋がりに、まだ気付こうとしないまま――。
初秋、転機は訪れる。土岐宮家当主たる御大が、ついに本家の後継者を決めるという。御大の“謎かけ”を解くため、鷹と、異母妹弟の春華、祐樹が競い出す。鷹にとって雛との結婚は、当主の座を手にするための踏み台に過ぎないはず。その時、雛の運命は……？

[ブクログ · ★★★☆☆]

二人のやり取りがもどかしい通り越してもうええよ、な気持ちになりました。春華ちゃんがいいこになりすぎて、涼介さん絶対ウラあるやんて疑ってごめんなさい