カシワイのレビュー一覧

  • 花屋さんが言うことには

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    美大を卒業してデザインの仕事を希望していた紀久子はブラック企業で2年働き退職。たまたまファミレスで花屋のオーナーに出会いバイトで雇われることに。花屋の仲間、お客さんはいい人ばかり。縁あってデザインの仕事も舞い込んでくるようになる。花言葉を意識して花を買うのも素敵だった。

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    2025年06月10日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    深緑野分作品の中には雑誌で発表しているが本になっていない作品がいくつかある。今回は「石のスープ」が収録されていると言う事で即買いした。帯には「人類と食にまつわる8編のSF小説アンソロジー」と書かれてあった。しかも、この本には人間六度と新井素子の書き下ろしも収録されているのでお得感満載。他の5人は初めて見る作家。書き下ろし作品以外は全て「集英社WebマガジンCobalt」で公開されたものとのこと。このマガジン名は初めて知った。また帯には「豪華執筆陣が贈る空想科学ごはん小説」と書かれてあった。私の知っている3名以外の人も豪華執筆陣なのか。知らなかった、後で読んでみよう。

    〇 石のスープ/深緑野分

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    2025年05月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」のオマージュかと思ったけどそうでもなく。ほんのりディストピアな舞台は多かったけど。
    SF飯って完全栄養食の普及で世界から失われたグルメにであった主人公感動!みたいな流れが鉄板だと思っていたんだけど(実際そんな物語が半数くらいだけど)そうでもない感じの話もあってよかったです。

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    2025年05月18日
  • 花屋さんが言うことには

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    お花の知識が全くなかったのですが、こんなにもお花って奥深いんだなと驚きました。
    綺麗なお花に囲まれて素敵だと思っていましたがお花屋さんがとってもハードワークであることも初めて知りました。

    この本をきっかけにもっとお花について知りたいです。

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    2025年05月07日
  • 花屋さんが言うことには

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    読み終わった時、置かれた場所で咲きなさいと言ったのは誰だったかなと思った。調べてみるとマザーテレサのようだった。本書には、その言葉のように花屋で働く人たちや、お客さんがたくさん来る。

    主人公の紀久子は美大卒。ブラック企業を辞めたばかりの24歳。花屋の店主に声を掛けられたことからアルバイトとして働くことになる。デザインの技術を活かせる再就職先を探しながら、といいつつも結果的には花屋さんで正社員にでもなるのだろうと思ったのだが。

    働く場所にこだわる必要はない。
    自分の能力はどこでも活かせる。

    両親の介護で国語教師を続けられなかった光代は、花屋で短歌を活かした。アルバイトで農大の研究助手ハガく

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    2025年04月20日
  • 花屋さんが言うことには

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    ブラック会社から花屋のバイトに転職した主人公の、全体的に優しい物語。ちょっとご都合展開が多いなとも思うけど……笑 まぁこれくらい優しい方が読みやすいかな。めちゃくちゃ嫌なキャラもいないし。そもそもそこまで感情移入できる深堀は無い。
    文章がかなり若い子向けというか、地の文も俗っぽい言い回しが多いから小学校中学年〜中学生くらいの子が一番楽しめると思う。読み応えが欲しい人向けではないかも。
    でも優しめで面白くはありました。

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    2025年03月29日
  • 花屋さんが言うことには

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    表紙の装丁が美しく、花屋さんの話に興味があって読んだ本。
    ブラック企業で働き、身も心も疲れてしまった紀久子が会社を辞め、偶然出会った「川原崎花店」を経営する李多の勧めで、花屋でバイトすることに。
    そこで出会う、従業員とのやりとりや花に囲まれた環境で、疲弊した心を取り戻していくお話。
    花屋のお話なので、たくさんの花が出てきます。
    それにまつわるお話も興味深い。
    話の内容は若干単調で、大きな出来事は起こらず、安心して読み進められます。
    最後に伊福部さんとはどうなったのか気になる。

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    2025年03月16日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    うーん。なんと評価したらいいのか、わからない。
    短編集だけど、全体はゆるく繋がっている。
    面白いのもあれば、イマイチなのもあった。
    ラストがなぁ、なんとも言えない。難しい。

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    2025年03月04日
  • 直感とちがう数学

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    数学なので、算数の基本知識があることを前提とした問題。小学校高学年で学ぶ確率がわからないと、答え解説のなんでこの式になるの?からもうわからない。

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    2025年02月16日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    天神、悪魔、幽霊、人間が不思議に絡み合う物語。 不慮の死という重く暗くなりがちな題材なのにどこかふわふわとしているのはそういう描き方をしているからなんだろうな。 おかげで自分だったらどうするだろうと考えながらも死の暗さに引きずられることなく穏やかな読書になった。

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    2025年02月13日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    みずみずしい思春期の心の機微を描いた短編集。黒野くんが言うように人間は面白い。色々な感情に振り回されて縛られて。それでも誰かに話を聞いてもらえたらきっと楽になることもある。クロがそうだったように…

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    2025年02月05日
  • さよならの向う側 ’90s

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    シリーズ4作目は90年代が舞台。 
    この時代を生きていた人にとっては懐かしいものがたくさん登場。電話ボックス、ファミコン、カセットテープ…時代を感じる。
    短編のタイトルも当時のヒット曲になっていて懐かしい。
    今回は短編連作になっていて、この世に戻ってきた場所が同じ。登場人物がリンクしていって、視点が変わるのが面白かった。案内人の佐久間も自らこの世に戻ってきて、会いたい人と再会できた。いい感じにまとまっていたけど、シリーズはまだ続いて欲しい。

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    2025年01月27日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    小野寺作品では久々にダークな面がフォーカスされた作品であった。まぁやはり心がほんわかする作品の方が良いな。

    帯を見てみたが、怖い中にも確かに小さい温もりはあったかも。

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    2025年01月12日
  • さよならの向う側 ’90s

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    さよならの向こう側シリーズの90年代!
    ウォークマン、ファミコン、ノストラダムス、2000年問題…あったなぁ。
    最初から最後まで懐かしいワードがたくさんでした。

    死後、条件付きだけど会いたい人にもう一度会えるとしたら…。
    普段意識してなくても“もう二度と会えない”ってなったら、切実に伝えたいことや会いたい人はいると思う。

    どんな人にとっても、最後の再会は救いになると思う。でも、最後だからこそ苦しい…。
    読んでいて涙が込み上げてきました。

    何度も思い出して、懐かしむ特別な時間。
    大切な人と過ごした時間は、どんな小さな日常でも、思い出すだけで温かで幸せな気持ちにしてくれる。

    作中に出てくる

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    2025年01月03日
  • さよならの向う側 ’90s

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    「君がいるだけで」
    「Tomorrow never knows」
    「チェリー」
    「First Love」
    「ラストチャンス」
    5話の短編とボーナス・トラックで構成された連作短編集で『さよならの向う側』の新シリーズ。

    懐かしさがふんだんに詰まった本作。

    90年代にヒットした名曲の数々や、ウォークマン、カセットテープ、ファミコンなど、あの時代の世相が背景に描かれていることで、ノスタルジーに浸りながらの読書時間だった。

    そして今回も最後の再会シーンでは胸が一杯になる。

    人生一度きり、だからこそ後悔しない生き方をしたいと切に思う。

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    2024年12月26日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    図書室から借りた。中3の冬休み中に。

    人と関わることって、いいなと改めて感じた。

    特に、最初好き。

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    2024年12月29日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    短編集で最後の書き下ろしで総括といった作品。
    さらりと読めて面白いし、これまでに『まち』『ひと』『いえ』を読ませていただいたが、こんな感じのストーリーも書けるのかと、上からみたいになってしまうが感心しました。一作一作短い作品ではあるけれども、情景が目に浮かんで、時にうるっときてしまったりと、次へ次へと止まらなくなるくらい、読み進めるのが楽しかったです。

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    2024年10月23日
  • 天使と悪魔のシネマ

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    自分が死んだことに気づかない、とか気づいてて最後のお別れに自分の家族や彼女に会いに行ったり、それが天使や悪魔の仕業だったりいろんなパターンがあって読み飽きなかった。

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    2024年09月22日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    思春期の揺れる気持ちを繊細に描いている。入試で扱われるのもなるほどの良品(複雑な感情の話など聞いていられないような子には把握は難しかろうね)。群像劇。みんな色々ありつつ、ドラマチックなことは起こらないけど、いずれ卒業。中学は短くて慌ただしいね。

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    2024年06月23日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    新船中学校を舞台とした連作短編で、大袈裟な話はなく、だからこそ読む人が登場人物の誰かに共感できるような内容だと思います。
    「自分もこんな事に傷ついた」
    「自分もこんな事で傷つけたかも」
    と懐かしんだり反省したりしながら読みました。

    「タルトタタンの作り方」で
    「ぼくらは自分のままでいたいだけ。そうあるように、ありたいだけ。
    それを、関係のないだれかに、勝手なこと、言われたくなかった」
    という言葉を、ヒリヒリするような中学時代を送っているみんなに送りたいです。

    カシワイさんの繊細で軽やかな絵も作品に合っていて感情移入しやすかったです。

    この作品が好きな人には村上さんの「キャンドル」もとても

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    2024年06月14日