カシワイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さよならの向こう側シリーズの90年代!
ウォークマン、ファミコン、ノストラダムス、2000年問題…あったなぁ。
最初から最後まで懐かしいワードがたくさんでした。
死後、条件付きだけど会いたい人にもう一度会えるとしたら…。
普段意識してなくても“もう二度と会えない”ってなったら、切実に伝えたいことや会いたい人はいると思う。
どんな人にとっても、最後の再会は救いになると思う。でも、最後だからこそ苦しい…。
読んでいて涙が込み上げてきました。
何度も思い出して、懐かしむ特別な時間。
大切な人と過ごした時間は、どんな小さな日常でも、思い出すだけで温かで幸せな気持ちにしてくれる。
作中に出てくる -
Posted by ブクログ
新船中学校を舞台とした連作短編で、大袈裟な話はなく、だからこそ読む人が登場人物の誰かに共感できるような内容だと思います。
「自分もこんな事に傷ついた」
「自分もこんな事で傷つけたかも」
と懐かしんだり反省したりしながら読みました。
「タルトタタンの作り方」で
「ぼくらは自分のままでいたいだけ。そうあるように、ありたいだけ。
それを、関係のないだれかに、勝手なこと、言われたくなかった」
という言葉を、ヒリヒリするような中学時代を送っているみんなに送りたいです。
カシワイさんの繊細で軽やかな絵も作品に合っていて感情移入しやすかったです。
この作品が好きな人には村上さんの「キャンドル」もとても -
Posted by ブクログ
児童文学からYAのどちらでもいけそうな小説。
ストーリーとしては大きなものはないのだけど、13歳の心の動きを、とても上手く描いている。詳細に
ではなく、ふんわりと、でもよくわかる書き方は、この作家の個性だと思う。
ドロドロの人間関係(マウンティング、ヒエラルキー、嫉妬、裏切り)を描いた小説が好きな人には向かないだろうが、人間関係も描き方だなあと思う。
二十歳の、まだ学生だった正夫くんと、七つ年上の奈菜ちゃんが、妊娠して結婚するが、出産のとき双子のうちのひとりを亡くしてしまう。でも三人家族はその喪失を乗り越えて、仲良く暮らしている。ってこの小説の背景を書いたらなかなか劇的だけど、そんな風に感じさ