庵野ゆきのレビュー一覧
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ネタバレ自由奔放だけれど随一の腕を持つ彫り手・タータと彼女のお目付け役のような立ち位置のラセルタ。ふたりは水蜘蛛族という種族で普段は人間に見つからないよう森深くに隠れ住んでいる。が、反物や塩など森では手に入らないものを探しに森の外へ出掛け、盗賊まがいなことをして生計を立てていた。
そんなある日、獲った荷物にまぎれていたのは人形のように愛くるしい少女だった。しかし子供らしからぬ言葉遣いで「里へ連れていけ」と言う。そんな少女にタータは「何ができるの?」と問いかけると「水が使える!」と言い、口ずさみ始めた旋律は【水の丹導術式】ーーそう、まだ幼さの残る少女はイシス王家双子の姉姫且つ水丹術師だった。ミミと名乗る -
Posted by ブクログ
この世は竜の創りしもの。竜あるところに豊穣あり。だが竜が病む時、彼らは破壊をもたらす。〈竜ノ医師〉とは竜の病を退ける者──。
前からずっと気になっていたシリーズ。5巻目が出たのを見て、読んでみることにした。
虐げられし民ヤポネ人の少年リョウが、その境遇から抜け出すために、憲兵から逃れて治外法権の医師団がある〈竜ノ巣〉を目指すところから始まる物語。
異世界の巨大竜×医療ということだったのでもっとかっちりした話かと想像していたが、冒頭に主要キャラクターのイラストが載っているように劇画チックで、ゆるくてフレンドリーな展開と適度なユーモアも加わる語り口にスイスイと読める。
一方、竜とその周りで勤し