庵野ゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1巻発売当初から大好きなシリーズ!前作から少し期間が空いたので、前の国での出来事を思い出すのに少し苦労したけれど、読み始めたら一気に世界に引き込まれる軽妙な筆致とスピード感は健在!
仔竜チューダがとにかく可愛らしくてたまらない。瞳のきらめき、あそぼ!と言っているに違いない表情、飛行に目覚めた喜び……それらを見守るリョウや医師団の人々の心が伝わってくる、いや自分もその一員かと思えてくるような視線のあたたかさ。チューダに振り回されて疲労困憊、愛情に溢れる竜王ディドウスの描写も相変わらず大好き。
医学や工学の確かな知識がベースにあり、そこに各国の風土や文化、竜の生態が丁寧に構築されており、さらに国や民族が変われば全く異なってくる人々の思惑が複雑に絡み合って、本当にしっかりした世界を構築されているなぁと毎回感心する。竜が支配する世界という究極のファンタジー世界でありながら、それぞれの国の「古来よりこういう地理だから竜との関わりはこうで、人々の思想はこう」というあり方が、現実に近い感覚で「あぁ、こんなことはあるよなぁ」と納得できる。
どんどん深まっていく謎、明かされていく謎、本当にたまらなく面白くてわくわくする作品。6巻も早く読まなければ! -
Posted by ブクログ
幼いチェーダの大冒険
海上での危機にハラハラドキドキ
大きな大きな鯨という敵
竜に唯一敵意を向ける海の生き物
そんな敵から幼竜を守ろうとするお姉さん竜シストラ心の強さが美しく、そして竜という愛の生き物に惚れ惚れする第6巻
お姉さん竜へ訪れる聞きにもドキドキしてしまったが、助けに来た同胞竜たちの愛に涙しそうしなった
お姉さん竜の命の危機に、母親の竜リエーデの心情を思うとすごく辛い
でも最後に、親子で寄り添う姿に涙腺がやられそうであった
カランバスへ戻る際の、竜王と女帝の飛翔
多くの竜と共に飛翔する姿はきっと素晴らしいことだろう
竜王が女帝カンテカに子育てのことで詰められてるのがクスってしてしまう笑
そして主人公リョウ君の過去にも触れる
彼がまだ、寒い場所にいた時の物語
彼の弟のような存在であった、忘れたかった少年のこと
苦しい過去だけど、彼の優しが伝わってくる
看取りの物語って最後に書かれていて、なるほどなって思った
知識があっても、看取りには後悔する事が沢山だから
リョウ君のせいではなく、彼は最期まで寄り添った側なんだ -
Posted by ブクログ
竜の医師団
どんどん 面白くなってゆきます。
翼が完全に広げられず固定した状態の仔竜チューダ
暗い海を飛び始めます。リリ レオ リョウは 空からリリ号に乗って 仔竜を探し 仔竜の身体に不時着
ところが でかい鯨が襲ってくる
子供の竜では 歯がたたない
助けの声をあげ 聞きつけたお姉ちゃん竜のシトラスが 鯨と戦う
見事 鯨を追い払った時 不意に意識をなくし
海の中に落ちていった。
チューダが必死で海に潜り シトラスの顔を波の上に押し上げる。
仔竜の助けの声を聞いた 祖母竜カテンカが他の鯨たちを引き連れて 助けにきた。
無事 陸地までやってきたが シトラスの意識が戻らない
リョウは シトラスが自分の歯を飲み込み それが気道を塞いだのではないかと推理
そのおかげで シトラスは助かる
その気道にたどり着くまでも見どころ
今回は 名門のレオを 死の医師団は 自分のところのトップに据えたい!
という政治的な思惑
リョウは 子供の頃 竪穴の中で暮らし 弟みたいだった子を助けられずに死なせた
辛い過去
をレオとニーナ氏に告白
レオは黙って抱きしめてくれ
ニーナ氏は その後 竪穴の中の子供たちを どうやって救済したか という話しもしてくれた。
おまえが助けられなかった弟みたいな子は 助からなかったんだ。おまえは ちゃんと側で看取ってやったんだよ。
と言ってくれた。
今回は 盛りだくさんの内容でした。
所々に 病名の説明がありました。
低ナトリウム血症
というところで 脱水を伴う人に真水をやると命とりになることを初めて知りました。
コミックにもなるそうです。
なんか それも見たいなあ!