アミの会(仮)のレビュー一覧
-
安定の面白さ!
秘密と言えど、中身もシチュエーションも様々で、こんな発想の仕方があるのか〜と感嘆の声を漏らしながら読み進めました。
コロナ禍の出版とあって、時世を反映しているのも特徴的。
私的には、孤独の谷が1番すきでした。Posted by ブクログ -
幸福のレシピ、横浜アラモードが特に良かった!
大崎さんの文章がとても好きです
おいしいものと想い出が合わさった、素敵なお話が多くてあっという間に読んでしまいました!Posted by ブクログ -
女性ひとりの語りみたいな話が多く、生活に何か辛いことあっても旅や美味しいもので元気になったり、変わるきっかけになったり…という話が多かったので、怖いのやファンタジーじゃない、しっとり系で手軽に手に取りたい人にオススメ。私は坂木司と近藤史恵に惹かれて読みました。
男女関係に踏み込んだ内容もあるので、中...続きを読むPosted by ブクログ -
旅と食って親和性が実に高いよね…
ひょんなことから行き違いが生じた友の思い出の地を
巡っていく旅のお話もよかったけどね。
そんなに簡単に信頼し合っていた友情は
壊れっこないものね。
それとある事情によって行くことになった
ゲストハウスのお話も印象的。
でもこれは…いろいろと考えを巡らせそうですね...続きを読むPosted by ブクログ -
アミの会による旅行本。下田、糸島、函館、サハリン、台湾、オランダ…。知らない場所、美味しそうな食べ物。こんな本読んだら旅行行きたくなっちゃうじゃん!特に良かったのは糸島の話。思わず検索して半ば本気で行きたくなった。Posted by ブクログ
-
唐突な飯テロ作品もあるので
空腹時に読むのはきついかもよ…(誉め言葉)
良かったのは、報われない恋をしている女性が
それに手を出した場合、もうダメな時点になって
勧誘した女性に救われる物語。
こういう手法って本当にあるんだよね。
多分実際にあったんだろうね。
その女性のおかげで彼女は救われるんで...続きを読むPosted by ブクログ -
色々な人達の美味しい旅が、いっぱいに詰まっている。ちょっと、えっ?思うような話も有ったけれど、大好きな作家さんの、最後の二つの話が、感動的だったので、星四つ
-
旅と美味しいものがテーマのアンソロジー。
糸島の塩、台湾のパイナップルケーキ&北京ダック、アムステルダムのコロッケ。
旅で食べるものは、その空気感ごといただくので、何倍にも美味しくなる。一期一会で出会う人、風景、温度、時に音楽…様々な要素が絡み合って、思い出しても幸せな気分になる。Posted by ブクログ -
久々のアミの会だ〜!どれもこれも美味しそうな料理が出てきたけど、3話目の赤羽編がとても良かった。甘いスイーツに囲まれてこっちも幸せな気分になる。スイーツたくさん買ってアフタヌーンティーごっこしてみたい(笑)Posted by ブクログ
-
心がきゅっとなってホロッときそうなお話。
神戸の話や、最後の横浜の話なんかは特に。
ゲストハウスの話も好きかも。
なんとなく娘さんはわかったけど、そっちかって感じで。
どれも結構好きでした。Posted by ブクログ -
旅行に行きたい!
多くの人が、そう思っているだろうな。
観光して、美味しいもの食べて…
そこには「人」がいる。
コロナ禍を過ごしてきたから、その大切さが理解できる。
-
色々な話の中で、お祖母さんが生まれ育った横浜に連れて行ってもらって、家族のお墓参りにレストランで姪達と会えたりと、ほのぼのいい話だなぁと。家族の繋がりが希薄になるとありそうでない話なので、ほっこりしました。
Posted by ブクログ -
オムニバス形式の短編集でした。
旅行の想い出ごはん、故郷の想い出ごはん…
いろんな想い出ごはんがありました!
国内旅行だけかと思いきや、ドイツの想い出もありました!
コロナも出てくるので、自由に旅が出来ないことへの寂しさや悲しさには感情移入しちゃいました。
久しぶりに旅行に行きたくなりました!
旅...続きを読むPosted by ブクログ -
秋川滝美さんの「からくり時計のある町で」と、矢崎存美さんの「下戸の街・赤羽」が楽しく読めた。一緒にお店を回ってる気分も味わえるし、最後に元気になれる☆
新津きよみさんの「ゲストハウス」は見事に騙された(笑)
大崎梢さんの「横浜アラモード」はほろっとさせられて、温かい気持ちになれました。Posted by ブクログ -
味って、記憶と密接に結びついているよね。
その時の風景や、人物が鮮明に蘇ってきたりする。
アミの会は、本当に粒ぞろいで贅沢。
どれも優しい雰囲気なのもよかった。
中でも特に「幸福のレシピ」と「横浜アラモード」が好き。
「ゲストハウス」もよかったなぁ。新津きよみさんなので、ちょっとかまえて読んでしまっ...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙のタイトルが気に入って読んだ。短編物は一般小説を読んでいるとどうしても物足りなくて、かといって短編だけど、一つ一つが最後につながって..といったものもそろそろ読み飽きてって思ってましたが、いい意味で裏切られました。一話一話はボリュームがないはずなのに奥深くていろいろ考えさせられる、それでいて、結...続きを読むPosted by ブクログ
-
今回も楽しませてもらいました!アミの会(仮)のアンソロジー。
近藤史恵さんの「孤独の谷」はこわい話でしたが最後に見事にやられました。
新津きよみさんの「十年日記」は心温まる話でよかったです。
松村比呂美さんの「青い封筒」はうちでは絶対にないかもと思いました。
232ページの静まり帰ったは静まり返っ...続きを読むPosted by ブクログ