金井真紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ことわざ絵本、というか、イデオム絵本というか。古いことわざもあれば、最近の言い回しも。世界の国々のことわざと現地表記と絵が添えられている。旅コラム的なエッセイ集。「おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った」みたいな有名なものから、もっと面白いのがあるのになんでソレ?っていうのもあって、作者のツボが感じられる面白い絵エッセイ。
普段からことわざとか言い回しとか妙に好きなので使いがちだが、結構若い子にソレなんですん?と爆笑されたりするので、調子にのってさらに使ってると、すでにオートで口からでてくるようになって、ちょっと自分でもどうかとおもう。
いっとき、動画サイトなどで、猫でテーブルを拭くのがたくさんアップされていた。あれをみるたびに、このフィンランドのことわざを思い出していたのを思い出した。 -
Posted by ブクログ
ことわざだけでなく、その国の歴史的背景や言葉の特徴にも触れてあり面白かった。
面白く感じたのはタイ語には母音が9つ、声調が5つあり音楽みたいに聞こえるということ。
1番素敵だと思ったことわざはスペイン、バスク地方の「チャペラをかぶって、世界を歩こう」。これは「自分のルーツを大事に世界に出ていこう。マイノリティならなおさらそれが大事」という意味らしい。
以下好きだったことわざ
「ヒョウのしっぽを掴むな、掴んだら手放すな」エチオピア
「「やり方はいくらでもある」とおばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った」フィンランド
「月の明るいあいだに糸を紡げ」ミャンマー
「鼻が邪魔だと思う象はいない」南アフリカ
「キノコと名乗ったからには籠に入れ」ロシア
「タコのように死ぬな、シュモクザメのように死ね」ニュージーランド・マオリ
「面と向かって緑色のことを言う(緑色は自然体の意)」ルーマニア
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
好奇心とスケッチブックを手に、ことわざを集める旅に出発! マレーシアでは旅することを風を食べると言い、フィンランドではやり方はいくらでもあると猫を布巾に。エチオピアではヒョウの尻尾をつかんでサバイバル。発想にびっくり、教訓に納得。36言語の心が喜ぶことわざ、ステキな文字を、イラストとエッセイで紹介。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私たちが何気なく使っている言葉はこんなに不思議。
毎日小学生新聞の連載をまとめたもので、日本語についての色々なコラム。知っていることが多いけれども、子どもに向けて書かれているのを頷きながら読んだ。
新しい擬態語・擬音語「ふぁさっと」について、日本語で「ふぁ」のつく言葉は確かになかなかない。「ばえる」についても、濁音で始まる語はあまり良くない意味の言葉が多い中、これは褒め言葉であるという新しさ。ここらへんは、面白い発見で、自分も新しい言葉に注目したくなる。
楽しい形容詞が少なくて、暗い気持ちや嫌な気持ちを表す形容詞は多い、という指摘も面白かった。だから、嬉しい気持ちや楽しい気持ちを作文で書こうとすると同じような感想になる。だったら、嫌な気持ちを書いてみよう、もしくは、楽しくて、どう行動したり会話したのか、を書いてみよう、というアドバイスにすごく納得した。これは意外と教わっていないことなのではないか。