金井真紀のレビュー一覧

  • 戦争とバスタオル

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    第1章 ジャングル風呂と旧泰緬鉄道(タイ)
    第2章 日本最南端のユーフルヤー(沖縄)
    第3章 沐浴場とアカスリ、ふたつの国を生きた人(韓国)
    第4章 引揚者たちの銭湯と秘密の工場(寒川)
    第5章 「ウサギの島」の毒ガス兵器(大久野島)

    歴史修正主義がなんと言おうと過去は現在と繋がっていることを人の記憶や行政の記録、建造物や死者達が物語る。私達の国がどんなに酷い事をしてきたのか…直視するのはしんどいけれど、ほんわかタッチの絵と文章のおかげで情景が目に浮かぶし、おふたりが持つ「出会うべき人に出会うべきタイミングで出会うパワー」に驚かされながら最後まで一気読み。今も昔も、被害は隠され分断され広くは

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    2022年05月27日
  • 戦争とバスタオル

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    内容的にはずっしりしているのですが…
    安田さんは分かりやすく丁寧に史実を書いてくれ、金井さんの素直な感情は読んでいる無知な私に共感してくれて、お二人の文章が交互に来ることにより、本当にすんなり読めました。

    すんなり読めましたが、"こんな大切なことをきちんと知らずに今まで生きていたのか"と反省し、恥ずかしくなり、とてつもなく申し訳なくなり…
    もっともっと本当のことを知りたくなり、お話を聞きたくなりました。

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    2022年04月17日
  • 虫ぎらいはなおるかな? 昆虫の達人に教えを乞う

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    嫌いな理由は誤解からかも ゴキブリや蝿を不衛生だと思い込まされていた事発覚!人は、思い込みで生きてる。
    今日から無駄に殺さないでいいやと楽になれる情報満載の1冊

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    2025年12月02日
  • 戦争とバスタオル

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    ノンフィクションライターの安田浩一氏と文筆家でイラストレーターの金井真紀氏はともにお風呂好き。二人でタイ、韓国、沖縄、大久野島などの温泉を巡り、湯けむりの先にある歴史を紐解くという歴史紀行本。
    風呂で出会った客や温泉関係者との語らいにはユーモアもあり、癒されるが、タイトルにあるように、基調には戦争がある。日本軍が残した負の遺産について、生き証人になる方が語るところは重く厳粛な気持ちにならざるを得なかった。
    特に深刻な気分になったのは現在はうさぎで有名な大久野島の毒ガス兵器工場の歴史に関する話だ。元教諭で大久野島のガイドをしている山内氏や工場で働いていた95歳の藤本氏の語りの中には、断じて風化さ

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    2022年04月06日
  • 戦争とバスタオル

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    現代史必読書というてもよい。
    安田浩一さんのあとがき、おわりに、のところに

    排他の空気に満ち満ちた、いまの社会に対する私たちの小さな抵抗でもあるから

    と。この本の存在意義。安田浩一さんと金井真紀さんが、歩いて出会った人との貴重な記録。

    こんなコンセプトで実際にたどり着き出会い聞いて答えて聞いて書き付け、私たちの血肉に、忘れてはいけないものを刻みつけ?お二人の行動力人間力よ。
    そしてほのぼのと、人柄を感じる金井さんのイラスト。油断させて、ギスギスしないで、人や物の本質をつく。

    排他の空気に満ちたこの国の人の必読書じゃないかな。

    装丁も素晴らしい。

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    2022年07月05日
  • 戦争とバスタオル

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    ネタバレ

    今戦争を語るとしたらこういう書き方になるんだなと切り口に感動。読んでもらわないとならないものね。明治維新から第二次大戦に近い年月が過ぎているからこその文章と絵。

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    2022年01月25日
  • 戦争とバスタオル

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    「海のない湘南」寒川町、「うさぎの島」大久野島。化学兵器の製造はどうやっても正当化できない。今はなき銭湯「すずらん湯」、海を一望できる「小沓の湯」。お風呂に入ったつもりでしみじみ歴史を考える。本書の企画を満喫する。沖縄県にただ一つ残る銭湯「中乃湯」。採算度外視、切り盛りするのは1933年生まれのシゲさん。沖縄戦、そして戦後。先の大戦がここにもたらしたもの。忘れさせぬよう続いて欲しい。安田さんの粘り強い取材。想像をかきたてる金井さんのイラスト。語りのリレーはシームレスに流れる。著者のお二人と亜紀書房に感服

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    2022年01月10日
  • 日本語をもっとつかまえろ!

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    三省堂国語辞典の編纂者ならではの言葉に関する発見やモノの見方もあり、良いと思います。

    今回は、「LGBTQ」や新型コロナ関係の新しい用例や言葉についての章もあり、前の巻とはまた違った感じでした。

    可愛らしく面白いイラストも多く、子供向けの本だが、大人も結構楽しめる本だと思います。

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    2021年11月07日
  • 日本語をつかまえろ!

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    日本語のことばについてのあれこれが、可愛いイラストともに紹介されている。
    「分かりみ」や「インフルエンサー」、「令和」など、最近のことばについての解説が面白かった。

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    2021年10月15日
  • 虫ぎらいはなおるかな? 昆虫の達人に教えを乞う

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    虫好きの人たちはみな
    無理に虫に触らそうとしないのがいいね
    虫=可愛い=好きになってほしい=無理強いしない
    まっとうな好きのやり方です
    その優しさの中でも
    著者の虫嫌いはなかなか手ごわく
    相手の申し訳ない と思う気持ちがあっても
    手が動かない・・・という葛藤がコミカルです

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    2020年07月17日
  • 世界はフムフムで満ちている ──達人観察図鑑

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    多種多様な職業の人たちのお話が見開き1ページずつイラストとともに載っているのでとても読みやすい。イラストもかわいい。どの方もみんな自分の仕事にプライドや信念を持ってやられていることがよく分かるし、それを汲み取って伝えてくれる著者の方もすごい。文庫版あとがきのお話がとても優しくてよかった。

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    2026年05月04日
  • 世界はフムフムで満ちている ──達人観察図鑑

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    ネタバレ

    よく知っている職業から普通に生活していたら出会うことがない職業まで、色々な職業の達人が登場する。

    作者の切り口でその達人の仕事への向き合い方や仕事観が軽妙なタッチで描かれていて読みやすくておもしろかった。

    自分が知らない世界に触れられることはやはり楽しいと思う。14歳のハローワークの大人版のような感じがした。

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    2026年04月18日
  • 世界でくらすクルドの人たち(たくさんのふしぎ2026年3月号) 春をよろこぶ みんなで踊る

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    私はクルドの人たちについて何も知らなかった。
    この本は、クルドの人たちについて平易な言葉とカラフルな絵で教えてくれる。
    小学生向けの「たくさんのふしぎ」だけど、内容は深い。
    それにしても、作者の金井真紀さんのフットワークの良さ!

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    2026年03月21日
  • 世界はフムフムで満ちている ──達人観察図鑑

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    正直、あまり刺さらないエッセイかなと思いながらも気になって読んでみた。
    一話ごと話も短いのに、こころに引っかかるところがあった。
    自分の仕事と同じ仕事をしている人は出てこなかったが共感できたり、はっとしたさせられるところが多かった。
    「自分にしか気づかないちょっとした進化」
    日々の仕事に丁寧に心を持って取り組みたいと思った。

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    2026年01月18日
  • 戦争とバスタオル

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    もともとは世界の浴場や温泉を巡ろうという企画がぶれて(?)過去の戦争にまつわる日本の負の、そして清算できていない歴史を訪ねる旅と折衷されたような感じ。代表的なのが旧泰緬鉄道の沿線の温泉で、あの過酷な敷設工事のかたわら日本軍や関係者が整備した温泉がいまも残っているという。まさに、温泉のあるところに日本人の足跡あり、傷跡ありという感じ。そうなるとただ気持ちいいとだけは言っていられない。癒しや憩いの場も視点を変えればさまざまな背景や歴史があることを感じさせられた。
    瀬戸内の大久野島は戦中、毒ガス工場になっていたという。そこで働いた人たちは、戦後も毒ガスの後遺症に悩まされた人が少なくなかった。毒ガス製

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    2025年10月25日
  • 世界はフムフムで満ちている ──達人観察図鑑

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    ゆるーい感じで気軽に読めるお仕事エッセイだった。
    言葉や場面の切り取り方がうまいなーと感じていたら、作者の方は元々テレビの構成作家だったらしく妙に納得。

    沁みる言葉が色々あって気付けば付箋をたくさん貼っていたけど、特に刺さったのは庭師とロッククライマーの人の話かな。盲導犬訓練士の人の言葉にも思わずウルッときてしまった。

    なんとなく落ち込んだ時とかにパラっと読み返したい。

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    2025年10月24日
  • パリのすてきなおじさん

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    ネタバレ

    手当たり次第にパリに住むおじさんから話を聞こうという本。
    でも私にはかなりのカルチャーショック。
    あまりフランスの歴史に詳しくない。
    でもおじさんの話ではそこが需要なポイント。
    パリに住むユダヤ人の話。難民、移民。
    日本に住む私には衝撃的だった。

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    2025年10月17日
  • パリのすてきなおじさん

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    なんだかみんな自分の仕事や趣味に
    こだわりと誇りを持っていて
    それがとても楽しそうで生き生きとしていたなという記憶。歳をとるのも悪くないなと思えた。
    自分もすてきなおじさんを目指したい。

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    2025年10月14日
  • パリのすてきなおじさん

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    フランスの、特に植民地だったアルジェリアとの関係、ユダヤ人でありフランス人である人など、大陸の歴史の中で多様な人々がパリに住んでいる、という感じが面白かった。

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    2025年08月30日
  • 日本語どんぶらこ ことばは変わるよどこまでも

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    言葉についてのコラム集。
    見開きで読めるので、サクサク読めた。
    面白かった‼️
    金井真紀さんのイラストが良い✨

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    2025年08月25日