金井真紀のレビュー一覧
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ここに書かれていることが全てではないと思うけど、世界にはいろんな人がいていろんな文化があるんだなと思う
戦争や殺戮の話にもふれられていて、それらは昔の話ではないという事もわかる
何かの縁で日本に来たのかと思うと感慨深い
Posted by ブクログ -
著者が会って話を聞いた「達人」100人に関するエッセイ。
著者は、テレビの制作会社で働いた経験があり、仕事で聞いた話や知人とのやり取りが元になっているようです。
この本に書かれているのは、インタビューや番組のメインになる部分でなく、こぼれ話やコラムに書かれるような小ネタ。それなので、1人の達人につき...続きを読むPosted by ブクログ -
世界中に面白いことばはあふれてる!
日本のことわざも沢山あるけれど、世界のことわざも似たような意味をもつことわざが沢山
注意することとかは、同じってこと?
と思うと文化や民族、国が違っても突き詰めれば同じと思えることが面白い
ヒョウのしっぽをつかむな、つかんだら手放すな
なんて、なんとなく読んだ...続きを読むPosted by ブクログ -
パリのお洒落おじさんを紹介してくれる本かと思ったら、それ以上の考えさせられる本だった。
フランスの移民問題、戦争の歴史、宗教、人種…
おじさん(というかひとりひとりの人)を通して、その背景を知る。
とても深い本でした。Posted by ブクログ -
パリだからということでもないが、本当にいろいろな人生、考え方、生き方があるな、と感心してしまう。
パリ×おじさん、という組み合わせで、行き当たりばったりで聞き出す、その人の個性。面白い。Posted by ブクログ -
タイトルの通り、「日本に住んでいる世界のひと」にインタビューをし、その半生や日本での生活を描いている。インタビューそのものは短くまとめらているものの、その人生の濃さはしっかりと伝わってくる。楽しい話よりも、苦しい話の方が多いように思うが、その苦しさを放っておかずに、この本を出発点として、いろいろな国...続きを読むPosted by ブクログ
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731部隊と毒ガスの使用が禁止されてたのはなんとなく知っていたが、日本国内でも作っていたとは。知ることは大事。今も向き合っている人がいるのは頭が下がります。
Posted by ブクログ -
想像以上にたくさんの外国人が日本に住んでいて、それぞれいろんな経緯があって、それは本当に壮絶なものもあれば、気楽に移住してる人も。
ただやはり総じて日本は平和な国なんだと改めて感じた。
そして世界は繋がっている。
外国のあれこれは関係ないなんてことはなく、微力だし、何ができるわけではないけど、視野だ...続きを読むPosted by ブクログ -
とまれ、モルディブには膨大な数の島がある。とはどういう意味だろう?
チャペルの結婚式ってサウンドオブミュージックからだったんだ?
出身聞かれることに戸惑いがない人はのんきなのかもしれないが、それだけ幸せなことだし、そのどうでもいい感じにまた救われるのだろう
最初、途中で読むのやめようとしていたけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙からパリの人のファッション・お洒落についての本かと思ったら、全く違った。
いい感じに裏切られた。
現在のフランスの事情(2023/07/04現在)を知るために知りたい人は手に取って欲しい本。
移民・難民の受け入れてきた国だからこそ「パリのすてきなおじさん」に出会えたとも言えそうだ
。
たまたま...続きを読むPosted by ブクログ -
靴磨き師。結局、暇な時にどうするか。それで決まる。
幸せはお金や成績ではない。死ぬ時に良かったと思えること。なんもなくても、何も結果出てなくてもこれでいい、楽しい、と思えたら幸せだな。
コツコツやるタイプの人の強み…最初からできなくても焦らない。
人生、死ぬまで暫定。Posted by ブクログ -
インタビューする人のチョイスが素晴らしいと思った。
出身国がさまざまで、抱える事情も日本にきた理由もさまざま。
日本に住んでいる外国人、というと、半分くらいは日本好き(あるいはアニメ好き)で、のこり半分は日本人と結婚したから、なんだろうな、くらいに思っていたので(←この考えもいかがなものかとは自分で...続きを読むPosted by ブクログ -
コンゴ共和国の人が民主化運動に参加したという理由で、父、母、甥を殺されたということを淡々と語る……。この苦しみを前に自分の悩みはあまりにもちっぽけだ。悲しい話だけではない。多様で深いインタビュー集。Posted by ブクログ
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絵も雰囲気も素敵だった〜。カフェで読書してたんだけど、その場が一気にパリの雰囲気に(笑)!おりしもBGMはクレモンティーヌ。いいねぇ。
パリにフリーメイソンの博物館があるなんて知らなかった。秘密結社の匂いがするから、こんなにオープンで明るい感じとは!
「人生を学んでいるあいだに手遅れになる。だから...続きを読むPosted by ブクログ -
金井真紀さんの本は『戦争とバスタオル』に続いて二作目。ことわざを紹介する文章は豆知識あり実体験あり、ユーモアや温かみがあって楽しいのだがなにより素晴らしいのは現地の人々を描いたイラストとそれぞれの言語でデザインしたことわざの表記。タイ語、アムハラ語、シンハラ語などなど‥文字そのものがすごくカワイイ!...続きを読むPosted by ブクログ
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自分の無知さと、ちっぽけさを痛感する、もっと隣人の事を知らなくてはダメだ気付くことのできる本
本に登場する世界のひとがみんな素敵で明るく希望がある、重たい過去も厳しい現実も乗り越えてほしい、寄り添える日本になるためにできることはやっぱり知ることから始まる。Posted by ブクログ -
面白かった。今までの人生で関わったことのないような国の人達のそれぞれのバックグラウンドや思いを知ることができた。世界は広いし、自分の知らないことだらけ。ミャンマーや、コンゴ、東ティモールの話を読むと、日本は平和ボケしてるなあ、と思う。自分には関係ない、ではなく、まずは知ることが大事。Posted by ブクログ
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18組20人の『日本に住んでる世界のひと』たちは、しなやかに生きていると感じた。
同じ地球に住みながら、ひとりとして同じ生き方はないのだと、当たり前のことを当たり前に実感させるお話だ。
これをきっかけに、自分の世界が少し広がると思った。Posted by ブクログ -
著者のほのぼの系なイラストとレポート、毎回癒されます。
しかし、今作は難民という視点では鋭い切り口で発信しています。佐々涼子さんの「ボーダー」と合わせて読んで欲しい!
その他にもいろいろな歴史や国の背景を抱えた人たちの物語がたくさん詰まっている良本です。Posted by ブクログ -
色々な人が日本に来て住んでる。様々な事情があって。
帰ったら迫害を受け殺される難民もいる。
そんな人たちを強制送還しようとする政府は許せない。
それでも話を聞く著者の反応は素直で温かい。Posted by ブクログ