金井真紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とまれ、モルディブには膨大な数の島がある。とはどういう意味だろう?
チャペルの結婚式ってサウンドオブミュージックからだったんだ?
出身聞かれることに戸惑いがない人はのんきなのかもしれないが、それだけ幸せなことだし、そのどうでもいい感じにまた救われるのだろう
最初、途中で読むのやめようとしていたけど、日本とは違う発想に触れたいと思い直して読んだら面白かったです
北マケドニア、モルディブ、バルバドス、アルメニア、モンゴル、東ティモール、セネガル、ミャンマー、エストニア、コンゴとなかなか接する機会のない国もあり、へぇ!となることもあったし、中には凄惨な環境で、いかに日本が恵まれてるかを思い知ることも -
-
Posted by ブクログ
インタビューする人のチョイスが素晴らしいと思った。
出身国がさまざまで、抱える事情も日本にきた理由もさまざま。
日本に住んでいる外国人、というと、半分くらいは日本好き(あるいはアニメ好き)で、のこり半分は日本人と結婚したから、なんだろうな、くらいに思っていたので(←この考えもいかがなものかとは自分で思うが)、そうじゃない人のケースは特に興味深かった。
激しく心揺さぶられたのは、在日のおばあさん、コンゴから避難してきて難民申請中の方、ミャンマー人の女性。それからイエズス会。
特に、コンゴの方のケースは、なんだか、日本という国に猛烈に腹が立って、悔し涙がにじんだ。日本に限らず、難民申請中のすべ -
Posted by ブクログ
絵も雰囲気も素敵だった〜。カフェで読書してたんだけど、その場が一気にパリの雰囲気に(笑)!おりしもBGMはクレモンティーヌ。いいねぇ。
パリにフリーメイソンの博物館があるなんて知らなかった。秘密結社の匂いがするから、こんなにオープンで明るい感じとは!
「人生を学んでいるあいだに手遅れになる。だから大事なことを後回しにしてはいけない」そうそう!
「細かいことにくよくよしない。今を生きるしかない」
「人生で大切なのは、今、この時を味わうこと。大事なのは将来ではない。今、この瞬間に大事なものをちゃんと愛すること」
ユダヤ人のロベール・フランクさんの話は重く辛く苦しさとともに忘れてはならないことだ -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
2023年7冊目。
世界各地のことわざを、カラフルなイラストで紹介しています。
相変わらずイラストも魅力的だし、現地の文字もかわらしくデザインされていて、絵本感覚で読めちゃいます。
世界中、その土地の風土や生活文化に根付いた言い回しがあって楽しい。言い方は違うけど、日本と同じ考え方のことわざもあるし、そもそも考え方が違うのもあるし、面白いです。
あと、文字を持たない言語もたくさんあるんだなと今更ながら思いました。
文字ではなく、人々が語り継ぐことで根付いていることわざなんて、なんて素敵なんでしょう。
表題のことわざは、フィンランドのもの。
おばあちゃんにテーブル拭きにされている猫を思い浮か -
Posted by ブクログ
ニュースで耳にする世界の実情を、何も知らない事を痛感した。しかし、自分の力で広げられる世界には限界があるので、こうした本を通して知らない世界の人の事を知れるのことは、とても嬉しいことだ。
この本にはここまで強く、優しくなれるものかと思わずにはいられない方々が登場する。特に、東ティモール、ミャンマー、コンゴの方の話が心に残った。自分の生きている世界は、なんとちっぽけなものか。
それにしても、日本の難民認定が進まない実態はどうしたものか。「命を救う」に勝る大義名分などあるはずもないのに。
広く知れ渡ってほしい一冊。そして続編もぜひ出してほしい。 -
Posted by ブクログ
虫ぎらいな著者 金井真紀さんが、昆虫の達人7名にインタビューし虫ぎらいはなおるのかを探っていくお話し。
理論社の「世界をカエル 10代からの羅針盤」というシリーズの一冊。
平易なことばで虫・昆虫と人間の関わりについて知ることができます。
昆虫の達人たちがそれぞれ魅力的。
そして、虫をきらいになるのは?人間が感じる好き嫌いという感情は?から、そもそも虫とは、害虫とは、と達人たちのそれぞれの視点で語られる人間と虫の関係について読んでいくと、人間(社会)の問題も浮かび上がってくる、結構内容は深いのである。
一人目、発達心理学の藤崎先生の言葉「大人もこどももにんげんとだけつきあってると疲れちゃん -
Posted by ブクログ
文筆家・イラストレーターの金井真紀と、フランス在住ジャーナリストの広岡裕児による、パリのおじさんたちのイラスト付きインタビュー集兼エッセイ。数十人の一般のおじさんと少しだけ女性のインタビューが、それぞれの顔のイラストや風景イラストなどと共に構成されている。普通のレストランオーナーや弁護士のおじさんのほか、結構珍しい人(かつて東洋アルミニウムに対してハンガーストライキをして”勝った”国会議員や、ピカソ・ダリ・藤田嗣治などを知るモンパルナスの画家など)も出てきたり、旧植民地や紛争地域などからの移民・難民、ヴィシー政権下で迫害を受け家族と生き別れたユダヤ系の人、同時多発テロの被害を受けた飲食店の人な
-