金井真紀のレビュー一覧
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色々な道の達人たちとおしゃべりして聞き取った面白いフムフムが見開き1ページ(正味2ページ)に描かれている。その短さが本当に丁度良い読み物。
でも興味深い言葉があちこちにあっていつもはしないのに付箋を貼りながら読んでしまった。ハッとする言葉、ジーンとする言葉、人生の重みを感じる言葉、すごくたくさんの...続きを読むPosted by ブクログ -
金井真紀さんの初めての著書だそうです。
様々な分野の達人、海女から始まってロッククライマーまでの88人に文庫版での増補 カレー店店主〜料理カメラマンまでの12人が加わって、計 100人のフムフムな言葉が詰まっています。
ちょっと永六輔さんの無名人語録のような感じです。
金野典彦さん(ポルベニール...続きを読むPosted by ブクログ -
色んな人の人生が一冊に詰まっていた。
世界は救えないけど、ただひとりの人に向き合うだけ。わたしたちはそれしかできない。
でもそれが大事なんだと思っていますという言葉が
響きました。Posted by ブクログ -
この本を読んでいたのは毎朝の通勤電車の中でした。そうだな…一回に読むのは4人ぐらい。本書に登場する「日本に住んでる世界のひと」はだいたい20人だから、一週間の平日の朝、40分ぐらい、毎日、世界のひとの話を聞いた気分になりました。その一週間の間、その日一日がいつもより明るくポジティブな気持ちになったの...続きを読むPosted by ブクログ
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視点がとても面白くて、一気に読み進めました。おじさんの視点で見る彼らの人生は様々で、地に足についた楽しい話も、苦労した話も、辛い話も、楽しい話も話が沢山聞けて、刺激的でした。こんな話、普通に生きていたら聞けませんよね。
みんな違ってみんないいんだなと改めて思いました。良い本でした。Posted by ブクログ -
ひとつひとつのことわざをじっくりひしひしと噛み締めるには丁度良い分量。
読み始める前は36コしか載ってないのか…なんて思いもしたけれど、ことわざそれぞれに寄せられたイラストとエッセイをゆったり楽しむにはこれがベストオブベスト。
各地域の気風や人柄がきちんと伝わってくるような、金井先生のことばのチョイ...続きを読むPosted by ブクログ -
金井真紀さん待望の新作、やっと手にした(2023/1月)
末尾奥付ページの、著者紹介欄にある
任務は「多様性を面白がること」 が最高。
そしてこの本でもその任務を忠実にオペレーションしておられる。脱帽。
まずもって、各ページ、ことわざをその地域の文字、しかも金井真紀さんの筆による文字で書かれて...続きを読むPosted by ブクログ -
偶然金井真紀さんの本を続けて読みました。
これは 日本に住む外国の人のお話し
祖国にいると殺されちゃうので 日本にやってきた話しがすごい!
こわい夢見そう!
韓国や中国の人の話し聞くと 日本もひどいことしたんだねえ!
日本は 安全でいい国です。
なんて ちょっと前の時代のこと考えると言え...続きを読むPosted by ブクログ -
この本 お気に入りに登録 です。
いろんな仕事をしている人に会って 話しを聞きたい!
なんていう気持ちを 満足させてくれます。
軽いけど深い!
軽やかで楽しいPosted by ブクログ -
金井真紀さんのホワッとした気持ちにさせる、描く方描かれる方ともに人柄が滲み出るようなイラストの表紙。
金井真紀さんが発起人のお一人である移民難民フェスで購入した。
短いインタビュー集のようですらすら読めると思ったが思いのほか、内容が重すぎて、一気に読み進めることができず二ヶ月近くかかりました。
ど...続きを読むPosted by ブクログ -
海外旅行はしても、実際に海外で働いている人は私の周りにはいない。実際に日本に住んでる世界の人は、自分の意思で行動して生活している。難民申請中だったり、家族の為に出稼ぎに来たり、日本の法律がそんな人たちに優しくなくて情けない。私の近くにいるはずなのに、見えていない。
私はもっと優しくなりたい。Posted by ブクログ -
達人達にインタビューした話しをまとめた本。
ふんわりした気持ちになりながらも、確かにフムフムと言ってしまいそう。
達人達の話しがまとめられているのに固くなく、自分自身や職業への愛が感じられる。
挿絵もとっても可愛い。
自分も達人になれるよう日々暮らして行こう。Posted by ブクログ -
縁あって日本に暮らす18組22人の人々の人生と想いが詰まった一冊。
金井さんのほんわかとしたタッチのイラスト、難解な言葉はなくやわらかな文章。表紙や中をぱらぱらと見たら、なんか楽しそう、って思いますよね、きっと。
でも、そこで語られる内容はとてつもなく深く重いものもあります。
ミャンマーやコンゴ...続きを読むPosted by ブクログ -
世界36言語のことわざが、ほんわかとしたイラストとその言語の文字(文字をもたない言語もあるが)と発音(カタカナ書き)を併記して紹介されている。
月刊誌『世界』(岩波書店)に連載されていたものをまとめたもの。
見開きで1言語、全79頁と薄くてあっという間に読み終える分量。
けれど、その中に詰まった世...続きを読むPosted by ブクログ -
文字数が多いわけでもなく、インタビューした内容を独り言のように書き記してある。だからこそ、さらさらっと読めるのに印象に残るところがたくさんある本なんだと思う。読みやすく、かたくなく、でも面白い。また読み返したい。Posted by ブクログ
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いろいろな職業が
数行で言い表されていて
本当に面白かった
どこから読んでも
そこだけ読んでも
ほんの1分だけ読んでも
面白い
達人観察図鑑
というサブタイトルが
言い得て妙
この中に私の職業もあって
今までで一度だけ
他人から
「達人なんだね!」と言われたことがあったことを
思い出したPosted by ブクログ -
100人分、いろんな仕事の達人にインタビューして、仕事の極意をまとめた本
仕事に特化してるというよりかは、「こんな生き方もあるんやなぁ、世界は広いなぁ」っていう感じで、自分の生き方をやさしく肯定してもらえるようなふんわりとした雰囲気!Posted by ブクログ -
フムから連想を受けて購入する。
一般的に捉えられがちな意味とは違った視点での意味付け(もしくは別の意味の発見)が多数あり、想像以上におもしろかった。Posted by ブクログ -
とても読みやすくてほっこりするエッセイ
隙間時間にも読める文量が有難い。
思わず笑顔になるものから、へぇそうなのかと勉強になるもの。
何よりも達人たちのポジティブな言葉が背中を押してくれる。
タイトルは多岐に渡るが、緊縛師、ライフセーバー、海女、ヴィオラ奏者…
どれも面白かった。
挿絵もとて...続きを読むPosted by ブクログ -
戦争とバスタオルを読んでイラストを見て、肩の力抜けてる風ですごい自我ある人やなあと感動した。
勝手に好きな(行ったことない(^_^;)本屋さんが解説を書いている、なんと、文庫の新刊なのね。金井さんあっぱれすごい尊敬する。ということで、満を辞して読ませていただく。面白い人いるのね、と思うわけですが、実...続きを読むPosted by ブクログ