マーサ・ウェルズのレビュー一覧

  • 逃亡テレメトリー

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    ネタバレ

    弊機のご帰還というだけで星5確定。
    弊機視点で物語を見てるから、人間が警備ユニットだとわかった途端に襲ってくるところとか怒りが湧くが向こうからしたら相当な恐怖なのか。
    それにしても弊機が周囲の信頼を得るためには一人ひとりが窮地に陥ったところを救わなければ無理なんじゃという感じ。無茶言うな。
    ジョリーベイビーに苛つくところも良かった。
    プリザベーションの善性が羨ましい。
    ご飯と医療が保証されてて通り魔という言葉がわからないなんて楽園だな〜。
    この本を読んだ上で改めてネットワークエフェクトの序盤を読み返すと見方が少し変わりそう。
    SFの知識がないので想像できない所も正直あって、ラノベばりにイラスト

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    2022年04月16日
  • 逃亡テレメトリー

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    ネタバレ

    相変わらず可愛かった、弊機。そして面白かった!

    タイトルの「テレメトリー」の意味が良くわからず、解説を読んでもあんまりピンと来ず。バリンの暗喩と思うと、ミステリ的タイトルでしっくりくるかも。
    警備ユニットが能力を活かして殺人事件の捜査をするっていうのもミステリファン的に楽しかったけど、謎解き要素はそこまででもなく。警備ユニットをその過去故に警戒して忌まわしく思っていた人間が、物語を通じて少しずつ警備ユニットを理解し、最後に打ち解けて終わるっていうこの物語の流れが好きだな。お約束的かもしれないけど。弊機に対して保護者のような視点になってしまうから、ああよかったね、本人(本機?)はそこまでうれし

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    2022年04月15日
  • ネットワーク・エフェクト

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    最強AI船のARTに危機、マーダーポットが絶体絶命!
    スリル満点の「吉本新喜劇」的宇宙大活劇

    抜群だった前作……。
    まるでゲーム「メタルギア・ソリッド」のような潜入に、ひとりで「アヴェンジャーズ」のような処理能力と戦闘能力を発揮する爽快感は、やや減少してしまった。
    また、ブリザベーションとの関係が深まっていて、前作に漂っていた「孤独感」もなくなったうえに、少し「友情もの」の匂いがしてしまうので、好き嫌いがある。

    でも、面白い。
    相変わらずの「弊機」と、輪をかけて偏屈な「ATR」との掛け合いは息の合った上方漫才のよう。

    放置され、ただ立ち止まっていた警備ポットに「弊機」が「なにをしたい?」

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    2022年02月02日
  • ネットワーク・エフェクト

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    ネタバレ

    弊機ちゃんかわいい!これだけで長編一本持つのすごいなあ。いやもちろんSF小説としてもめっちゃ面白いんですけど。遠未来でいろんな価値観が今とは様変わりしてるんだけど、現代的な感覚で見ても登場人物たちに親近感を抱けるの、いいSFだな…と思う。
    でも弊機ちゃんがかわいすぎてまず弊機ちゃんかわいいがでてきちゃうんですよね…。
    基本ひねくれてるのに唐突に「メンサー博士ともう会えないのは嫌です」「ARTともっと一緒にいたいです」とめちゃくちゃ率直なデレをかましてくるのずるいわ……。

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    2022年01月17日
  • ネットワーク・エフェクト

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    ネタバレ

    マーダーボットダイアリーからしばらく後の時間軸。長編なので読み応えがあった。前作が連続ドラマなら、こちらは映画って感じかな。
    初っ端は惑星調査の話で始まり、スター・トレックっぽさが私は好き。弊機さんはプリザベーションの人たちの中で警備ユニットとしての居場所を得たみたい。良かったなぁーと思いながら読んでいるうちに、ピンチと危険とナゾがどっと押し寄せ、先が読めない展開になってきてワクワクした。情緒不安定になる弊機や、頑固で人間臭い弊機や、人間に嘆息しながらも全力で助ける弊機がたくさん見られて良い! 機械たちの存在や描かれ方に読み応えを感じるけど、人間たちも魅力的。やっぱりスター・トレック感があるな

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    2021年12月25日
  • 逃亡テレメトリー

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    目次
    ・逃亡テレメトリー
    ・義務
    ・ホーム――それは居住施設、有効範囲、生態的地位、あるいは陣地

    弊機がメンサー博士を護衛していた時、死体を発見してしまう。
    これがメンサー博士を殺すためにグレイクリス社が送り込んだ刺客なのか、またはグレイクリス社と敵対する元弊社の工作員がやられたのか。
    しかし判断材料があまりに少ない。

    弊機は何としてもメンサー博士を守りたいと思っているが、警備局の局員から追い払われかける。
    メンサー博士のとりなしで警備局に協力をしながら、犯人とその目的を探る。

    結果としてメンサー博士が目的ではないことが分かった後も、弊機は捜査に協力するのである。
    人間嫌いで、さっさと部

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    2026年03月30日
  • ネットワーク・エフェクト

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    『マーダーボット・ダイアリー』ですっかりファンになった、「マーダーボット」こと暴走警備ユニットの”弊機“(本来は謙譲の一人称)の活躍するシリーズの第二弾。
    前作で友だちになった(と、本人は認めていないが)ART(不愉快千万な調査船)と再会するが、船体はあるのに操縦ボット(ARTの本質)がどこにもない。

    心配でたまらないのに、素直にそれを認めないこじらせボット”弊機”。
    前作でミキというペットボットと仲良くなったのに、喧嘩して口をきかないでいるあいだに死なれてしまったという過去を持つわりに、学習しねーなー。笑

    今回の”弊機”はメンサーの娘であるアメナの研修である惑星調査に護衛として付き添った

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    2026年03月21日
  • システム・クラッシュ

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    『ネットワーク・エフェクト』の続き。
    この小説の世界って遠未来で、広範囲に宇宙に進出しているから、いろんな考えや慣習があると思うのだけれど、書いているのがマーサ・ウェルズなのでアメリカ人の考え方に縛られてるんだろうな。

    そんな中で、作中に登場する次の文章が気になった。

    プリザベーション出身の人間は、"さあ、みんなで話しあって、全員が満足するか妥協できるかたちでこの問題を解決しましょう"というのが交渉だと思っています。しかし企業リムでは九十六パーセントの確率でだれもそう考えていません。多種多様な人類文化にもそんな考え方はないはずです。(p.182)

    弊機の考えが記載され

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    2026年03月06日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    理解できない部分もいろいろありますが、ある種、クセになるおもしろさです。上巻でも書きましたが、この本の魅力は、弊機の1人称の語り口調。いろんなものが擬人化して表現されていて、そこが楽しいところかな。続編もありますが、読むかどうかは微妙かな。

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    2026年02月21日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    ヒューゴー賞シリーズ部門受賞、シリーズ累計10冠のシリーズ!いわゆる警備ロボットの視点で語られる口調は、独特のものがあり、おもしろかったです。最初はフィードとかホッパー、ハビタットにキュービクル、インターフェース、統制モジュールと、いろんな訳のわからない用語が大量に出てきて、何のことかわかりませんでしたが、進むにつれて文脈から徐々に理解が及んで来ました。この辺りは、説明がほしかったかな。そして慣れてくると、ボットが人間を俯瞰的に見ている様子、これが意外におもしろい。とりあえず引き続き下巻へ!

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    2026年02月10日
  • ネットワーク・エフェクト

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    個人的には一作目の方が読みやすく、設定に入りやすかった
    それでも充分面白く、わくわくできる作品

    あとやっぱり弊機と友達になりたいw

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    2026年02月01日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    「弊機」という言葉の発明。
    主人公「弊機」の引きこもり的な繊細さと、機械としての冷徹さのギャップが魅力。
    やれやれ系SFと言えるかなあ。

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    2026年02月05日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    ネタバレ

    弊機が・・・
    弊機は・・・
    弊機の連呼がかわいかった。

    終盤に向けて人との信頼を信じ始めた弊機。
    この引っ込み思案の弊機がこのさきどう日常を過ごすのか。
    ダイアリーの続きが楽しみ。

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    2026年01月04日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    ネタバレ

    兵器ロボットが制御システムを壊し自立していく物語。会社から自由になったときに、葛藤が生まれる。何をしてもいい、他人に縛られない自由。そこから生まれる感情の迷い。それに否定するシーンがあるが、ドラマなどで洗脳されたせいだろうか?彼は感情を持ったのだろうか?この先が楽しみ

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    2025年12月02日
  • システム・クラッシュ

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    「マーダーボット・ダイアリー 」のシリーズ。日本版では5冊目にあたりますが、お話としては3冊目の「ネットワーク・エフェクト」の続編です。異星遺物の汚染、企業の圧力、植民者の保護などいろいろ絡んだ問題に弊機は対処します。
    日本でこのシリーズがどれくらい話題になっているのか知りませんが、本国ではドラマ化の話もあるようです。小説もまだ続きそうなので、ゆっくり待ちましょう。

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    2025年11月30日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    上下巻を読み終えて。面白かったんだけど、どうもDEI的要素が鼻につく。主要人物のほとんどが女性で、同性カップルや重婚が「ごく当たり前」の世界として描かれている。この世界での強者である「警備コンサルタント」もなぜか女性ばかりで、登場人物の誰かがそれに疑問を呈す場面も一切なし。「女性が強いのは一般的」という価値観を押し付けられているような気がしてならない。
    また、上下巻を通して数々の女性が登場する中で、明確に「美人」と描写されているのは一人だけだったと思うが、その人はわざわざ「肌(の色)がとても濃い」と強調されている。黒人は美しいって言いたいのか?なんだかなぁ・・・
    作者のマーサ・ウェルズ氏を調べ

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    2025年10月18日
  • システム・クラッシュ

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    ・(相変わらず)面白かった〜。
    ・世界観や、戦闘シーンでの戦略ややり取り?(フィード等)の方法やその内容等、魅力は沢山あるのだけど、やっぱり主人公のキャラクターに魅かれているのがデカいな〜。道具扱いのボットから、徐々に人間性を獲得していっている所も微笑ましい(それを本人が認めない所も、可愛い)
    ・特に今回はある事情から自ら映像作品を企画していく件が、今まで配信ドラマを観ていただけの立場(ちょっとした憧れ込みで)から、今度は自ら発想して作る側に回る、っていう。状況は危機的なんだけど、ちょっと楽しそうな感じが、何かホロっときてしまった。
    ・ドラマも小説とはちょっと違う感じだけど、悪くなかった。

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    2025年08月12日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    自分を卑下して人間に揺さぶられないように振る舞う弊機がとても好き。カタカナが多くて読み進めるのに苦労するが、SFの設定としてもおもしろい。

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    2025年07月28日
  • 逃亡テレメトリー

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    SFというよりはファンタジー・コミックよりになってきて不安感増し増しのシリーズ。今回は中編短編混載。時系列的にも前後するレイアウトでちょっと混乱したけれど、”死んだ人間が倒れています”の冒頭から嫌々ながら犯人探しに巻き込まれていくミステリータッチの展開に。訳文も冴えまくりでやっぱり面白いシリーズ。キャプテン・フューチャーばりにもはや原文を超えて面白くなっているのでは?と錯覚してしまうほどです。
    今回も気になったのだけれど、生体クローンとマシンのハイブリットであるユニットの性別は該当なしということになっているけれど、もとの生体の遺伝子セットは決まっているから正しくは該当なしということはないのでは

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    2025年07月15日
  • ネットワーク・エフェクト

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    アンドロイドが人間性を徐々に習得していく過程が魅力のマーダーボットシリーズは、安定の面白さがあります。この作品も、味方の人間を脅威の存在から体を張って護衛する物語はいつもの通りです。

    面白さの根底はやはり翻訳が素晴らしいことだと思います。海外小説は、翻訳が機械的すぎて物語の構成や情緒がイマイチ理解できない問題がよくあります。
    しかしマーダーボットシリーズの翻訳者は日本人が書いたような文体であるため、非常に読みやすいです。

    まだ続きのシリーズがあるようなのでいつか読みたいです。楽しみだ(^ ^)

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    2025年05月30日