マーサ・ウェルズのレビュー一覧

  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    上巻では愚痴っぽいサラリーマンのようだった「弊機」は、下巻ではハッキング能力の高いスパイのようになった。

    人間が出てくる連続ドラマ好きは相変わらずで、ドラマを見ている場合じゃない=ヤバい状況という分かりやすい図式が出来上がっている。

    弊機にハッキングされまくっているそこらのシステムはどうなっているのか?(そもそもどうやってハッキングしているのか)、「サンクチュアリームーンの盛衰」はどんだけ面白いのか(しょうもないらしい)等、よく分からない点もあるが、愚痴っぽいスパイっぽいハッカーっぽい警備ユニットという弊機の妙なキャラクターのにグイグイ引っ張られた。
    ペットボットのミキのキャラクターも印象

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    2023年04月27日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    SFなんだけどサラリーマン小説のような変な味わいがある。
    警備ユニットの「弊機」は、人間を守る働きは優秀だけど、人間は苦手。なのに人間が出てくるしょうもなさそうな連続ドラマが好きで何百時間分もストックしている。雇い主の「弊社」をケチだとかボロクソに言う。勝手に脱走する。
    感情の無い警備ユニットのはずなんだけど、人間に忖度するような言動などサラリーマンくさいところから信頼関係や優しさが見えてくるのがおもしろい。

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    2023年04月25日
  • 逃亡テレメトリー

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    人型警備ユニットの“弊機”は紆余曲折の上にたどり着いたプリザベーション連合のステーション内で他殺体に遭遇する。
    いろんなぼやきを脳内で垂れ流しつつ犯人探しを始める“弊機”だがそこには複雑な事情が絡んでいて……。
    表題作含む3篇収録

    表題作は中編。一作目と二作目の間の話。“弊機”の独り言がすごい楽しい。割と喧嘩腰だよね(笑)
    他に、メンサー達に会う前の“弊機”を描く「義務」と、プリザベーション連合に戻ったメンサー視点の「ホームーそれは居住施設、有効範囲、生態的地位、あるいは陣地」が短めの短編として収録。→

    「義務」が好きだなぁ。メンサーたちに会う前から“弊機”は“弊機”なんだよなぁ(笑)これ

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    2023年04月03日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    初めてのSF
    専門用語とかよく分からなかったけど
    弊機が面白い奴だな…と
    SFにハマるかは分からないが、弊機にはハマる‼︎
    はやく続きがよみたいな

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    2023年03月27日
  • 逃亡テレメトリー

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    表題作の中編と二つの短編が収録されている。
    ただし、時系列では全くバラバラのお話。

    「暴走テレメトリー」ではミステリーの探偵役となるが、やっぱり「潜入」シーンが一番の見どころ。
    「義務)は非常に短いが、とても印象的なお話。
    「ホーム……」では、これまで全て「弊機」の一人称だったものがメンサー博士目線となり、チョット新鮮。

    最初のワクワク感は減少したものの、相変わらず楽しいから、まだまだ読みたい物語です。

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    2023年03月24日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    一人称“弊機”は統制モジュールをハッキングすることにより自由になった保険会社所属の人型警備ユニット。人間との関わりが怖くて連続ドラマに耽溺することで気持ちを落ち着かせる“弊機”が主役の(連作)短編集。上巻で2話収録

    1話目〈システムの危殆〉では“弊機”を人間と同じように扱おうとするグループを警備する話。“弊機”の戸惑いがすごいし、連続ドラマへの耽溺具合もすごい(笑)相当動揺してる。
    2話目〈人工的なあり方〉では、“弊機”の相棒?として調査船ボット“ART”が登場。この子、私大好き!!めちゃくちゃかわいい!

    内容的にもわかりやすくて良。新たな顧客とのやりとりで、弊機が少しずつ人間に慣れてるの

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    2023年02月27日
  • 逃亡テレメトリー

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    ネタバレ

    はい、今回も可愛いマーダーボットくんの活躍記。
    時系列的には、『ネットワーク・エフェクト』の前ということです。オチはなるほど、悩ましいなあと思ってしまいました。短編集という形で、二つ目のある過去の人とのかかわりの一場面も、メンサー視点の三つ目も好きでした。

    「こちらもでくの坊はやめます」
    「警備ユニットは僕の頭の上を跳び越えて走っていったんだよ!」
    「必要なら抱きついてもかまいませんよ」

    さらに三冊は出るそうなので、本当に楽しみ笑!
    アニメ化、しないんですか?シリーズものに向いていると思うのですが。。

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    2023年02月17日
  • 逃亡テレメトリー

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    語り手(主人公)が「弊機」という一人称を使うことで人間と機械の中間存在であることを読者が絶えず意識させられるのが本シリーズの醍醐味のひとつなのだが、原文は“I“ であり訳者の造語であることが巻末解説で明かされており、その一事をもってしてもSF初の日本翻訳大賞に値することが納得できる。最低3冊のシリーズ続刊が決定しているという嬉しいニュースも解説にあった。

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    2023年01月31日
  • ネットワーク・エフェクト

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    待ってました、弊機ことマーダーボットの大冒険!今回は長編ということで分厚いし、話自体は超新しいとかそういうわけでもないのですが、読む手が止まりませんでした。良いスピード感と、可愛い可愛い弊機のモダモダにニヤニヤしていたらあっという間に終わりに。これは、続きありますね笑

    1巻目で大好きになったART、また出てこないかな~と思っていたら、まさかの登場でテンションが上がりました。いろいろありましたが、ボロボロになりながらも、無事ひと段落着いてよかったです。メンサーの娘のアメナとのやり取りも好きだったし、ART/メンサーとの関係を"誤解"されるといった場面も、いい意味でまさに現代

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    2023年01月31日
  • ネットワーク・エフェクト

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    ネタバレ

    ARTと弊機の口喧嘩、2.0や三号との会話が微笑ましくて、物騒な展開のなかで癒される。前作以降、ARTがどんな生活してたのか気になってたから、読めて嬉しい作品だった。宇宙領域での入植って人間ドラマがやたら重たいのが多いけど、今作はとても読みやすい。弊機たちの視点で描かれているからかな。

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    2023年01月01日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    マーダーボットの2冊目(下)も、癖になるというか、じわじわくるんですよね…。楽しく・軽く読みました。ところどころくすっとしながら、可愛い可愛いマーダーボットくんの成長?ストレス?を見てにやにやしてました。続き読むのが楽しみです。これアニメ化した方が良いんではないですかね?

    メンサーの小型版の人間、という訳にツボりました。自分の事を「弊機です」って名乗るのも面白かったなあ…。これ英語で読んだら全然イメージ違うのだろうから、原典も読んでみたいと思いました。

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    2022年12月28日
  • ネットワーク・エフェクト

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    システムが、とか、バージョンが、とか、正直なところ全部を理解して読んでいるわけではないのだけれども、そんなことどうでもいい!弊機がかわいくて仕方ない。おもしろいぞ。

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    2022年12月24日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    軽く読めるSFとしては、ぶっちぎりで面白かったです笑!
    どう考えても"I"で書かれているだろう原文を、"弊機"と訳した中原さん、天才か…?笑

    ドラマを見るのが大好きで、極度のコミュ障である弊機は自分はロボットである…という体で、ロボットではあるのだけれど、感情を持っていて(人と付き合うのが面倒くさいとかもしっかり感情w)、なんだかんだで顧客の人間たちを必死に守っているのがもう可愛いし面白いしで、終始楽しみながら読めました。これはシリーズ作全部読みます!笑
    弊機のへりくだり方が本当にくせになってしまうし、二話目の「人工的なあり方」でARTを名付けた時は、

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    2022年12月11日
  • ネットワーク・エフェクト

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    プリザベーション連合に取り敢えず落ち着いた弊機は惑星調査の警備任務に就くが、帰還の途中で襲撃を受け調査メンバーの一人、メンサー博士の娘アメナと共に謎の船に拉致される。奇妙な異星生物が乗り込んでいたその船は“あの”船のはずなのだが気配が全く感じられない…。相変わらず対人対物関係には後ろ向きな弊機だけど他者を心配したり喪失に絶望しかけたり再会に喜んだりと感情の幅が大きくなっているようでにやり。前作より大規模に手を変え品を変えやってくる危機に翻弄される弊機一同。ぼやきながら危機に対応しないといけないので、新たなお気に入りドラマも出来ているのになかなかじっくり見られないのがお疲れ様です。最後まで手に汗

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    2022年11月27日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    ネタバレ

    「まったく人間何してんだよ」やれやれという、「弊機」の心の声と実際に繰り広げられている事態のギャップがなんとも可笑しい。
    対人恐怖症のアンドロイドっていままでよんだことないので楽しかった!続編もさっそく購入ポチりました!

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    2022年10月24日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    ネタバレ

    さて第三話。第一話で敵対していたグレイクリス社の陰謀の証拠を掴むために、弊機が惑星ミルーへ向かうところから始まる。
    警備ユニットであることを隠しながら、色んなシステムをハッキングし、周囲を監視するとともに自分の痕跡は消しながら行動する姿は、そこらのスパイも顔負け。
    密航した貨物船で一緒に来た調査隊の一行を助けざるを得ないシチュエーションになるが、人間たちの行動に苛立ち、彼らに同行する人型ペットボットに対しても心を乱しながら、次第に芽生えてくる何とも言えない感情に戸惑う弊機が面白い。
    誰もいないはずのテラフォーム施設に潜んでいた戦闘ボット・戦闘ドローンとの闘いや胡散臭い警備員コンサルタントを出し

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    2022年09月24日
  • マーダーボット・ダイアリー 上

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    「本の雑誌が選ぶ文庫2020年度ベストテン」の第4位。
    この手の本はあまり読まないのだけど、この時のレビューに惹かれてずっと「読みたい」に入れていた。なかなか中古本屋に出て来ず、2年近く掛かってようやく入手。

    大量殺人を犯した過去ゆえに“マーダーボット”と自称する人型警備ユニットが主人公。
    自分のことを『弊機』と呼び、『対人恐怖症で、娯楽フィードに逃避しがち』と自覚するこじれた性格だが、密かに自らの行動を縛る統制モジュールをハッキングして自由になりながら、それを隠して業務を続けている。

    第一話はある惑星資源調査隊の警備任務。
    いきなり謎の生物に襲われて、それを調べる内に別の不穏な動きに気が

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    2022年09月24日
  • 逃亡テレメトリー

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    タイトル作『逃亡テレメトリー』と、短編『義務』『ホーム』を収録。
    時系列的にバラバラで、『逃亡テレメトリー』は『ネットワーク・エフェクト』の直前(読後に『ネットワーク・エフェクト』をまた最初から読むことになる)、『義務』はセルフハック後にそれを隠してそのまま働いていた時の話で一番古い。『ホーム』は『出口戦略の無謀』(マーダーボット・ダイアリー(下))の後で、主にメンサー博士の視点による三人称で書かれている。
    「必要なら抱きついてもかまいませんよ」がまた出てきた。何回読んでも笑っちゃう。体温が高いのは意図的に上げているのか、それとも…。
    そういう場面は他にもあるし、この作品は、知名度が上がると同

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    2022年09月03日
  • マーダーボット・ダイアリー 下

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    ネタバレ

    解説を読んで驚愕。弊機って「彼女」なのか?!
    っていうか性別なんかいらないじゃん。警備ユニットなんだからさー。
    何はともあれ、次の作品が読みたい。

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    2022年08月14日
  • 逃亡テレメトリー

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    どうしても「暴走中のボット」というとらえかたをされて信頼されない弊機なのだけど、その能力と秘められたやさしさ(?)で初めは疑心暗鬼だった相手をつぎつぎと落としていつのまにか味方につけていくのがいいよね。今回はプリザべーション連合での事件が中心でした。もう少しゆっくり「サンクチュアリムーンの盛衰」を見られるといいね(笑)

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    2022年06月27日