方丈貴恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ《竜泉家の一族シリーズ》第三弾。一作目の加茂冬馬と二作目の竜泉佑樹が共演する嬉しい筋立て。VRゲーム「名探偵に甘美なる死を」の中で連続殺人が起き、そのからくりと犯人を探偵が解く。
開発者の椋田千景に犯人役を指名されたのは加茂。招待される探偵役の中には、竜泉佑樹がいた。
ゲームの中だけの事件のはずが、主催者の復讐のために、探偵自身とその家族や恋人の命を賭けたデス・ゲームへと変わった。生還するには、現実世界とVRの両方で起こる事件をすべて正しく推理しなければならないという。
最初は緊迫感があり、どんどん読み進められたが、途中からそれが薄らいだのが残念。VRで起こる事件の方は犯人側からの視点になるので、驚きがあまり無いせいかな。
また、集められた探偵たちが主催者曰く「素人探偵」なので、鋭い頭脳戦のようなものが感じられず、特に不破さんの推理などとても人間臭くて驚いた。探偵たちもVR事件の方は正しく推理してしまうと犯人役の加茂が主催者に殺されてしまうので、遠慮する様子が描かれていて、そこも少し残念。
役割分担が「犯人役」「執行役」「探偵役」と入り乱れており、しかも人数が複数。舞台もVRと現実の館の両方。そして、主催者は自分の興が乗れば推理が一度間違っても探偵役におまけしたりする。かなり混乱しながら読んだ。
ラストはやはりどんでん返しが複数あって良かった。《竜泉家の一族》に平穏あれと願いつつ、四十五年後の話も期待しています。
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Posted by ブクログ
すっごく練られててものすごいトリックだったと思います…多分(汗)
ですが…本格推理が大好きな割に自分で謎解きすることに全く興味がない私にとって、クローズドサークルとタイムトラベルの要素が入り混じったトリックがややこしすぎて途中からは理解するのを諦めました(笑)
逆に私は読者への挑戦から後の種明かし以降の章のがよかったです。
実は本格推理とは全く別にタイムトラベルものも好きで、この小説のタイムトラベル要素の部分が好きです(トリックではなくて)。
未来が明るく書き換わっているところ、過去にトラベルしたときに出会えた素敵な人達が名前だけでしたけど登場するところが明るい気持ちになってよかったです。