パーソル総合研究所のレビュー一覧

  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    これまでの社会人の経験を振り返るための手がかりとして、本書を再読した。以下は気づいた点のメモ。

    本書は、日本社会における転職を、感情的判断や偶発的出来事としてではなく、データと行動科学に基づいた体系的な現象として捉え直す試みである。その出発点として、著者らは日本の転職観に潜む「隠れた前提」に着目する。すなわち、本人が自分の志向や能力を正確に理解していること、その自己像が短期間では変化しないこと、企業や仕事の実態を求職者が十分に理解していること、企業と仕事が安定的に維持されること、そして両者が変化せずに相互に適合する機会を得られるという前提である(p.40)。しかし現実には、人も組織も常に変化

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    2025年11月11日
  • 学びをやめない生き方入門

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    忙しくて、余裕なくてといつも言う人たちに向けてと思い、仕入れ

    読んで素直に受け入れられる人とそうでない人との違い、ここがなかなか明らかにならん気がしてます。

    それでも気づく可能性を高めてくれる本。こんなさらっと読めるので、会社ロッカーに入れて、公衆縦覧に供する。

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    2025年08月30日
  • 日本的ジョブ型雇用

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    「ジョブ型雇用」という言葉は、2020年頃(もう少し前かな?)から、人事労務「界隈」では、バズワードとなっている。2023年の岸田政権下での、「新しい資本主義実現会議」の提言書、あるいは、政権による「骨太方針」には、「三位一体の労働市場改革」が謳われ、個別企業でのジョブ型人事制度の導入は、その柱の一つとして位置づけられている。また、それよりも遡ること数年、2020年の経団連「経営労働政策特別委員会報告」にも、「ジョブ型人事制度の導入」が日本企業にとっての大きな課題であるとの主張がなされている。
    「ジョブ型」は「メンバーシップ型」と対比して語られることが多い、これは、もともとは、2009年に濱口

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    2024年12月15日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    自分も何度か転職を経験して、いまもまた転職したい気になっている。いつも思うのが、現状逃避のような気持ちが根っこにあるんじゃないかなというところなんだけど、とにかくこの本は知識の面でもマインドの面でも学ぶところが多かった。
    海外のキャリアアップ型の転職に比べ、日本の転職は条件が悪くなることが多い。それでも転職するのは、もとの職場の人間関係や働き方への不満からくる、いってみればネガティブ型の転職ということになる。
    そして転職で「天職」にめぐり合うことを期待してしまうけれど、それもなかなか難しい。なぜなら――

    「世の中に『完全転職』はありえない」というものです。
     オリエンテーションでも述べたとお

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    2024年07月15日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    麻痺
    何かに集中していて、意識が回らなくなる

    集中
    できる人に仕事が集中する

    感染
    空気を読んだり、仕事を増やされないように、残業する

    遺伝
    そういう教育を受けて、それが染み付いて、下の人間にも同じことを求める

    個人に「早くこなして、早く帰れ」と言っても解決できない、根の深い問題だと分かった。

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    2022年11月06日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    キャリコン学んだ後に読むと非常に分かりやすい。
    また、これからの社会人として必須の内容だと思いました。

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    2022年07月25日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    ネタバレ

    「アクションとしてのエンプロイアビリティ」(ex:自身の経験を抽象化し伝えられる)という考え方が面白かった

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    2022年06月27日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    転職を考えている人、社員の離職で悩んでる人には読んでほしい。転職のノウハウではない学問としての転職が、データに基づき示されている。とても参考になる内容だった

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    2021年07月28日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    残業削減で、上手くいっている企業は
    削減分を原資に別の手当にあてる のがベターのようだ。

    この手のものは 強引な制度は サービス残業を生み出す要因になる。

    何が原因で多いのか? 個別に聞いて回るのがよさそうだ。ただ、聞いてみると本人も なぜ増えたのかわかっていない節がある。
    自分の役割を理解していない。早く帰る動機がないのが原因か?

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    2021年07月18日
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

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    確かに本屋に行って候補が多すぎて選べないということはある。ベターよりベストを求めた方が不満が少ない。転職はゴールではなく、その組織に馴染んで実力を発揮できるところまで行って初めてゴールになる。馴染むためには控えめにするのではなく、周りと気軽に接しつつ、自分を出していく。周りに染まってしまう前に、おかしいと思うことや疑問に思うことをメモしておいて然るべきタイミングで伝えるのが良さそう。

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    2021年06月13日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    ■うざすぎる残業武勇伝
    ・人はそれぞれの「残業観」を持っている。毎日のように残業をして出世した人は「残業=良きもの」とし、家計を支える人は「残業=お金」と考える
    ・残業に対する見方は多様
    ■残業が個人にもたらすリスク
    ①健康リスク
    ・「長期間働き続ける」ためには「長時間働き続けない」ようにしなくてはならない
    ⓶学びのリスク
    ・今起きていることは「キャリアのマルチステージ化」。長期間働き続けるためには常に新しいことを学び続ける必要がある。(残業によって)学ぶ時間が持てなくなる
    ■残業が企業にもたらすリスク
    ①採用に関わるリスク
    ・ブラック企業として敬遠される
    ⓶人材育成・早期離職のリスク
    ・これ

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    2020年10月23日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    タイトルからして面白く、中身も面白かった。一昔前に味わった残業感覚・文化にデータも踏まえて納得。最終講の、定義を変えるがよくまとまってた。努力+成果、から時間あたり成果へ。経験の量から経験の質へ。ムラからチームへ。仕事との対立から仕事との共存へ。

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    2020年09月19日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    耳の痛いことがたくさん書かれている。自分の身近に置いておいてバイブルとしたいと思った。残業を是と認めがちで、比較的残業の多い人は固定観念を身にまとう前に読むべき本だ。私はどちらにも該当し、この本を読んで少し頭を抱えてしまった…。

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    2020年06月29日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    「残業」について分析・探求し、そのメカニズムや改善策を語った「残業学」講義の一冊。データ等基づき、具体的な解決策の提案もあり、大変参考になる。残業は「集中」し、「感染」し「遺伝」すること。「成果」「成長」「会社」「ライフ」の定義を変えて、働く人生に「希望」を持つこと。「残業」をキーワードにした組織論、仕事論は「働き方改革」が叫ばれる中、多くのことを考えさせられる。

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    2020年05月06日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    ネタバレ

    中原先生とパーソル研究所による力作!

    本書に本当に学ぶところでしたが、コロナパンデミックによるテレワークや在宅勤務が働く環境を一変させました。

    この本から学べるものはどこにあるのだろうか?

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    2020年04月19日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    ネタバレ

    <どんな本?一言で紹介>
    国会などでは語られない!
    膨大なデータから「残業」を減らす施策本。

    <どんな人におすすめ?>
    残業を減らしたい会社員。
    残業が多くて、達成感がある会社員。
    社内の「働き方改革」を担当している人。

    <読んだら、どんなことが分かるの?>
    どうして日本人は残業するのか。
    どうしたら、残業を減らせるのか。

    ・人口減ってるのに「長時間労働ができない人」が働けない現状はおかしい。

    ・働く人にとっての「長時間労働」によるリスク2つ
    ・企業にとっての「長時間労働」によるリスク4つ

    ・日本で残業文化が根付いたのは「仕事と時間の無限性」のせい

    ・「残業麻痺」に陥る2つの要因

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    2020年03月28日
  • 会社人生を後悔しない 40代からの仕事術

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    日本型雇用が生み出す40代以降のキャリアの停滞感について、大規模なリサーチによる客観的データ分析の結果を踏まえた説明には納得感があり、今後のキャリアへの備えに有用な示唆を与えてくれた。働く大人の学びとしての越境的学習の重要性を改めて感じた。ディビッド・コルブの経験学習モデルと、本書のPEDALというフレームワークの関係付けも秀逸。ポストオフ、定年退職といった多くの日本人が経験する会社人生の節目への備えとしてミドル世代に多くの示唆を与えてくれる良書だと思った。

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    2020年03月22日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    働き方改革が、号令をかけるだけで、実態が伴わない。

    何故、働き方改革が進まないか。
    長時間残業がなぜ起こるか、から読み解く。

    なんとなく感じていたことを、客観的に言語化して説明してくれる、気づきにあふれる本。

    残業は、長年日本の会社が組織学習してきた、強固な仕組だということ。

    チームで一致団結して解決する風土がある職場で長時間残業が発生しやすいというのも、言われてみれば確かに。

    本来は、生産性向上のために、そのような職場を作ろうと皆気を配っていると思うのだけど、逆に個人の裁量がなくなり、付き合い残業や、残業麻痺した幸福感を醸成しているのだなと、目からウロコでした。

    皆で協力していれ

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    2020年03月15日
  • 会社人生を後悔しない 40代からの仕事術

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    役員にならない限りは、そして同族企業やよほどの中小企業でもない限り必ず訪れる、後輩が上司になる瞬間について、どうあるべきかを覚悟するための本であると思う。
    とはいえ本人というよりも、年上部下を持つことになった人が読むと役立つであろう。

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    2019年08月18日
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~

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    本書で挙げられている残業体質の会社の特徴は、まるで自分の会社のことを言われているようでした。きっと、多くの日本企業が同じような問題点を抱えているのでしょう。
    しっかりと統計をとって、問題を提起するだけでなく、具体的な対策も書かれているので、多くの人に参考になると思います。上層部の人にこそ読んでほしい職場の実態がここにあります。

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    2019年07月20日