パーソル総合研究所のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネガティブ理由な転職したとて同じ問題を繰り返しやすく幸福度は低く、ポジティブ理由の転職は良い。自己と客観的(他人)の認知が共に高水準だと転職に良い結果。面接人事はその組織の一要素でしかない。会社は現場のまとめ役や人事決定権保持者や運営役員や転職エージェントなど様々な意図のもと採用決定がなされるので食い違いや転職者的には聞いてた話と違うとなる。
転職後に早く組織に馴染むための方法も書いている。暗黙知を集める。誰が何を知っているのか教えてくれる人、フィードバックをくれる人を探そう。
ソーシャルスキル(コミュニケーション)には話しやすい開始、内容をいい感じにする継続、自分の意見を発言できる主張が -
Posted by ブクログ
ネタバレ新卒をジョブ型として雇用するのは無理。
ジョブ型の前に、評価処遇制度を改革する。
成果主義の失敗の轍を踏まない。
ジョブ型では、定型的業務は査定の対象外。小幅の自動昇給がある。
職務記述書は一回作ったら放置、が多い。それではなんにもならない。
カゴメは職務記述書がない。作成しても変化するから無駄。グローバルジョブグレードの中で求められる人材像が設定されている。
すべての社員がその道のプロを目指す。ジェネラリストは経営のプロを目指す。
アメリカはコミュニティカレッジとプロフェッショナルスクール、
ドイツは専門大学制度、デュアルシステム(職業訓練)
スウェーデンは、高度職業教育制度、職業大学、 -
Posted by ブクログ
ネタバレミドルシニア(40才〜54才)のビジネスマンに訪れる2度の谷とは。
①40代での昇進の罠
大量のポストがなくなり昇進が止まる。
→42.5才を契機に、出世したいと思わない人の割合が上回っている。
②50代でのポストオフの谷
役職定年を告られ、年功で上がってきた給与が上がらなくなり、後輩社員が自分をマネジメントする立場になる。
ここで多くの人は、
「出世しなくていい。」「仕事だけが人生ではない。」と自身の価値観を変えて現状に耐える方向へ舵を切る。
しかし、人生100年時代と言われる社会で、40代中盤に定年まで耐えよう。は通用するのか。
☆対応策
①まずは、谷が訪れる事を初めから理解して -
Posted by ブクログ
転職したいと思う自分、転職した自分を客観的に見つめ直すために示唆を与えてくれる本だと思う。個人の経験に依拠したわけではない点が良い。
メモ
◯マッチング思考からラーニング思考へ
・自分にあっている会社を探すマッチング思考では以下の前提がある
1. 自分のことをよくわかっている
2. その自分はすぐには変わらない
3. 入りたいと思う企業仕事についてよくわかっている
4. 入りたいと思う企業仕事はすぐには変わらない
5. 入りたいと思う企業仕事に出会えること
・膨大な数の業種からベストを探す考え方で.自分や環境を固定的なものと捉えがち
・ラーニング思考は転職を通じて学ぶことで自らも変わってい -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半の残業自体の分析で、残業に幸福を感じる人達の話など「ああわかる…」ということが多々。残業の原因が個人の能力不足ではなく、職場に起因するものだというのがデータを通じて浮かび上がってきている。後半の施策の話でも、ノー残業デーなどの施策が形骸化する回を重ねるたびに効力を失っていく(しかも闇残業化する)というのも納得。
ではどうすればいいのか、外科手術的・漢方的という二つのアプローチが提案されている。前者は、残業時間の見える化→施策を社内でちゃんと流行らせる→1ヵ月を乗り越える→効果の見える化。後者は組織の現状を見える化→ガチ対話→未来づくり。
「見える化」を徹底的に行うのがとても大事だと思った。 -
Posted by ブクログ
会社に行くことが憂鬱なので、状況を好転させたくて読んだ。
1.自分の弱みの分析
→下記の3点が弱かった
①まずやってみる
②仕事を意味づける
③居場所をつくる
①まずやってみる
不足しているのは勇気ではなく情報では?怖いと思うことに情報を積極的に取りに行こう
→自分の設計してる機械のことで欠けてる知識を補えば怖くなくなるかも?
②仕事を意味づける
自分の関心を発見する方法として、3人の尊敬する人をあげ、資質を分析し、自分がなりたいと考える価値観を露わにする
⑴Hさん すぐやる、新しい分野を恐れない、最後までやる
⑵Iさん 明るい、バカになって答えない(意味がある回答をする)、単刀直入に話 -
Posted by ブクログ
わたしの職場はいわゆるブラック企業で、みんなそれを承知で、昼食も食べずに働いているし、朝出勤すると、社員の誰かが徹夜をしている。公休なのに、働いていたりする。
組織の体質を変える、ということは、それなりに時間がかかる。今の体質を作るにも時間をかけてきたように、ちょっとやそっとじゃ変わらない。
これまでに政府が掲げてきた政策や、各会社が掲げている残業対策も、間違ってはいない。ただ、その政策や対策が、その会社にマッチしているかどうかだ。
つまり。
最後の方、ある企業の実際の取り組みが載っていて、けれど、頭に入ってこないレベルで現実味のなさを感じてしまって。
残業をなくすには、長い時間をかけて、