イナコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ユウさんと千春ちゃんの結婚直前の話!
最近は雪緒ちゃんの話が主流やったので、なんだか懐かしい気持ちで読んだ。面白かった。
千春ちゃんの奮闘ぶりが懐かしい…(笑)。
雪緒ちゃん目線の千春ちゃんはおっとりして懐の広い女性になってるけど、千春ちゃんご本人はわりとなんちゅうか、空回り気味の子やもんね。そりゃユウさんもメロメロになるわ。(何?)
ユウさんのお母さんを泊めるとか、めちゃくちゃできたお嬢さんやな!?
と、思うのに、さらに
「自分をよく見せようという下心があった」
などと反省すらしていて、菩薩のような子やな…、と、思った。
確か千春ちゃんが北海道へ左遷されたのって、職場の不倫が原因やっ -
Posted by ブクログ
2017年に始まったこのシリーズ、いつの間にかもう12冊目になっていた。2023年2月の11巻目から、1年ぶりの書き下ろしだ。このシリーズはずっと読んできたけれど、レビューするのは1冊目についで2回目。
札幌を舞台とするお弁当屋「くま弁」を受け継いだ大上ユウと、失恋を胸に札幌に転勤してきた小鹿千春の2人が結婚し、共にお弁当屋さんを切り盛りする。
道民としては、やはり北海道の食材が気になるし、美味しそうな弁当の中身の描写も、千春でなくても口に唾が溜まってくる。今回は北海道食材満載!小樽や函館といったメジャーな観光地ではなく、夕張や道北、オホーツク地方、太平洋側西部が取り上げられているのも嬉しい -
Posted by ブクログ
なんというか、新年早々やるせない本(悪口ではない)ばかり読んでいたので、敢えて「ハートウォーミング小説」をチョイス。
ハートウォーミング小説ばかり読んでいたらなんだか飽きてしまうので、色々な本を読むのって大事。
さてそんな状態で、ハートウォーミングを求めすぎていたのもあってか、ものすごい集中力で楽しく読んだ。
いい。とてもよかった。
雪緒ちゃんがわりとぐるぐると悩んでるし、
「人に好いてもらうから自分もその相手のことを好意的に見る」
と、いう感覚はものすごく覚えがあるので
「ウッ」
とはなれど、いやいや、先日まで読んでいた本に比べれば、
「お互いがんばろうね」
って雪緒ちゃんに言いたい感 -
Posted by ブクログ
このシリーズ、7冊目から主人公を雪緒ちゃんへスイッチしてるのがうまいなと思う。
(千春ちゃんメインの話が続いていたら途中で飽きてそうやったので)
せやけど、雪緒ちゃんの話は微妙に覚えていないところがある…。
前職をやめたくだりは覚えてたけど、家族との軋轢とか、粕井さんとのつながりとか…(笑)。
知らなくても読めるし、読んでるうちになんとなく思い出してきたからよかったけど、今回もおもしろかった。
わりと、さらっと重いことを放り込んでくるので、こちらもいろんな意味でボリュームがそこまでないわりにページが進まんのよね。
雪緒ちゃん主観の話ばかりでなかったのも面白かったところかもしれん。
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