イナコのレビュー一覧

弁当屋さんのおもてなし 甘やかおせちと年越しの願い

喜多みどり / イナコ

相変わらずお弁当が美味しそうでした！
しかも遠慮ばっかりしちゃってもどかしすぎるくらいの二人の関係に進展があって嬉しかったです。
もっとイチャイチャしてくれー！！

弁当屋さんのおもてなし 甘やかおせちと年越しの願い

喜多みどり / イナコ

プロポーズもどきまで漕ぎ着けましたか(^^)
親友の仲違い、つまらん男からの別離、畳んだ店の常連忘年会、進路の岐路の親子。
北海道のラーメンサラダ、早速作ろう！

うしろむき夕食店

冬森灯 / イナコ

細い路地を何度も曲がってやっとたどり着く「うしろむき夕食店」は、二階建ての洋館に一枚の絵のように続く左右のステンドグラスの嵌め込まれた観音開きのドアの店。ドアを開くと、「お帰りなさい！」と、はじけるような笑顔の女将の志満さんと孫の希乃香さんが着物姿でお客を迎えてくれる。自分の勝手な想像だが、廣嶋玲子さんのふしぎ駄菓子屋銭天堂のイメージが浮かんできた。名物「料理おみくじ」には、ちょっとした言葉と料理名が書かれている。相手を想って作られたその料理が、とにかく美味しそう。それがお客の迷いや悩みの背中を押してくれることになる。五つの物語とおまけの一話は、だんだん面白くぐいぐい引き込まれていった。それぞれの話の登場人物が、その後の話にも登場して、それをつなぎ合わせて色々想像するのも楽しかった。

うしろむき夕食店

冬森灯 / イナコ

あやごぜさんのレビューで知った本です。ありがとうございました。

この本の印象は、なんといってもハート型のエビフライ。イナコさんの装画に魅せられてしまいました。その他のお料理のイラストも思わず食べたくなるものばかりでした。

夕食店の店主、志満さんのお料理は、どれも気取ってないのにおいしそうなものばかり。彼女は、誰に対しても態度を変えない素敵な方でした。店員の志満さんの孫、希乃香さんが見送ってくれるときの「いってらっしゃい、明日もいいお日和になりますように」という言葉には、さりげない心遣いが感じられました。

おみくじでオーダーされた五つのお料理に込められた言葉は、その人のことをさりげなく後押ししてくれるものでした。最後の〈おまけの小皿〉の物語は、これからのうしろむき夕食店の始まりが描かれていて、みんなの笑顔が溢れていました。

うしろむきではなく、前向きにさせてくれるお店は、「相手を思うこと」で頑張っている人をそっと後押ししてくれていました。
とても優しい物語でした。



〈お品書き〉
一の皿
願いととのうエビフライ
二の皿
商いよろしマカロニグラタン
三の皿
縁談きながにビーフシチュー
四の皿
失せ物いずるメンチカツ
五の皿
待ち人来たるハンバーグ

おまけの小皿

弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ

喜多みどり / イナコ

ユウと千春の結婚前後を描く短編集。だんだんと二人以外がメインとなる話が多くなっていた中、二人中心の話となってよかった。

弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ

喜多みどり / イナコ

今回も美味しそうなお弁当がたくさん登場して、食欲が増進。揚げたてのコロッケって惹かれます。
始まったばかりのユウと千春の新婚生活。どんな家庭を築いていくのかな。きっとくま弁のお弁当のように温かでほっとする家庭になるんだろうなぁ。

弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇２

喜多みどり / イナコ

雪緒が前の仕事を辞めるきっかけとなった猪笹美月との再会について書かれた話がよかった。一つわだかまりがなくなって、人のつながりが戻った。今後、美月も出てくることがあるのか楽しみ。

弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇４

喜多みどり / イナコ

しあわせ宅配編は今回で幕を閉じたけれど、くま弁と雪緒たちがこれからどんな風になっていくのか楽しみは続く……

うしろむき夕食店

冬森灯 / イナコ

心温まる5つのお話ご書かれている。
店主と孫のお店に行ってみたいなぁと思うほど、素敵な店主とお客様。
とても読みやすくて面白い本でした。
『全てが巡り合わせ』いい言葉です。
心に染みる本でした。

弁当屋さんのおもてなし 甘やかおせちと年越しの願い

喜多みどり / イナコ

第四弾。
のっけからちょっと重ためのきたなと思ったけど相変わらずご飯は美味しそうだしみんな優しいしでハッピーエンド信じられるところがいい。

おいしいご飯と人情ものと恋愛が一遍に摂取できるのだいぶお得だなぁとふと思った。

口取りって全く馴染みがなく食べたことないけど北海道近辺の文化なんだなぁ。
最初文章に出てきたとき富山の鯛かまぼこを想像した。

うしろむき夕食店

冬森灯 / イナコ

うしろむき食堂の常連さんのお話が短編で描かれています。お客さん同士が、うしろむき食堂以外の場所で少しずつ絡んでいて『世間は狭い』とはこういうことを言うのだなと思った。
皆いい人で個性的。
人生上手くいかないことも、通り過ぎてからふと振り返ってみると、それがあったからこその今なのだ，無駄じゃなかったじゃないか、ってなるよなぁとしみじみ。おばあちゃんと話せるお店，いいなぁ。

弁当屋さんのおもてなし 巡り逢う北の大地と爽やか子メロン

喜多みどり / イナコ

久しぶりの｢弁当屋さんのおもてなし｣シリーズ！
今作はユウと千春が婚姻届を出してから、前作で完結した幸せ宅配篇の直前までのお話が描かれておりました❁⃘*.ﾟ

将平さんや黒川親子をはじめとした｢くま弁｣の常連客の皆さんがたくさん登場してくれたのが嬉しかったです(*´˘`*)
そして今作では、広大な北海道の魅力がたくさん詰まった一冊になっていて、北海道の色んな場所に旅行に行ったような気持ちになれて楽しかったです♬

弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ

喜多みどり / イナコ

千春とユウの結婚前後のお話。いざ結婚となると二人だけでなく、それぞれの家族との関わりも出てきます。そのへんの微妙な心遣いなど、繊細なところが描かれています。
くま弁をどうしていきたいのかを決める重要な時期のことが、丁寧に描かれているのが良かったです。

弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇３

喜多みどり / イナコ

結婚記念パーティーが素敵で感動的でした。
雪緒の親子関係には、いろいろ考えさせられます。雪緒のこれからが楽しみです。

弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇２

喜多みどり / イナコ

人に気持ちを伝えることの大切さを学ばせてもらいました。ちゃんと言葉にしないと自分の気持ちは伝わりませんね。
雪緒さんの優しさにじーんと感動しました。

弁当屋さんのおもてなし まかないちらしと春待ちの君

喜多みどり / イナコ

千春がこれからのことを決意するまで。とてもドラマチックでした。
餃子の話も印象的でした。みんな悩みながら一生懸命生きている姿が描かれています。そして、それを応援したり支え合ったりの関係が素敵です。

弁当屋さんのおもてなし 甘やかおせちと年越しの願い

喜多みどり / イナコ

北海道の食文化が描かれているのが、興味深いです。
千春とユウの関係がどうなっていくかも気になるけれど、ひとつひとつのエピソードがどれも深くて引き込まれます。

弁当屋さんのおもてなし 巡り逢う北の大地と爽やか子メロン

喜多みどり / イナコ

常呂町への旅行への認識が新婚旅行かそうでないかで揃っていなかったのが千春さんとユウさんらしくて笑ってしまいました。
翔平さんも茜ちゃんも、他のくま弁常連のみなさんもお元気そうなお姿が描かれていて本当に嬉しくなります。
まだまだこちらも夫婦と2人を取り巻く皆さん物語に触れていたいと思いつつ、今後続くならどういう時系列の物語になるのか想像できず、シリーズ終了間近の予感にハラハラしている。

うしろむき夕食店

冬森灯 / イナコ

各話の主役がこう…青いというか、若いというか、悩んだり答えを見つけて駆け抜けたり。その悩みを解決するきっかけの料理がまた美味しそうで(*´﹃｀*)

それにしても最後の展開は読めなかったけど、大団円って感じで良いですねぇ(*´ω｀*)

弁当屋さんのおもてなし まかないちらしと春待ちの君

喜多みどり / イナコ

　安心して読める。
　人々のいろいろな悩みや思い出が、弁当につながっていく。小鹿さんも、仕事に恋に悩み多いところですが、・・・なるほど「春待ちの君」ですね。