イナコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょっと急ぎ足で読んでしまったけど、面白かった。
表紙の料理がみょうに赤いのが気になるんやけど、これ、何…? (笑)(そこ?)
ボルシチかな?
北海道って、しみじみ、文化が全然違うなあって思う。
お赤飯が甘納豆(やっけ? とにかく甘いのよね)で作るとか、想像できない~。^^
雪緒ちゃんの生き方は、すごくいいと思う。
もしわたしが20代だったら選べなかったかもしれないけど、ちゃんと考えて、ちゃんと進んでいくから、これこそが自立やなあって思う。
千春ちゃんもそういうところがあった。
一般企業に勤めあげる話も面白いけれど、こうやって迷いながら進んでいく話が、もっと読みたいなあって思うし、こん -
Posted by ブクログ
間をあけて読むから…。
案外このシリーズって登場人物が多くて、正直今回は
「だれやっけ??」
ってなってしまった。ごめん。笑
黒川さんとか…。
今回も面白かった。北海道の暮らしが興味深いわ~!
あと、ユウ君と千春ちゃんに甘い進展があるのもちょっとびっくりした。このシリーズはわりと硬派(?)なのかと思ったので、突然のラブに
「!!」
と、なってしまった。^^
(特に最後)
結婚…とか、考えて読まなあかんのこのシリーズ…。そうなんか…。
(イヤべつにいやなら考えんと読めばええんちゃうの)
ちゃうねん、20代の女の子が主人公の小説を読んでるのはわかってるけど、甘酸っぱく結婚がどうのこうのとか -
購入済み
心暖まりました
今回のシリーズもすごくよかったです。新しい主人公もいいのと、茜さんとの絡みが今後どうなっていくのか?も楽しみなところです。
次の巻も早く読みたいなと思ってます。 -
Posted by ブクログ
無骨でシュッとした職人気質のイケメン店長とかわいらしくもスパッとクールなツッコミを入れてくれる店員さんの二人で営む焼き菓子専門店「初」をめぐる連作短編。
入れ替わり立ち替わり現れる主人公の視点で繰り広げられる物語は砕け過ぎず、装飾過多にもなり過ぎずの程よい塩梅でサクサクテンポ良く進み、これぞライト文芸ジャンルの持ち味なんだろうなぁ。
皆それぞれに日々の中で答えの出ない迷いに揺らされ、そんな中、丁寧に仕立てられた焼き菓子に出会うことで「自分なりの答え」を見つけていく。
遠慮のないご近所さんの煩わしさや親世代との確執を描きながらも、物語を通して描かれるのは『程よい塩梅』でそれぞれの抱える軋轢に向き -
Posted by ブクログ
表紙買いしましたが、お陰でいい本に会えました。
焼き菓子という小さな一口が救いになって胸に灯りを灯すようなお話が四篇、主役は移り変わるのにどれも共感できるような部分があって、響くものがありました。四話目は話の締めくくりとして店の中の人の話になりますが、その他の三話がただの客目線の話なのがいい。店員がしゃしゃり出て口を挟んで物語が進むのではなく、ただ客がこの店に出会い自分で感じるそのきっかけがこの店にあることが、このお店が本当に京都烏丸にあって私もいつか客として世界に入れるような地続き感を感じて嬉しくなる。
実際読み終えて「京都」「烏丸」「焼菓子」で検索してしまいました。残念ながら焼菓子屋初は見