イナコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「しあわせ宅配篇」に繋がる物語。
婚約後から結婚して、新婚さんになってからの喧嘩(?)などなど、読みたかったユウさんと千春さんの色々を読めて嬉しかった。
喧嘩内容も、二人ならではのほっこり内容で、何だったら喧嘩でもないというね。
互いが互いのことを大切に思っているからこそ、すれ違う。
他の話でも思ったけれど、言葉にすることは大切なことだなと感じた。
お弁当が美味しそうなのは毎回のことなので、今更説明は不要。
ただ個人的には今回出てくるキャラたちが、こうどうにも苦手なタイプの人たちが多くて、イラっとしてしまったのが申し訳なく。
自分とのチューニングに合っていない感じ。
こればかりは、読み手のこちらの都合なのですみません。
ユウさんの母親はさておき、猫の夫婦もは互いに言葉が足りないし、遊沢さんに至っては……うん、本当に苦手。
初手で千春さんも彼に好感触を得なかったのも大きかった。
黒川さんの旧友ではあるのだが、折角くま弁のお話なのに癒し系な読書にならなかったのが寂しくもあった。
ユウさんと千春さんを眺めている分には大変おいしかったのに。 -
Posted by ブクログ
路地裏でひっそり営まれている家庭料理のお店は、その懐かしい雰囲気から、常連さんには「うしろむき夕食店」と呼ばれている。
悩みや困りごとをもつ登場人物が、お店を訪れて料理や店主との関わりを通じて解決の糸口を見出していくストーリーは、最近読んだ古内一絵さんの「マカン・マラン」と似ていて、いかにも私のドストライクゾーンの設定なのですが…
なぜだかこちらは登場人物がスッと入ってこなかったり、モノローグが誰目線で書かれてるのか分からなくなったり、ページが進まない…
そして、料理にもあまり惹かれず。私がお酒を飲まないから?同じ著者の「縁結びカツサンド」は好きだったのですが。
ま、こんなこともあるかーということで、一応記録として感想を書かせていただきました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「あせったり迷ったりしたら、一度うしろを振り返ってごらんなさい。誰かの道をなぞるのじゃなく、あなたは、あなたの道を歩いていると、ちゃんとわかるはずだから」
悩んだり行き詰まってしまった時、つい物事を後ろ向きに考えてしまいがち。私もついそうなってしまう。
けれど先に先にと前に進むだけが良いわけではなく、時に立ち止まってこれまでの歩みを見返すことも大事だ。ありのままの自分をじっくり見つめ直してから、ちょっとだけ前に進んでみると新しい景色にも出会えるはず。
そのうえ美味しい手料理と絶品なお酒でもてなしてくれるなんてこの上ない幸せだ。
お店の常連客たちが織りなす連作短編集。出てきた料理はどれも美味しそうで、女将の志満さんがとても素敵で、物語の心地よい余韻に浸っていたくなった。 -
Posted by ブクログ
ハート型のエビフライに目が釘付けとなって、手に取った本書。
女将の志満さんと、孫娘の希乃香さんが切り盛りする〈夕食店シマ〉・・通称〈うしろむき夕食店〉を巡る連作五皿(話)&おまけの小皿が収録されております。
〈うしろむき夕食店〉なんて呼ばれていますが、決してネガティブな意味ではなくて、そのレトロな外観と居心地の良い内装で昔を振り返る気分になるから・・という意味でついた通称との事。
内容的には、"ハートウォーミング系料理店もの"ならではの、悩みを抱えていたり人生に行き詰った人達が〈うしろむき夕食店〉を訪れ、温かい接客&とびきり美味しいお料理に癒されて元気をもらう・・という安定の流れで、ある意味期待通りのほっこり展開でございます。
面白いのは「料理おみくじ」なるもので、白木の三方に積み上げられた"おみくじ"を引くと、そこには料理名とともにひとこと添えてあるというもの。
「願いととのうエビフライ」
「商いよろし、マカロニグラタン」
等々・・
なんて、ちょっとワクワクするオーダー方法ですよね。
(あ、ちゃんと"普通のオーダー"もできますので、ご安心を!)
勿論、お料理描写もめっちゃ美味しそうで、私も〈うしろむき夕食店〉を訪れて「料理おみくじ」を引きたくなっちゃいました~。
ということで、タイトルに「うしろむき」なんて入っていますが、前向きな気持ちになれるストーリーでございました。
因みに、「二の皿 商いよろし、マカロニグラタン」で、紅谷先生が"駒込のうまいカツサンド・・"と言うていたのって、同著者の『縁結びカツサンド』の"あのパン屋"のことですよね?!
こういう"こっそりリンク"を見つけると、やたら嬉しくなって、また冬森さんの別の著書を読みたくなってしまうんですよね・・てか、これってまんまと戦略に嵌っているってこと?( ゚д゚)ハッ! -
Posted by ブクログ
仕事や日時生活で躓いた時に、ふと出かけたレストラン『うしろむき夕食店』で食べた料理やレストランのスタッフ達とのふれあいで、前に進むことができ事態が好転していく。
ひとつひとつは短編なんだけど、登場人物達が後の方の物語にも顔を出し、最終話にはオールスター勢揃い。
この本には限らないんだけど、最近の小説は登場人物達の名前の読み方が難しくて、一度では覚えられず、登場人物が多くなると頭の中が大変なことに。^^;
そんなに難しい名前にする必要あるのかな?と頭の中が疑問だらけになり、物語に集中出来ない。
それならそれで、フリガナをずっと付けて欲しいと思う。