ハーバード・ビジネス・レビュー編集部のレビュー一覧
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内省的な自己分析に関する章は目からウロコだった。具体的には下記。
Why?で考えると、非生産的なマイナス思考を招く
⇒What?を問いかけることで、客観性と未来志向を保つ
例)自分の仕事を嫌っている場合
❌️なぜこんなに嫌な気持ちになるのか?
⭕️自分を嫌な気持ちにさせる状況は何だろうか?
そのような状況に共通しているのは何か?
また、相手からのフィードバックを引き出す問いかけについても具体的で参考になる。
・あなたには、私がどんな人間に見えますか?
・私のここを変えるとよい、そうすればもっとうまくやれる、と思う点はありますか?
・自分では〇〇が課題と思っているが、どうすればよいでしょう -
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Posted by ブクログ
『デザイン思考の教科書』
【購読動機】
デザインもデザイン的思考についても、まったくもって得意ではない分野です。だから、そのまま放置していいはずもなく、少しでも知っておきたい領域です。
そこで、デザイン思考って何だろう?という基本的なことから学んでみることにしたのでした。
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【本書】
ハーバードビジネスレビューに寄稿している論文が複数記載されています。学者の理論系とペプシのようなビジネス界での実践系の2種の論文が1:1の割合で記述されています。
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【読み終えて】
デザイン思考とは、言葉のとおりに解釈すれば「デザインを思考する」となります。また、このデザインは、 -
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本書は、2019年にHBRの経営論文としてまとめて書籍化されたものです。
論文は等位的でどこから読んでも構わないとあります。
気になった点は、次の通りです。
・AIをビジネス遂行能力という視点でとらえると3つの重要な役割に分けられる。①ビジネスプロセスの自動化:RPA,②データ分析によるインサイトの獲得:機械学習、③顧客や従業員に対するエンゲージメント:意思決定支援、ヘルプデスク
・AI技術フレームワーク 4つのステップ
①技術を理解する:AIの得手不得手を理解する
②プロジェクトのポートフォリオを作成する:機会の特定、ユースケースの特定、技術の特定 要はニーズと能力を把握して、各プロ -
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ネタバレマインドフルネス=瞑想ではない。まずは、マインドフルネスの状態、反対にマインドレスの状態にあるとはどいう状態なのか。自身の捉えている状態は、水が静かにピンと澄んだ状態にあるということ。マインドレスな状態とは、雑念がいっぱい、解決できない検討事項があり、悶々としている状態。マインドフルネスを手段として捉えている論文と、マインドフルネスを目的として捉えている論文があることに気がつく。マインドルフネスの感覚がない人にとっては、おそらくどっちかに決めたいんだろうと思う。日本人の多くに備わっている感覚とは、マインドフルネスそのものであって、自省、またはセルフコンパッションと表現される自己を慈しむ心、そし
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HBS 戦略の教科書
HBSの戦略論の名著をまとめたもの。
やはり第1章のマイケル・ポーターの論文が際立って良い。もちろん、第2章~第10章も極めて良いのだが、第1章の「戦略の本質」はまさしく本質であり、他の論文とは抽象度が1段上がっているように感じる。
ポーターは、戦略について、「≠業務改善」と最初に定義する。多くの仕事は、最初はスケールメリットなど、業務改善フェーズから始まる。単純な話で、原価や管理コストを下げれば利益が生まれるから、まずはどのように効率化・省力化し、利益を増大させるかという点が企業の命題となる。しかし、業務改善には限界がある。ある一定レベルまで行くと、大幅な技術革新でも -
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マインドフルネスに関しての論文が多数載せられている。ある一つの論文にマインドフルネスの確かな科学的根拠のある効用は4つしかなく、1%しか正しいものはないという文章があった。これはこの本に記載されている論文全てを疑うべきか、それともこの本に記載されてる内容は1%なのか非常に気になる。やはりエビデンスをしっかり確認するのは大切だと改めて認識させられた。
4つの効果
①集中力が高まる
②ストレス下での平静維持
③記憶力の向上
④チームワークがよくなる
マインドフルネスを日々行っている人は、行っていない人々と比べ上記が優れている。
注意点
論理的、合理的思考を深めるため行うもので、思考をなくすために行