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Posted by ブクログ
マインドフルネスに関しての論文が多数載せられている。ある一つの論文にマインドフルネスの確かな科学的根拠のある効用は4つしかなく、1%しか正しいものはないという文章があった。これはこの本に記載されている論文全てを疑うべきか、それともこの本に記載されてる内容は1%なのか非常に気になる。やはりエビデンスをしっかり確認するのは大切だと改めて認識させられた。
4つの効果
①集中力が高まる
②ストレス下での平静維持
③記憶力の向上
④チームワークがよくなる
マインドフルネスを日々行っている人は、行っていない人々と比べ上記が優れている。
注意点
論理的、合理的思考を深めるため行うもので、思考をなくすために行うものではない。
また他人に無理強いすることは決してしてはならない。
起床後、昼食前、就寝前に各10分マインドフルネスを行う。また1人での食事の際、食事に集中する。とにかく今ここに集中。意識が逸れても大丈夫。すぐに戻す。
新たな気付きを多く得るほど、その事象を好きになる。
Posted by ブクログ
マインドフルネスに関する14本の論文集。基本的にはマインドフルネスの効果や科学的根拠、また、どのようなタイミングで実施すればよいかなど肯定的な意見が多い。一方でマインドフルネス目標達成のためのツールと考え「いま、この瞬間」ではなく未来を見ていたり、マインドフルネスと称して瞑想で現実逃避したり、さらにマインドフルネス瞑想を強制してストレスを増大させるようなやり方をしている場合があることも指摘している。そもそも瞑想がマインドフルネスであるという勘違いも多いという。あくまで「いま、この瞬間」に集中できれば瞑想する必要もなく、瞑想はマインドフルな状態になるための手段の一つに過ぎない。マインドフルネスという言葉だけが広がってその本質や目的を見失っていることに対する指摘はしっかりと受け入れなければならない。
Posted by ブクログ
マインドフルネス関連の論文を斜め読みできるが、(EIシリーズ全体に共通しそうだが)日本語版に寄せてとされる三宅陽一郎氏の序文がもっとも印象的である。
西洋的世界観で研究が進む人工知能が、「思考至上主義」的盲点に陥る懸念を抱えているのに対し、ゲームというキャラクターへの人工知能適応を進める三宅氏は、意識の限界を悟り、無意識が感じとるものに耳を傾けることを、東洋的な補完アプローチとして取り組んでいるという。
AIと人間の違いが意識されるようになると、このドグマは人間にも浸透し、「よく考え、行動せよ(さもなくば、テクノロジーに代替される)」というスローガンに鼓舞されるようになる、との指摘にはハッとさせられる。
スピード社会、過当競争ともいえるIT企業群の台頭、グローバリズムのなかでの仕事が細分化、複雑化、大規模化していく流れの影響で、仕事の内容はますます複雑に、
加速度的にスピードが速くなっていき、様々に分岐した細かな仕事に追われる構造の中に、私たちはある。
「人間の幸福の一つである、心と身体の全てを使って、目の前の仕事に集中する」ことを達成するために、現時点での一つの強力な解が、マインドフルネスという言葉で表現される禅的アプローチといことらしい。
本書が、瞑想だけがHOWではない、という通り、自分たちを取り巻く構造を意識し、自分の内側が平和で、冷静で、力に満ちた状態であることを意図することが、自分なりのHOWに近づく、第一歩であることを、この序文から学ぶことができる。
Posted by ブクログ
研究者や識者によるマインドフルネスに対する短い論文の寄せ集め。収録されている論文の数は14で、1つの論文は10ページ前後。短時間で難なく読むことができるため、マインドフルネスの概要をつかみたい人にお勧めである。
本書を読んで感じたことは、マインドフルネスの捉え方は人によって違うということ。マインドフルネスは「瞑想から宗教色を取り除いたものだ」と書いている研究者(ダニエル・ゴールマン)もいるし、マインドフルネスは瞑想を必ずしも必要としないと書いている研究者(エレン・ランガー)もいる。
個人的に重要だと思ったポイントは、”マインドフルネスや、他の瞑想に関する膨大な公表文献を最も厳密な科学的基準に基づきふるいにかけた結果、最も信頼できる基準に適合した論文はわずか1%である”ということ(ダニエル・ゴールマンの論文「マインドフルネスは四つの確かな成果をもたらす」より)。
本書から得られた情報をまとめて、信頼できそうな情報だけを残したら、マインドフルネスは下記の様な捉え方をするのが妥当ではないだろうか。
①目的: 今この瞬間に集中すること
②方法: 瞑想
③得られる結果: 集中力の強化
マインドフルネスストレスの瞑想法について詳しく知りたければ、「マインドフルネスストレス低減法」(ジョン・カバットジン)がお勧めである。
Posted by ブクログ
人工知能も、禅と似た過程が必要。
人工知能は良く思考すれば、良い行動ができる、という前提で作られている。人間は違う。流れを感じて身を任せることも必要。
マインドフルネスは、実践的な禅のパッケージ。悟りを開くことを目的としていない。
内省を習慣的に行うこと。自分にとって大事なことを見極める。
マインドフルな状態になると、結果に良いも悪いもないことに気づく。
今この瞬間、に気づくこと。
一日を始める前に、座って瞑想する。
マイクロメディテーション=一日数回、1~3分の瞑想を行う。気が散るとき、押しつぶされそうなとき、など。
マインドフルネスインアクション=行動しながら、数秒単位で集中する。
朝起きたら、二分間横になったまま、呼吸に意識を集中する。
呼吸に集中するために、呼吸の回数を数える。
マルチタスクより集中、感知を高める。
スローモーションで生きることではなく、集中と感知を高めることにある。
集中したトレーニングは、一日4時間が限度。それ以外は休息する必要がある。
マインドフルネスは集中力を高める。
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