スコット・ギャロウェイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.幸せって何で決まるのか気になった
2.人間関係と愛が人生の基盤となっており、金は人生を豊かにするためのツールでしかないということが本書の一番の伝えたい目的となっている。著者自身大学入試での失敗、離婚、会社を失敗させるなどの経験を持っている。この経験を活かし、人生において必要なことを幸福、健康、成功の3分野に分けて説明している。一握りの成功例をそのまま自分に当てはめるのではなく、自分はどんな人生を送っていきたいのかを考えることから始める。そこに大切なのは人間関係であり、愛となっている。
本書で取り上げる3テーマは生きてくうえで必須の要素なので、テーマごとに自分の人生と照らし合わせながら読んでいくことを勧めます。
3.どんなにテクノロジーが発達しても人間関係が最も大切なのはどの時代も変わらないということを伝えたいのかなと思いました。
このような本を読んでて思うことがあります。それは、自分の人生を楽しむために何をすべきか考えることが大切ということです。人それぞれ人生があり、楽しみがあります。そこから逃げたところで幸せな人生は送れないということです。一昔前までは夢をもってひたすら努力するという考えが一般的だったのですが、今では目の前のことに全力で努力すればキャリアがついてくるという考えが注目されています。どちらが正解なのは自分にはわかりませんが、好きなことに出会い、全力で努力することが大切なのは時代が進んでも変わってないのでは?と思います。好きな仕事を出来てない今の状況を打開するには、何か好きになる方法を見つけなくてはならないと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ以下のことは当たり前と言えば当たり前。その当たり前を良く忘れてしまう。
<ポイント>
・私たちの行動の背景には常に、自分ではコントロールできない大きな力が働いている。時間と労力を投じれば、大きな影響を与えられるものはたくさんある。よって、自分の力ではどうしようもない者のために貴重な資源をムダにすべきではない。ビル・バーネット『スタンフォード式人生デザイン講座』において、自分の力ではどうすることもできない障壁や反対勢力を「重力問題」と呼んでいる。もし、それに対してできることが何もないなら、それは問題ではなく状況である。「自分がぶつかっているのは、突破できる壁なのか?それとも、重力に逆らおうとしているのか」を一歩下がって全体を俯瞰してみる。重力への対処法には2つのステップがある。1つ目は、重力を認識すること。2つ目は、見方を変えること(リフレーミング)によって、その状況下でも「解決できる問題」を見出す。重力があるからと言って、急な坂を登れないわけでも、空を飛べないわけでもない。しかし、これらのチャレンジに対する解決策は、重力は逆らうことではなく、重力があるという現実の中で機能するものでなければならない。いくら仕事や趣味を追いかけても思うようにいかないなら、情熱と才能が一致していないかもしれない。
・最終的に測定すべきは生活の質。これが満たされていたら私は幸せという指標をいくつも持っていることが大切。
・最大のサプライズはたいていネガティブなこと。入念に立てた計画が予期せぬ出来事のために吹きとんでしまったら、まずはいったん心を落ち着かせ、立ち直って残骸を調べ(「物事は見た目ほど良くも悪くもない」と自分に言い聞かせながら)、家に衝突した隕石の状態を吟味しながら計画を立て直す。そのクレーターは、素敵なプールになるかもしれない。
・8割はパッシブ投資、2割はアクティブ。要するに、8割は固く、2割は自由裁量。
・「100-年齢」ルール
株式のような高リスク資産の保有比率を100ー年齢を引いて、のこりを債券などの低リスク資産で運用する。
・仕事に熱心に取り組んで収入を高め(フォーカス)、無駄遣いを減らして節度ある生活をし(ストイシズム)、複利の力を活かして長期的な投資を行い(時間)、複数の対象に投資することでリスクを減らす(分散投資) -
Posted by ブクログ
フォーカス+(ストイシズム×時間×分散投資)
ざっくり言うと、上記の事を実行して、人間関係やお金に不自由しない充実した人生を送りましょう!という本。
金銭的に「豊かに」「自立する」事だけを目指すのではなく、最終的にそうなる為に、一生懸命仕事して人格をしっかりと磨いて、それで得たお金を上手に投資に回しましょうねって感じ。
そこまで目新しい事が書いてある訳ではないかなと感じますが、投資の全くの初心者ですという方には、投資について、最初の心得的な物を理解するにはいいかも。
外国の方が書かれている本なので、個人的には例えや比喩が分かりにくく感じる部分もありました。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通り、人間の幸せとは、という観点から書かれた本。やはり家族、特に子供や親との時間の過ごし方が多くを占める。
自己啓発本として本書を読むと肩透かしを喰らうが、人生にとって大切なこととは?という観点で読むとギャップが少ない。
著者がGAFAに関する書籍で売れたため、本作も無理やりGAFAとこじつけているが、実態としてGAFAは全く関係ないため、やや羊頭狗肉感が出てしまっているのが勿体無い。
人は誰しも死に向かって生きており、人生を重ねるごとに想像もつかない経験をする。そうした人生を支えるのは、人間関係と、自分が愛した人によって生まれるもの。 -
Posted by ブクログ
「幸せ」とは考えるものなのだろうか。感じるものではなかったのか。否、やはり考えるべきものなのである。
あらゆる人の人生の目的はたった一つ。「幸せになることだ」という。
そう考えると、人生というのは本当に深いものだと感じてしまう。
自分が思春期の頃「どうせいつか死ぬのに、なぜ生きるのだろうか」と考えたことがあったが、「幸せになるためだ」と言われて腹落ちしたのを思い出してしまう。
そういう意味で正しい大人から正しい言葉を聞くことは、その人間の人生にとって大きな意味があると思うのだ。
本書は大学教授である著者の人気講義を書籍化したものだ。
50歳をとうに超えた今の私にとっては、正直そこまで目新しい発見はなかったが、学生の皆にとっては意味のある講義になることだろう。
著者も私とほぼ同年代。
この年齢になれば、人生についてアレコレ考えてしまうものだ。
私自身、学生に向かって感動する言葉を上手に投げかけられるとは思えないが、著者の言葉と私が普段から心の奥底で思っていることは似たような感覚だ。
人生とは思った以上に短い。ただし、考え方によっては長い。
結局どう生きるか。どうやって死にたいか。
やはり「幸せになること」を目指して生きることは、人生に大きな意味を与えると思ってしまう。
どんなに金銭的に成功した人でも、才能に恵まれた人でも、悩みなく人生を過ごせる人は誰一人としていないだろう。
誰でも大なり小なり、自分の人生について悩みながら、その中で小さな「幸せ」を探して日々生活しているものだ。
そんな酸いも甘いも経験して、自分自身も今に至っている。
大きな幸せを日々感じている訳ではないが、自分の人生について「そんなに悪くない」とは思っている。
むしろ非常に運がいいと思う。
(健康に生まれただけで相当に運がいいと言えるのではないか?)
この教授と人生経験を競うつもりもないが、書いてあることは否定のしようもない。
まさに普遍的な真実と言えることばかりだ。
だからこそ、たまにはこういう本を読むのもいいだろう。
親や家族のことを考えてしまう。
自分の幸せを噛みしめて、そして感謝の気持ちが湧き出てくるのを感じてみる。
忙しい時代だからこそ、立ち止まって考えてみるのがよいのだろう。
「幸せ」について考えてみることは、本当に大事なことなのだ。
(2023/2/12) -
Posted by ブクログ
田舎書店応援購入本第二弾。コロナが流行った序盤に出た本で予想がかなり古い感がある。スティーブン・ピンカーの話が一番興味が引かれた。自分は柄谷行人の世界の見方は理にかなっていて、大局を捉えていると思うのでそれを元に考えているけれど、世界は着実に良い方に向かっているという見方を切って捨てるほどの確信はない。自分は何の専門家でもなく、何も知らないから。
ただ、このままの体制で環境問題と格差の両方を解決できるのか、戦争を根絶できるのかという疑問がある。自分はぬくぬくと暮らしている側だが、日々安定した暮らしが出来ない人たちがいる中で、なぜ豪奢な生活が許されるのか、なぜそれが許される体制なのか、それは国民国家という障壁、資本主義経済という仕組みに原因があるのではないかと思わざるを得ない。でも、それを急激に変えることはきっと出来ない。
特に根拠はないが、漠然と国家というものを最低でも200〜300年くらいかけて何か別の戦争が起きえない体制に変えることができないか、非力ながら自分にその準備ための行動ができないかと思っているけれども、それだと気候変動の問題には全く間に合わないな。
たぶん自分にできる最も実効的で安全な試みは地道なプラットフォームづくりだと思うので、それを進めていきたい。自分の認識にも行動にもすべて何の確信も持っていないから、どうするのかは知らないけれど。