スコット・ギャロウェイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
GAFA時代の戦略というよりも、もっと動物的な感覚、ある男が人生を振り返った時の教訓といったニュアンスを感じました。
頭のおかしい教授からのアドバイスと称して、本書は始まる
構成は、前書きを含めて5部、
はじめに ニューヨーク大学人気講義[ハピネス]
・起業家というのは、いいときは絶好調で、悪い時にはどん底まで落ちる
第1講 幸福の講義
・とにかく努力、精一杯の努力をする
・大した人間になれなかったのは酒のせいだ
・モノより経験に投資せよ
第2講 成功の講義
・常にハングリーであれ
・うまくできることを見つけて、1万時間練習をして、それを得意になる
・簡単なことをきちんとやる
・会社をつくるなら不景気のときを選べ
・優良企業、大企業の従業員になるほうが、起業家になるよりも、満足を得られる
第3講 愛の講義
・自分を好きになってくれる人を好きになる
・パートナーが間違ったことをしても、進んで水に流す
・最大の恐怖は、孤独のうちに死ぬことだ
・人生を象徴するのは、最初の家でなく最期の家だ
・満たされる時間は、家族といるときだけだ
第4講 健康の講義
・泣きたいときには泣くべきだ
・嘘偽りのない自分でいろ
・完璧でなくても愛し続けよ
結論 人間関係を築く努力をしなければならない。最後に残るのはそれだけかもしれない。
以上が、迷いと恐れがなくなる「不変の原則」です。 -
Posted by ブクログ
著者による4社への解釈や批評が述べられている。この本は客観的なデータや研究によって書かれた論文ではないという点は心に留めておきたい。
著者が論じる成功の遺伝子は、実証されているわけではないが充分に推測しうる範疇のものであり参考にしても良い部分は多々あるように感じられる。
かなり文体がウィットに富んでおり、読みものとして面白く感じられた。若干冗長な部分もあったが。
4社についてのあまり詳しくない若者にとっては充分に知見を得られる本だった。特に10章の内容は著者が過ごしてきた人生をもとに若者へと送る助言のようなものであり、ここの章だけでも一読の価値がある。全肯定をするわけではないが人生の指針を考えるにあたって参考にできるものは多々あると感じられた。 -
Posted by ブクログ
コロナの情報としては古い(2021年5月現在。2020年7月の新書なのでやむを得ない)けど、それ以外はとても興味深く読めた。
違う見解もありつつ、海外の知識人たちが日本に対してほぼ同じように感じているんだなーと思ったのが、結婚後の女性の負担が多いところと定年退職が不要では?という話。
海外から見ても異様なんだね、日本の結婚後の夫婦間の家事育児分担(笑)
たしかに、双方が仕事を持つのになぜ育児も家事も女性がするんだろう。私も思う。
定年退職については詳しくないからわからないんだけど、働きたくても辞めざるを得ないのはたしかにおかしい。気力体力的に辛いならリタイアは全然ありだけど60代はたしかに元気だもんね。私自身はどうなるかわからないけど、自分がやりたいことをできる60代でいたいなぁ、とは思う。
結構政治的なこともガシガシ切り込んでいて、読んでいてスッキリした(笑) -
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章独裁国家はパンデミックに強いのか
第2章AIで人類はレジリエントになれる
第3章ロックダウンで生まれた新しい働き方
第4章認知バイアスが感染症対策を遅らせた
第5章新型コロナで強力になったGAFA
第6章景気回はスウオシュ型になる
あとがき
P147FBとグーグルのアルゴリズムはつながりを検知
する~よい記事と判断~多くの人の目にふれるように
~ランキング上昇
反論の多い記事は上昇する⇒フェイクへ
P192ロックダウンを早期にしても経済を止めることに
変わりはないので、失業率は同じ
知の巨人へのインタビュー本 -
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成功したいなら、若いうちはとにかく懸命に働くしかない。バランスを欠く生活を受け入れるしかない。若いうちにバランスを欠く生活を送ったことで、のちにもっとバランスの取れた生活ができるようになる。
この世界は大きなものではなく、すばやいものが勝つ。
運動は大切。
人生を共にするパートナー選びは重要。
若いうちに学歴を手に入れ、都市に出る。
お金で買える幸せはさっさと買い、他に目を向ける。
仕事以外に喜びを与えてくれるものを見つけ、投資する。
人間関係に投資する。複利で増えていく。
モノより経験に投資する。
才能だけではない。ハングリー精神を持つ。
成功の秘訣は自分が得意なことを見つける。
成功者のアドバイスは無視する。まに受けない。
簡単なことをキチンとこなす。
著者が書いていることは以下。
*約束の場所には早めに行く。
*マナーを守る。
*確認する。
成功は身近な人と分かち合え。
いくつからでも行いを改めることができる。
自分の才能を磨き続ける。
成功の源は才能ではなく、環境と教育。
自分の市場価値を知る。
重要なことは数字で測る。
資産、信用、両親に会う回数など。
拒絶される経験を積む。
断られるリスクに自らをさらさなければ、大きなことは何も成し遂げられない。
拒絶を恐れていては何事もなし得ない。
よい従業員になる3つのスキル。
大人になる。つまり、自分は特別ではないと認識すること。
礼儀正しくある。
確固たる自分を持つ。
いつかは不要になることを受け入れる。
人間関係にスコアをつけない。
パートナーが間違っても、進んで水に流す。
迷ったら子どもにとって一番いいことをする。
愛をきちんと伝える。
自分が幸福であることを自覚する。
身体を鍛える。
親密さより調和を重視する。家族とはいい距離感を保つ。
感謝と称賛をきちんと口に出す。
著者の経験をベースに語られた本。 -
Posted by ブクログ
「ライフシフト」や「銃・病原菌・鉄」など世界的ベストセラーとなった本の著書たちが、コロナをどう捉えているのかを理解することができた。
コロナはネガティブな要素もあるけれど、必ずしもそれだけではなく、全員が口を揃えていたのが、「深く考えるきっかけになった」と。
たしかに、世の中ずっと安定しているわけがないし、いつ不安定になってもおかしくない変化し続ける社会。とはいえ、人は簡単には変われない生き物だから、こうしたきっかけがなければ、今までの常識や当たり前に思っていたことを見直す機会をなかなか取れないのだろう。
そういう意味でも識者たちの深い思考に触れる良い本だった。
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Posted by ブクログ
コロナ禍の今、自分にできること、すべきこと。
第一歩は、考えること。ふかく考えること。
この書籍で面白いと思ったところは、世界に名だたる知識人6人の中でも、日本の経済に対する評価やその捉え方に差異があることだ。もちろん、立場もまるっきり違う人達だから、当然といえば当然だけれども、何より大切なのは自分達の知識と経験から答えを出していることだと思う。
誰かの受け売りじゃなく、自身の持てるあらゆるデータを吟味して、私はこう思う、という意見を表明することの大事さ。
スティーブン•ピンカーさんのインタビューが中でも唸らされた。
非常事態の今、強力なリーダーシップを発揮する言葉、現行を破壊せよという言葉、つよい言葉に惹かれて、ついつい頼りにしてしまう。そして流言飛語に踊らされる。Twitterの害はやばいね‥
そうではなくて、最終的な結論は、自分の意思で出していきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本を購入したときは意識していなかったのだけど、ギャラウェイ教授は「the four GAFA : 四騎士が作り変えた世界」の著者だったんですね。ニューヨーク大学人気講義とあるのだけど、どうもHAPINESSをテーマにした講義というよりは、ギャラウェイ教授の専門である「ブランド戦略とデジタルマーケティング」の講義の最後の3時間で「HAPINESS」を扱った話をし、これが好評ということみたいだ。読んでみれば判るけど、哲学者が幸福について語るのではなく、教授自身の学生時代、投資銀行家としての経験、起業家としての経験を通して考えてみた幸福という理解が正しい。
本書の構成は4章立てになっていて、第1章は幸福の講義、第2章は成功の講義、第3章は愛の講義、そして第4章は健康の講義となっている。ギャラウェイ教授の破天荒な人生は物語としても面白い。巧妙な話ぶりはきっと聞く者を魅了するのだと思う。でも、やっぱり幸福は愛なんじゃないかってことかな。愛の講義の最後の方に2つ大事な言葉がある。ひとつは「(完全無欠なものはほとんどないといっておきながら・・・)何の見返りも求めずに、経済、愛情、精神的に、誰かを余すことなく愛する境地に達すること。これが完全無欠である。」という言葉で有り、もうひとつは「我々の種、惑星、宇宙にとって、最も重要な進歩のための行動は、誰かを無条件に愛することだ。宇宙はそれを知っていて、その行動に対し、深い意義と幸せという報酬を与える・・・無神論者として、私はそれを信じている。」という言葉かな。健康に関する講義でも、最後は愛を語っている。他人に対する善意を行動に表すこと、賞賛や好意を態度で示すこと。それらができないと寿命が短くなったり、楽しみが減ったりするということらしい。教授自身が人生を振り返って、「他人からの承認と職業上の成功がもたらす経済的な安定に依存していた」といい、「人間関係を築く努力をしなければならないと感じた」とつなげている。そして、最後に残るのは人間関係だけで、かつそれが全てあり、それ以上大切なものはないと結んでいる。愛といってしまうと強い愛情のように感じてしまうところもあるけど、そういうことなのかな。この年になると妙に合点がいくような気がした。