スコット・ギャロウェイのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
GAFAという言葉を日本に定着させた前作が面白かったので読みました。
いかにもMBA教授という饒舌な口調で、次々と知らないアメリカの企業名が出てきて、ちょっと情報過多で何が一番言いたいことなのかよく分からないという感じでした。
ただ、作者が独占状態のGAFAを分割して、その力を抑えたいと考えていること、アメリカが以前より不平等な社会になっているのを危惧していることは分かりました。
あと、アメリカでも高齢者の投票率が高く、政治が高齢者寄りになっているというのは初めて知りました。
ただその点では、より少子高齢化の進んだ日本の方が酷い状態だと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1章 新型コロナとGAFA+X
勝っているものが勝ち続ける世界になっている。ウーバーとかは車とかも働く側のものなので、経営側はとてもリスクが少ない。
広告の価値が下がってきた。インターネットの誕生で口コミもあるし、メッキが剥がれやすい。これからは有料で情報をとらない青か情報を搾取され続ける赤を選ぶのか問われている。赤は煽情的な情報も多いから、優しい世界は青だろう。この中ではなかったけど、青のTwitterが赤のFacebook側のイーロン・マスクに買われたのは、不幸になっていく前兆かもしれない。
2章 四騎士GAFA+X
それぞれの解説とコロナパンデミックによってどうなったかの解説
言われれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ後半の『個人が成功するために必要な内面的要素』は今後の生活で意識していきたい。心理的成熟、好奇心、当事者意識、大学に行く、ブランド、友人、フェアではない競争、資格・証明、何かをなしとげた経験、都市に出よ、自分のキャリアをよく見せる、新しいものを受け入れる、株と計画、会社とは「連続的単婚」を心がける、組織ではなく人に誠実に、好きなことではなく得意なことでキャリアを築く、不満を口にしない、平均に回帰することを覚悟する、あなたのスキルを評価してくれるところへ行く、セクシーな仕事は儲けが少ない、頑強さ、助けを求める。自分のキャリア子どもたちにも伝えていきたいことだ。
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
コロナ後というよりも、コロナも含む今、そして未来を見据えジャレドダイアモンドやスティーブンビンカーなどの大御所著名人が語る。コロナを冷静に分析できない認知バイアスの問題、高齢化社会においていかに税収を確保するか、GAFAの存在はどう変わっていくか。
どれも興味深い話題。個々の内容が若干浅いのが物足りないが、十分に知的刺激あり、主流の論調を再確認できた。
しかし、コロナ後とはいつになるのか。感染の波間をそれと捉えるのではなく、我々が完全にコロナを統制した後の事。高齢化やGAFAの話は、コロナに強く関係した要素では無い。ただの来るべき未来の話だ。環境問題や戦争に比べればコロナなど些少だという発 -
Posted by ブクログ
タイトルに「GAFA時代の人生戦略」とありますが、GAFAに関連する書籍として向き合うことではなく、「the four GAFA四騎士が創り変えた世界」の著者自身の人生戦略として紹介することが適切であると感じています。著者に関しては次々項にて詳しく紹介しますが、シリアル・アントレプレナーとして数々の挑戦を続けてきています。その生い立ちから投資家・起業家・プライベートまでの人生における経験や苦労がまとめられています。本書の元になったのは、著者が教鞭をとるニューヨーク大学スターン経営大学院で行う講義カリキュラムの最後の3時間で扱う「アルジェブラ・オブ・ハピネス(幸福の計算式)」です。自身の経験 -
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)