お疲れ様でした〜!
ラスボス戦のあと、生き残った味方面子で感想戦・反省会を長々とやるの笑った。つくづく、「粗」を指摘されることを恐れて言い訳や後付けをせずにはいられない作家なんだなぁと。
あとがきでも長々と自分語りしていたが、身に付けなければいけないのは教養ではなく、やいのやいの言われても気にしない泰然自若な態度では。何も言い訳しない久保帯人を見習おう! これぞ余計なお世話だし、そんなもん狙って身に付けられるもんでもなかろうが……
(また、こうした執拗なまでに設定の整合性や合理性に拘る姿勢は、むしろ「誠実さ」として作家の特質かつ美点ではないのか、という見方も存在するだろう。詳しくは”LWのサイゼリヤ”の感想記事を参照)
野薔薇の復活は激アツだった。東堂といい、敵にも読者にも、その記憶が薄れかけた頃に再登場させるのがうまい。
たくさん重要キャラが亡くなったとはいえ、なんやかんやで大団円のハッピーエンド、1年生の3人組も元通りに再結成して日常の任務に戻っての幕引きということで、事前の評判で身構えていたほどの絶望感はなかった。ラスボス倒してから終わるまでに格好話数を残していたのが大きい。
伏黒姉が受肉体→宿儺が伏黒恵を乗っ取る→姉殺し あたりがショックのピークだったか。
来栖華と恵がいい感じになってるの草
シン陰流の既得権益トップを冥冥さんが葬る展開は驚いた。命はお金に換えられないから賭けるはずもない、という思想が一貫していてかっこいい。
脅迫的なほどに理屈付けをするバトルや設定のトーンは合わなかったけど、人間ドラマの温度感や細かな美意識はかなり好みのマンガだった。
秤や日車、髙羽、相撲取りなどの振り切ったキャラ付けと能力デザインによるふざけた作劇も良かった。
王道の少年マンガと、やや青年誌っぽいダークで気取った質感の中庸をうまく渡っていた作品でよかった。