米津篤八のレビュー一覧

  • 不便なコンビニ

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    色んな背景を持った人間がいることを忘れてはいけないし、想像力を持ちたいなと思いました。

    人は今の姿で判断するけれど、今の姿になるまでの歴史が必ずあるんです。
    その歴史を不便なコンビニでは丁寧に描かれていました。

    トッコ氏の影響でとうもろこし茶が飲みたくなり、購入しました。とても香ばしくて美味しかったです。

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    2025年05月03日
  • 不便なコンビニ

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    ネタバレ

    周囲のお店に客を取られ、品揃えも豊富ではないけれど細々と経営を続けている「不便なコンビニ」を中心とした連作短編集。
    ソウル駅のホームレスである独孤氏との出会いにより、人々が人生の見方を変えるきっかけを掴んでいく。不安定な精神状況から、地に足をつけたように見違えて再出発していく姿は晴々としていた。
    人は生まれ変わることはできなくて、自分を捨てることもできない。でも過去を背負って生きることに希望を見出せるような作品だった。なんであれ生きているということが、まず大切なことだと教えてくれる。

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    2025年04月30日
  • 不便なコンビニ2

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    コンビニは便利な店の意味なのに、不便なコンビニ(불편한 편의점)とは…。ソウルの青坡洞にあるコンビニのオーナーのカン・ミンシクは母親がやっていたこのコンビニを引き継いだが、コンビニの作業は店長のオ・ソンスクに任せて自堕落な生活を続けている。そのため新しい商品も発注されず、店の売り上げも低迷している。店長の自宅から店まで500メーターほどだが、それでも息が上がる。このコロナ対策のマスクのせいだ。そんなおり、深夜バイトのクァクが辞めるといってきた。郷里の光州に帰るという。友達がビルのオーナーをしていて、ビル管理人を探していたのだそうだ。今度は深夜バイトの募集をしなくては…。雇われ店長も辛いもんだ。

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    2025年04月19日
  • 不便なコンビニ2

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    ネタバレ

    「ツー・プラス・ワン」の章が良かった!前作を読んでからだいぶ経っていたけど、知っている人が次々現れて「あっ!あの時のあの人か!元気でよかった」と懐かしい気持ちになり、より楽しめました。

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    2025年03月13日
  • 不便なコンビニ

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    独狐氏が出てるとこは全部いいですね、クレーマーを撃退したり、バカ息子に説教したり。


    コミニュケーションの難しさが毎回出てきて、独狐氏がアドバイスして、一応解決な流れが安心して読める。ちょっと常識外れそうに見えて実はそんなこともない。
    登場人物みんな我が強い(笑)



    毎回視点が変わるけど、オーナーがもうちょい出てきてほしかったかな、1話目みたいな独狐氏とのやり取りがもっと見たかった。


    探偵おじいさんとこの話が1番笑えましたね。


    .この世に信じられるやつは一人もいない

    これで世の中に信じられる奴がいないことがわかったから、もう詐欺に合わないで済むだろう

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    2025年03月06日
  • 不便なコンビニ

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    ほのぼのとした気持ちになりました。主人公が何者なのか気になりさくさく読み進めました。
    韓国の色々な問題も書かれていました。

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    2025年03月06日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    韓流ブームにもK-popにも特に興味がなく、韓国という国について今まで知ろうとしてこなかったことをまず反省。そしてデジタル犯罪の変化の速さにめまいを覚え、日本の闇バイト問題にも通じる加害者の倫理観のなさに恐怖を感じました。あと、日本も家父長制を引きずっていますが、韓国の方がより強く縛られているように見えました。なんで彼女の服装や髪型に彼が口を出すの? そんな中、戦い続けた追跡団火花の2人に拍手を。文章も構成も荒削りで読みやすくはないけど、その分、生々しい力強さを感じました。

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    2025年02月19日
  • 不便なコンビニ

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    下町風情が残るソウル青坡洞(チョンパドン)のひなびたコンビニを舞台に、深夜アルバイトとして雇われた記憶喪失の元ホームレスの男・独孤(トッコ)と周囲の人々との交流、それぞれの再生を温かく描く物語。

    展開が面白く、独孤との交流に心癒やされ、人情溢れる物語で一気読み。
    8篇から成る連作短篇の最後は独孤の語りで、メッセージを受け止めながら読みました。

    劇作家の女性に独孤は、やりたいことを絶対にあきらめない彼女のエネルギーがうらやましくて尋ねます。
    あなたを支えてる力は何か、彼女は
    人生は問題解決の連続、どうせ解くべき問題なら、その中から良い問題を選ぶために努力するだけ、と。
    〜選びたいなぁと考えさ

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    2025年02月16日
  • 不便なコンビニ

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    なるほど、なるほど~!面白いわ。
    書評乱読の中で拾った一冊だったけど、私もオーナーのように、深く考えず出会った一つのことが大きく広がる幸福を味わいました。

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    2025年02月08日
  • 不便なコンビニ

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    青山美智子さんの小説に似ていると聞き読んだ。短編連作、群像劇で確かに似ている。色んな人の視点からトッコさんの謎が解けてゆくというか、最後に一気に解けて、せつない気持ち。

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    2025年01月01日
  • 不便なコンビニ

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    初!!!韓国の作家さんの本を読んだ。
    すごく面白かった!!!
    トッコさん、元ホームレスで店員さんはもちろん、あまりよく思ってない人間もいるが接していくうちに、トッコさんの真の温かさに触れ、皆がトッコさんを認めていくというか、助けられるというか。。。
    温かくなる物語ばかりだった。
    コミュ障のおじさんかと思っていたけど、トッコさんの素性が知れたり。。。
    でも、賢くないと人を魅了できないよな〜とも考えさせられた。
    すごく面白くオススメです!

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    2024年12月31日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    ニューヨークで精神科医をしているお医者さんのエッセイ。

    ・自分と何の共通点もない人に、共感することは可能なのだろうか?

    共感するにも努力がいる。
    共感することは生まれ持った才能ではなく、努力して磨いていく技術だということ。

    患者から色々なことを逆に教えられている。

    読めてよかった。
    すごくいいお医者さんだなと思った。

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    2024年11月09日
  • 誘拐の日

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    ネタバレ

    誘拐、殺人、記憶喪失、病気などなど要素てんこもりだけど、そのおかげで展開が多くてどんどん読めるし、伏線もきちんと回収されるので最後まで面白く読めた。後半は二転三転して何度か驚かされた。映像化しても面白いだろうなと思ったらもうドラマ化されてるのね。サンユン&ジョンマンの刑事コンビを軸にシリーズ化してほしいな。それにしても最後の法医学の教授が研究資料をこっそりコピーしていた、というシーンで終わったのは続きを匂わせているのか。。その後を想像させる良い終わり方だった。

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    2024年10月29日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    誰かに助けを求めることって、とても勇気のいることだけれど、助けを求めることで明日の喜びに繋がるのかな、と思わされた。
    全く同じ体験をしていなくても、寄り添うことで救われることもあるだろうな、って。

    1.他者の目で世界を見ることが、価値のあることだと知ること。
    2.自分のことだけに関心を集中しないように気を付けること。共感とは、他者を理解するために自己中心的な世界から一歩踏み出すこと、つまり自分のスイッチをしばし切ることだ。共感は、そうやって他者に心からの関心と好奇心を向けることから始まる。
    3.特に自分と大きく違う相手であるほど、そこから学ぶものが多いものだと知ること。自分との差異を尊重し、

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    2024年10月21日
  • J.Y. Park エッセイ 何のために生きるのか?

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    ネタバレ

    とても、宗教的な要素の強い本なので苦手な人もいると思う。だけど、面白いのはこれだけ様々な活動をしている彼が「やること」より「しること」が大切だと言い切るところです。
    ビジネス本ではとにかくすぐにやれと言われることが多い。でも、離婚という彼に人生の危機で、逃げるように仕事や遊びをやり尽くした挙げ句、むなしさから逃げられずに、学ぶことに戻ったことが、とても人間的でそういうものかもしれないと共感できるエッセイです。

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    2024年10月10日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    N番部屋事件とは何か?という詳細を知れる本かと思って手に取ったので、火花の2人のエッセイ集的な第2章が正直長すぎて読むのしんどいなと思ってしまった。
    2人が今は実名を公表して活動されていることは知らなかったが、こんな壮絶な体験を経てその決断をした勇気に驚くし、彼女たちが安全で幸せに日々を過ごせていてほしい。

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    2024年10月05日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    本書では被害者のことを考慮し具体的な被害内容は描写されていない訳だけれど、断片的な情報だけで日本で女をやってる身としては何が起きたのか想像がつく。むしろ具体的に書かれてたら読み切れなかった気がするので助かった。
    第2部では追跡団火花の2人の現在に至るまでの経緯が書かれている。彼女達の経験している侮辱やセクハラやからかいは、私にも身に覚えのあるもので、それらはn番部屋事件と地続きにあるものだと思う。けれど「その程度で被害だなんて」って言われちゃうんだよな。

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    2024年09月11日
  • 誘拐の日

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    天才少女ロヒと、間の悪い誘拐犯ミョンジュンが主役の韓国ミステリー!多くの謎が散りばめられていて続きが気になり、ページをめくる手が止まりませんでした。二人の関係性も良き。おすすめです!!

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    2024年07月18日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    挫折しそうになったが、読み切った。ショートカットとノーメイクにそんな深い意味があろうとは全然知らなかった。恋人がいてもええやんか。

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    2024年04月07日
  • 言葉の温度

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    心に留めておきたい言葉がたくさんあった。
    韓国の文化、家族、言葉のルーツについて知ることができて勉強になる。日本の映画も頻繁に登場した。
    その中でも、文を書くは引っ掻いて刻む行為と無縁ではないがとても印象に残った。刻まれた言葉を私たちは大切にしていくんだろう。

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    2024年02月09日