米津篤八のレビュー一覧

  • 不便なコンビニ

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    ネタバレ

    一生大切にしたい小説に出会ってしまった気がする。
    最初から心を掴まれるストーリー、人々の生きづらさと主人公であるトッコさんの人柄や文章のユーモアのバランスがよくドラマを観ているように映像が脳に浮かんできた。
    韓国の競争社会とそこに生きる人の辛さが心に刺さる。
    勝ち組か負け組かで判断され、勝ち組でなければ生きている意味もないと言われているような空気の中で“社会の一番の底辺であり負け組”扱いのホームレス(しかもアル中で記憶喪失)の男性がコンビニで真面目に働き人と関わることを通して周りの人や彼自身にも希望を灯す、明日への活力になる作品だった。
    最終章、記憶を失っていたトッコの正体が明らかになり彼視点

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    2025年04月08日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    【目次】

    はしがき:他人の人生を理解するということ

     1 ニューヨークで出会った人々

    ふたりのあいだの距離
    ニューヨークのホームレス、ホームレスのニューヨーク
    あの人がいなくなったことが信じられません
    記憶を共に歩く時間
    ひとりの命を救うということ
    人種的マイノリティの子の親として生きるということ
    アーモンドお婆さん

     2 共感するにも努力がいる

    わからないさ、それがどんな気分かなんて
    誰にでも起こりうることだ
    彼女の靴を履いて歩く
    共感と同情、そのあいだのどこか
    共感を超え、苦痛を分かち合うこと

     3 スティグマに負けない人生

    研修医の先生がいいです
    双極症は私の一部に過ぎない

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    2025年01月23日
  • 誘拐の日

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    登場人物みんなが表と裏の顔がある中で、ずっと変わらないミョンジュンは汚いけどイケオジで脳内再生されてました。
    すごくおもしろかった!

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    2024年11月13日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    精神病患者に縁がない人にとって、彼らは理解不能で異質な人々に思えるかもしれない。でも私たちは誰もが不安定で揺らぎやすい心を持っていて、何かのきっかけで容易くそれは壊れてしまうかもしれない。精神病は決してフィクションではなく、私たちの身近にあるものだと感じられた。
    読みながら、どうして人間はこうも脆いのだろうかと考えたけど、その脆さを抱えながらでも生きていくだけの強さをもまた持っているのだと思う。
    得るものが多いエッセイだった。読んで良かった。

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    2024年10月22日
  • くだらないものがわたしたちを救ってくれる

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    韓国の理系の研究者の方の本をそういえば読んだことがなかったかなと思い、表紙がかわいかったこの本を手に取った。

    最初は線虫を研究するなんてオタクのようだなと思ったけど、C.エレガンスの遺伝子の70から80パーセントが人間の遺伝子と同じだと知って、線虫が人間の医学に役立つなんて理系の研究は本当に大変だろうけど面白い。

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    2024年08月23日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    普通の、今まで自分が読んできた事件のルポルタージュや本とは一線を画す内容だと思う。
    まず、被害内容がほぼ書かれていない。被害者がどのような目にあったかの具体的内容が書かれていないことがとても印象深かった。追跡団火花が被害者の事を考え、事件をただの消費物としないように最大限配慮している事が伝わってきた。センセーショナルな書き方は避け、あくまでも追跡団火花が行ってきたことを視点として書いている。なので、前知識がないと少し事件を把握するのが難しいところがあるかもしれないし、n番部屋事件を知りたいという欲求には少し物足りなさを感じるところがあるかもしれない。でもそれはこの事件をセンセーショナルに消費し

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    2024年04月04日
  • くだらないものがわたしたちを救ってくれる

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    韓国の線虫研究者の悲喜交々な日常エッセイ。コミカルな文章で読みやすく、生物学・遺伝学の素晴らしさも研究者を取り巻く世知辛い事情も伝わってくる良い本でした

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    2024年03月29日
  • 誘拐の日

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    ネタバレ

    原作ではなく ドラマ化のレビューです
    ☆5つでは足りないくらい面白かったです
    やっぱり韓国ドラマは面白いわぁとつくづく思ったな
    面白いし、泣けるし、怖いし(演技が…)‼︎
    複雑なストーリーなんだけど 見事に伏線が回収されていて 毎回、次を早く観たくなる
    誘拐される天才少女のロヒ役の女の子も 誘拐するミョンジュン役の俳優さんも その奥さん(元?)役の女優さんも 皆さん、演技が上手い!
    最終回の奥さんの狂気じみた演技がめちゃくちゃ怖くて…でも面白くて…
    広い部屋でミョンジュンとの楽しかった思い出を 1人思い出しながら泣いているロヒの姿に泣けてくる
    そして、法廷でのロヒのセリフにジーンときたな
    全話

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    2024年01月14日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    悪いのは加害者

    時代やテクノロジーはどんどん進むが
    法や人々の認識は同じスピードでは進まない

    でも、だからこそ!

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    2024年01月05日
  • 言葉の品格

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    日々の生活の中で耳にした会話
    そこから気がつくことがたくさんある。

    自分の言葉を直接自分で耳にすることはない。
    言葉は帰巣本能があるから
    自分が発した言葉が違う人から違う形で
    かえってくる。

    あぁ、そうなんだな、
    やはり私が言葉として発したいのは
    こういうことなんだ、と改めて感じた。

    またいい本に出会えてよかった、

    本を読むとは自分との対話といつも思っていた。
    ここでは「自分を読むこと」とかかれている。
    「自らの言葉と世界観について問いかけていただきたい」
    「あなたの言葉が誰かにとって一輪の花になりますように」

    私の言葉は、一輪の花になっているだろうか?

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    2023年07月02日
  • 言葉の品格

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    自分のことも周囲の人たちのこともよく省みて…
    ハッとしたりなるほどと思ったり
    たくさん線をひきながら読みました。

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    2022年11月18日
  • くだらないものがわたしたちを救ってくれる

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    ネタバレ

    お隣の国と日本とではいろいろと違うことも多いけれどそれでも結構メンタリティが近いんだな。身につまされるというか。線虫であろうと何であろうと。

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    2022年09月13日
  • 誘拐の日

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    ”タルトンネ(月の村)”と呼ばれる集落のあばら家に住んでいるミョンジュンは同じ養護施設で育った幼なじみのヘウンと結婚して一人娘のヒエがいます。
    しかしヘウンは突然多額の借金とヒエを残し家を出て行ってしまいます。
    そしてヒエは白血病で入院。
    しばらくして元妻ヘウンからヒエの手術代のために誘拐の計画を持ち掛けられます。

    誘拐するのは病院長の娘で天才少女の11歳のロヒ。
    そしていざ決行しますが、車でロヒの自宅の前でミョンジュンは飛び出してきたロヒをはねてしまい、あわててロヒを車に乗せます。

    頭を打ち記憶喪失になったロヒの前でミョンジュンは必死に父親のふりをします。
    そしてロヒの家に脅迫電話を何度

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    2021年08月20日
  • 言葉の温度

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    何気ない日常に、温かな意味を感じられる筆者の言葉選びに豊かさを感じる。

    まるで彼の目を借りたかのように、長くても4ページほどのエピソードの場面が映像として目の前に現れ、普段なら気にも留めない事柄にふと足を止めてひと呼吸できる。

    毎日少しずつ読み進めましたが、ありふれた言葉も繊細に感じられる表現に胸を打たれまた読み返したくなる作品です。

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    2020年12月10日
  • 言葉の温度

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    【言葉の温度を読み終えて】
    自分が日頃発する言葉は、何度だろうか。ちゃんと考えて発言をしているだろうか。逆に考えて、発言しない時はあるだろうか。そんなことを考えさせられるエッセイだった。
    本書には答えのない問いもある。その問いに対して、常に目を向けていく必要がある。例えば、「歳をとるとは?「老いとは?」に対して、私は「希望を失うこと」と考えた。
    日常的に起こる出来事一つ一つに目を向けていき、自分はどれに対してどう感じているのか、どのような言葉をかけるのが良いのか、それともかけるべきではないのか、常日頃から考え続け行動しよう。

    本書は著者の経験や映画に出てくるワンシーンをもとに構成されているが

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    2020年07月22日
  • 言葉の温度

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    これからの人生の教科書になるような本。筆者の心の温かさを感じるような文章や言葉で溢れていた。またそこから気づく普段の自分の周囲への態度や言葉に対する反省や、大切にしないといけないものが何かが見えてくるような気がした。冷たい現代社会だからこそ、温度のある言葉を大切にしていきたい。

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    2020年01月11日
  • 不便なコンビニ

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    韓国小説初読み。

    コンビニのオーナーから従業員、お客さんそれからこの小説でキーパーソンとなる元ホームレスの男性のお話。
    穏やかでありつつもこの元ホームレス男性の謎を解いていくように物語が進み、短編集のようにも読める作品。
    一つ一つのお話がとても優しく心が温まるようなものばかりで心地よい読後感が味わえた。韓国ドラマで見るような背景とはまた違ってもっと韓国文学に触れてみたくなりました。

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    2025年12月23日
  • 不便なコンビニ

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    経営不振のコンビニにたまたま雇われることになった記憶喪失のおじさんと周囲の人々との交流を描く(?)お話。

    韓国作品。

    ほのぼのあたたか作品かと思いきや、ラスト急にハードめモード入るので注意。

    韓国のコンビニ事情、日本とそう変わらなかったり。

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    2025年12月14日
  • 不便なコンビニ

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    記憶喪失のホームレス(孤独)が、コンビニのオーナーに拾われて深夜バイトをすることに。
    彼と関わりながら少しずつ前を向いて生きていく人たちを描いた連作短編小説。
    ホームレスの彼自身も訳ありで、謎がちょっとずつ明かされていきながら、不器用な彼と周囲の人たちとの交流や会話にフッと心が緩んで、温かな気持ちになりました。

    「恥ずかしいけれど、生きてみようと思います。」

    決して許されない罪だとは分かっているけれど、それでも他人のため、家族のために、、、

    読みやすく共感しやすいストーリーだけど、読み終わったあとはちょっと遠くを見つめて時間が止まって、しばらくしてからふぅ〜と力が抜けるような。。。

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    2025年12月10日
  • 不便なコンビニ2

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    1の方かな?これは2?

    なんとなく読めたし最後まで楽しめた。独孤(とっこ
    の背景が最後急展開で明らかになるまでが単純なテレビドラマのようで鼻白む部分はあったにせよ。
    2025.5月

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    2025年12月10日