米津篤八のレビュー一覧
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n番部屋事件というネット上で起きた性犯罪についてのノンフィクション。
記者志望の女子大生2人が事件を追跡して、その実態を社会に知らしめるまでの一部始終が書かれている。
性犯罪に対する社会の目は昔と比べたら確実に厳しくなってきていると思う。
それでもまだ「そんなことくらいで騒ぐなんて大袈裟だ」とか「被害者側にも隙があったんじゃないか」みたいな声はあって、いい加減にしてくれよ令和になってもこれかよって怒りを感じる事がたくさんある。
そしてn番部屋事件のようにネット上でも事件も増えてきていて、この世から性犯罪が無くなる事なんてあるんだろうかと絶望的な気持ちにもなる。
n番部屋事件を取材した女子大 -
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Posted by ブクログ
韓国のデジタル性犯罪に、女子大生ふたりが挑み、その実態を明らかにする実録のおはなし。女子大生ふたりが明らかにしてゆき、警察と国を動かす。犯罪そのものもしんどいし、体験記のような側面もあり、精神がやられていく2人の話もしんどくて、つい目を背けたくなる。
本としては、評価分かれるかも。事件そのものと、韓国フェミニズムを女性視点からひろく捉えた読み物としては良いと思う。
ただ、純粋に事件そのものをルポとして読みたい向きには合わない。エッセイとルポとが混ざった独特の感じ。個人的には読み物として好む形式なんだけど、好みは分かれると思う。
ただこれ、そうなるのも事情があって、先に書いたとおりこの女子大 -
Posted by ブクログ
韓国のアカデミアの世界(生物学)がわかって興味深かった。日本も韓国もアカデミアの世界は大変だということは同じだ。残念だと思うと共にほんとに日本(韓国)の未来のアカデミアのサイエンス市場に資金が回って研究(役に立たないなどいわず)が出来るようになって欲しいと思う。
大学に残る事は非常に難しく、サラリーがなければ生きてはいけないし、普通のサラリーマンになる方がよっぽど人として生きていける。自らを奴隷と言っているがまさにその通りだと思う。好きじゃなければやってられないような世界だと外の世界に優秀な人材は流出するのも増えるのかな。
それに比較して欧米の資金力、加えて今は中国も潤沢な資金をもって本当にサ -
Posted by ブクログ
ページをめくる度に移り変わる展開に、最後まで目が離せなくなる!そんな作品でした。
読みながら真相を推理してみるけれど、話し手である登場人物が変わり、状況が変わるごとに、1ページ前までは予想もつかなかった展開に、私の推理の浅はかさを思い知りました(笑)。
そして、何よりもお気に入りなのが誘拐犯と誘拐された天才少女の関係性。一見物騒な「誘拐」という言葉に似合わない、奇妙でほんわかしてしまう2人のやり取りにくすっと笑ってしまう。刑事でさえ、罪に問うのを躊躇ってしまうような、そんな2人に癒されました。
バラバラに見える登場人物たちを、緻密に繋ぎ合わせ、お見事な伏線回収、しかし最後には...?
終わ -
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