米津篤八のレビュー一覧

  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    “「双極症は私の一部分に過ぎず、私という人間を規定するものではないという言葉に救われました。これからも一生忘れないと思います」”(p.123)

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    2025年02月10日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    タイトルに惹かれて読んでみた。
    韓国人医師がニューヨークでの研修医時代に出会った患者との話しを綴ったエッセイ。
    日本も韓国と似たような問題を抱えているので、もっと気軽に精神科に通える人が増えるといいと思う。

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    2025年01月25日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    n番部屋事件というネット上で起きた性犯罪についてのノンフィクション。
    記者志望の女子大生2人が事件を追跡して、その実態を社会に知らしめるまでの一部始終が書かれている。

    性犯罪に対する社会の目は昔と比べたら確実に厳しくなってきていると思う。
    それでもまだ「そんなことくらいで騒ぐなんて大袈裟だ」とか「被害者側にも隙があったんじゃないか」みたいな声はあって、いい加減にしてくれよ令和になってもこれかよって怒りを感じる事がたくさんある。
    そしてn番部屋事件のようにネット上でも事件も増えてきていて、この世から性犯罪が無くなる事なんてあるんだろうかと絶望的な気持ちにもなる。

    n番部屋事件を取材した女子大

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    2024年10月20日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    実話ベースというんだからすごいな。女性であること、搾取される側であること、それを痛いほど実感させられる一冊だった。家父長制が根強く残る日本にも、きっとn番部屋はある。アダルトサイトがこの世から消えることはないだろうけど、合意なき性搾取がなくなることを切実に願う。

    p.234 「いつか枯れる花ではなく、燃え上がる火花のように生きたいのです。私たちは女性をきれいな花として他者化し、ついには『性器』として対象化する家父長制と資本主義のスクラムを断ち切りたいのです。私たちは花ではなく、火花です」

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    2024年07月12日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    日本の性的物の取り扱いについてや性犯罪について考えさせられた。
    これを読み、n番部屋について初めて知ったが、専門用語などがわかりやすく丁寧にまとめられていて読みやすい印象。
    ただ、追跡花火団の生い立ちや結成秘話の掘り下げの方が多いため、n番部屋についてより詳しく知りたいと思って読むにはイマイチかなと感じた。

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    2024年04月28日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    韓国のデジタル性犯罪に、女子大生ふたりが挑み、その実態を明らかにする実録のおはなし。女子大生ふたりが明らかにしてゆき、警察と国を動かす。犯罪そのものもしんどいし、体験記のような側面もあり、精神がやられていく2人の話もしんどくて、つい目を背けたくなる。

    本としては、評価分かれるかも。事件そのものと、韓国フェミニズムを女性視点からひろく捉えた読み物としては良いと思う。
    ただ、純粋に事件そのものをルポとして読みたい向きには合わない。エッセイとルポとが混ざった独特の感じ。個人的には読み物として好む形式なんだけど、好みは分かれると思う。

    ただこれ、そうなるのも事情があって、先に書いたとおりこの女子大

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    2024年02月26日
  • 世界の古典と賢者の知恵に学ぶ言葉の力

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    韓国でベストセラーになった本の日本語訳。

    言葉は人を傷つけるものでもあり癒すものでもあり。
    「話し上手」になるためのノウハウとかではなくて、言葉が持つ本来の力などについて書かれている本。
    偉人たちが残した言葉に込められた意味や思いの解説など。
    難しい内容もありましたが、例えなどがわかりやすく興味深い内容でした。

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    2023年06月15日
  • くだらないものがわたしたちを救ってくれる

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    韓国のアカデミアの世界(生物学)がわかって興味深かった。日本も韓国もアカデミアの世界は大変だということは同じだ。残念だと思うと共にほんとに日本(韓国)の未来のアカデミアのサイエンス市場に資金が回って研究(役に立たないなどいわず)が出来るようになって欲しいと思う。
    大学に残る事は非常に難しく、サラリーがなければ生きてはいけないし、普通のサラリーマンになる方がよっぽど人として生きていける。自らを奴隷と言っているがまさにその通りだと思う。好きじゃなければやってられないような世界だと外の世界に優秀な人材は流出するのも増えるのかな。
    それに比較して欧米の資金力、加えて今は中国も潤沢な資金をもって本当にサ

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    2023年05月01日
  • 言葉の温度

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    感想
    言葉には温かさがある。湿度もあるはず。ベチャッとした言葉にサラッとした言葉。爬虫類のようなヌルリとした言葉を話しているかも。

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    2023年01月03日
  • 誘拐の日

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    娘の治療費のため、身代金誘拐を企てた主人公。

    だが誘拐した子供の両親は殺害され、主人公が容疑者に… 気が優しくぼんやりした善人の主人公と誘拐された強気な天才少女のやりとりに映画「猟奇的な彼女」を思い出しました。

    でもちゃんと謎で二転三転引っ張るミステリーしてて満足でした。

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    2022年07月31日
  • 誘拐の日

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    面白く小気味良く読めた。パズルピースが合わさって解決していくタイプの推理小説。
    凄くエンタメ性の高い、映像的なテンポアップな本作だった。推理小説というよりサスペンス映画の脚本を読んでいる感覚だった。
    犯人の背景がもっと深く描かれていたら、もっと違う深みがある余韻ある作品になったと思う。ちょっと何かが足りなかった読後感。でも誘拐犯と誘拐された子がとにかく最高に魅力的だった。

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    2022年02月11日
  • 誘拐の日

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    ページをめくる度に移り変わる展開に、最後まで目が離せなくなる!そんな作品でした。
    読みながら真相を推理してみるけれど、話し手である登場人物が変わり、状況が変わるごとに、1ページ前までは予想もつかなかった展開に、私の推理の浅はかさを思い知りました(笑)。

    そして、何よりもお気に入りなのが誘拐犯と誘拐された天才少女の関係性。一見物騒な「誘拐」という言葉に似合わない、奇妙でほんわかしてしまう2人のやり取りにくすっと笑ってしまう。刑事でさえ、罪に問うのを躊躇ってしまうような、そんな2人に癒されました。

    バラバラに見える登場人物たちを、緻密に繋ぎ合わせ、お見事な伏線回収、しかし最後には...?
    終わ

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    2021年10月25日
  • 誘拐の日

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    最近は韓国人作家の小説が面白い。日本語訳の出版が増えているのが嬉しい限りだ。本書はミステリーであり、コメディ要素もあるヒューマンドラマでもある。少女誘拐をめぐるキャラクター達の苦悩や過去、その根源には韓国の様々な社会問題をはらんでいて、読み終えると映画"パラサイト"を観た後のモヤモヤを思い出す。展開の早さは韓国ドラマ好きにはたまらない。もっと韓国文学を楽しみたくなった。

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    2021年07月30日
  • J.Y. Park エッセイ 何のために生きるのか?

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    生い立ちから、JYPの思想を作ったキリスト教への向き合いをかなり厚めに説きながら、今の彼の成り立ちを理解できる本。

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    2021年03月10日
  • J.Y. Park エッセイ 何のために生きるのか?

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    近年は「NiziU」のプロデューサーとして日本でも人気の高いJ.Y. Parkさんによるエッセイ集。前半はJ.Y. Parkさん幼少~高校大学時代~歌手デビューまでの軌跡が描かれる、中盤からうって変わってキリスト教信仰(聖書)の話になる(かなり深く掘り下げて語られる)。後半は自身が健康を維持する上で気を付けていること(健康本の専門書レベル)や、音楽(芸術)についての持論が語られる。(J.Y. Parkさんの)写真がふんだんに使われているので、ファンの人は嬉しいはず。

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    2021年03月04日