米津篤八のレビュー一覧

  • 誘拐の日

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    娘の治療費のため、身代金誘拐を企てた主人公。

    だが誘拐した子供の両親は殺害され、主人公が容疑者に… 気が優しくぼんやりした善人の主人公と誘拐された強気な天才少女のやりとりに映画「猟奇的な彼女」を思い出しました。

    でもちゃんと謎で二転三転引っ張るミステリーしてて満足でした。

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    2022年07月31日
  • 誘拐の日

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    面白く小気味良く読めた。パズルピースが合わさって解決していくタイプの推理小説。
    凄くエンタメ性の高い、映像的なテンポアップな本作だった。推理小説というよりサスペンス映画の脚本を読んでいる感覚だった。
    犯人の背景がもっと深く描かれていたら、もっと違う深みがある余韻ある作品になったと思う。ちょっと何かが足りなかった読後感。でも誘拐犯と誘拐された子がとにかく最高に魅力的だった。

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    2022年02月11日
  • 誘拐の日

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    ページをめくる度に移り変わる展開に、最後まで目が離せなくなる!そんな作品でした。
    読みながら真相を推理してみるけれど、話し手である登場人物が変わり、状況が変わるごとに、1ページ前までは予想もつかなかった展開に、私の推理の浅はかさを思い知りました(笑)。

    そして、何よりもお気に入りなのが誘拐犯と誘拐された天才少女の関係性。一見物騒な「誘拐」という言葉に似合わない、奇妙でほんわかしてしまう2人のやり取りにくすっと笑ってしまう。刑事でさえ、罪に問うのを躊躇ってしまうような、そんな2人に癒されました。

    バラバラに見える登場人物たちを、緻密に繋ぎ合わせ、お見事な伏線回収、しかし最後には...?
    終わ

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    2021年10月25日
  • 誘拐の日

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    最近は韓国人作家の小説が面白い。日本語訳の出版が増えているのが嬉しい限りだ。本書はミステリーであり、コメディ要素もあるヒューマンドラマでもある。少女誘拐をめぐるキャラクター達の苦悩や過去、その根源には韓国の様々な社会問題をはらんでいて、読み終えると映画"パラサイト"を観た後のモヤモヤを思い出す。展開の早さは韓国ドラマ好きにはたまらない。もっと韓国文学を楽しみたくなった。

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    2021年07月30日
  • J.Y. Park エッセイ 何のために生きるのか?

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    生い立ちから、JYPの思想を作ったキリスト教への向き合いをかなり厚めに説きながら、今の彼の成り立ちを理解できる本。

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    2021年03月10日
  • J.Y. Park エッセイ 何のために生きるのか?

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    近年は「NiziU」のプロデューサーとして日本でも人気の高いJ.Y. Parkさんによるエッセイ集。前半はJ.Y. Parkさん幼少~高校大学時代~歌手デビューまでの軌跡が描かれる、中盤からうって変わってキリスト教信仰(聖書)の話になる(かなり深く掘り下げて語られる)。後半は自身が健康を維持する上で気を付けていること(健康本の専門書レベル)や、音楽(芸術)についての持論が語られる。(J.Y. Parkさんの)写真がふんだんに使われているので、ファンの人は嬉しいはず。

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    2021年03月04日