米津篤八のレビュー一覧

  • 半分の半分の半分

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    ネタバレ

     連作短編集のようで長編小説のような構成でした。
     「キ・ギルヒョン」という女性と「ミョンジャ」という女性の2世代の人生模様を9つの話に分けて時代と共に描き、それを「私」という3世代目の女性が見つめてさらに4世代目の女性たちに自分の生き様を引き継がせようとしているといったストーリーでした。
     構成の仕方が面白かったです。

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    2026年09月03日
  • 言葉の温度

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    後輩に借りたエッセイ。著者はソウル経済新聞で働いた後に韓国大統領府のスピーチライター、政府高官や大企業幹部の演説文執筆もしていたみたい。著者の経歴見ると言葉に意識を向けるようになるのも納得。言葉の温度=言葉の重みと同意義なのかなと思った。映画のセリフ等を引用していて日本の映画も多かった。前回読んだ韓国文学も日本のこと書いてくれてたから思わず韓国が超親日だと勘違いしてしまう。
    特に印象に残った言葉は、偽札の見分け方の話の「偽物は必要以上に派手」、患者のことを現役時代の肩書きで呼ぶ病院の話の「病院では言葉一つが医術になる」、混んでるフラワーフェスティバルでは美しい花を見つけられなかったのに、ただの路上の花を美しいと思った時の話の「美しいものを美しいと感じるとき、私たちは幸せだ」
    エッセイの内容に共感するというよりそういう考えや視点もあるのか、なるほど〜と思ったもののほうが多かった感じがする。

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    2026年08月21日
  • 不便なコンビニ

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    風変わりなホームレスに関わった人たちが不思議と人生を好転させていく様子をしみじみと描く。
    ストーリーはシンプルで予想がつく結末も多いがそこは問題ではないだろう。ストレスなく読み進められ、なんとなく暖かい気持ちになれるのが特長。
    韓国社会の雰囲気にもそれとなく触れることができるので興味深い。

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    2026年07月18日
  • 半分の半分の半分

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    喜怒哀楽を上手く描く短編集。全編面白いとまでは思わないが、個人的には「父親になっておやり」、「私のやさしい乳首」、「春の夜」、「禁煙キャンプ」あたりは視点の面白さが際立つ。ちょっと持って回った表現が多くて(翻訳のせい?)、日本語としての小説らしくなっていないのが難。

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    2026年06月07日
  • 不便なコンビニ

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    韓国のコンビニを舞台に、主人公である独狐(トッコ)と、そこを訪れる人々との交流を描いたショートストーリー集。

    ​読み進める中で特に印象的だったのは、作中にちりばめられた「韓国社会のリアル」。現代の韓国が抱える格差や生きづらさ、日々の息苦しさといった世相が色濃く反映されていて、生々しい現実が胸に刺さった。

    ​そんなシビアな現実のなかで、主人公・独狐の存在がひと筋の光となっていて、彼のどこか不器用でありながらも温かいお節介によって、傷つき、疲弊した人々が少しずつ救われていく展開は、文字通りハートウォーミングで、ページをめくるたびに心がじんわりと温かくなっていくのを感じた。

    ​厳しい現実を描きながらも、最後には人間の持つ優しさや、人と人とのつながりの温かさを信じさせてくれる。読み終わったあと、いつものコンビニが少し違った景色に見えるような、優しさに満ちた一冊だった。

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    2026年05月17日
  • 巨人のノート 記録は人生を変える最強の武器である

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    記録は毎日やってるはやってるが、さらにどんなことを考えながら記録していくといいのか、どう活かすか、本の読み方についても学びになった。

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    2026年04月02日
  • 不便なコンビニ

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    韓国の人気小説です。上手に翻訳されているので、違和感を抱くところは少なかったです。

    アルコール依存症により、過去の記憶が曖昧なホームレスの男性、独孤。そんな独孤が、人のいいコンビニオーナーと出会い、コンビニ店員となり、店員やお客さんとの出会いを重ねていきます。

    全体的に、人の温かいところを描いているので、癒やされます。それなりにボリュームがあるので、同じような展開に退屈といえばそうかもですが。。

    現実では、ホームレスを雇おうというオーナーも、そんなオーナーの期待にきちんと応えるホームレスも、その両者がマッチングする機会も、そうそうないんだろうなあと思ったりしました。

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    2026年01月13日
  • 不便なコンビニ

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    韓国小説初読み。

    コンビニのオーナーから従業員、お客さんそれからこの小説でキーパーソンとなる元ホームレスの男性のお話。
    穏やかでありつつもこの元ホームレス男性の謎を解いていくように物語が進み、短編集のようにも読める作品。
    一つ一つのお話がとても優しく心が温まるようなものばかりで心地よい読後感が味わえた。韓国ドラマで見るような背景とはまた違ってもっと韓国文学に触れてみたくなりました。

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    2025年12月23日
  • 不便なコンビニ

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    経営不振のコンビニにたまたま雇われることになった記憶喪失のおじさんと周囲の人々との交流を描く(?)お話。

    韓国作品。

    ほのぼのあたたか作品かと思いきや、ラスト急にハードめモード入るので注意。

    韓国のコンビニ事情、日本とそう変わらなかったり。

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    2025年12月14日
  • 不便なコンビニ

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    記憶喪失のホームレス(孤独)が、コンビニのオーナーに拾われて深夜バイトをすることに。
    彼と関わりながら少しずつ前を向いて生きていく人たちを描いた連作短編小説。
    ホームレスの彼自身も訳ありで、謎がちょっとずつ明かされていきながら、不器用な彼と周囲の人たちとの交流や会話にフッと心が緩んで、温かな気持ちになりました。

    「恥ずかしいけれど、生きてみようと思います。」

    決して許されない罪だとは分かっているけれど、それでも他人のため、家族のために、、、

    読みやすく共感しやすいストーリーだけど、読み終わったあとはちょっと遠くを見つめて時間が止まって、しばらくしてからふぅ〜と力が抜けるような。。。

    電子で読んだけど、紙の本を手元に置いておこうかなと思いました。

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    2025年12月10日
  • 不便なコンビニ2

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    1の方かな?これは2?

    なんとなく読めたし最後まで楽しめた。独孤(とっこ
    の背景が最後急展開で明らかになるまでが単純なテレビドラマのようで鼻白む部分はあったにせよ。
    2025.5月

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    2025年12月10日
  • 巨人のノート 記録は人生を変える最強の武器である

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    集中して一気に読み終えてしまった。

    自分でしっかりと立て直すために「記録」として膨大な自分の過去データを振り返って、本当の自分というものを探っていきたいというモチベーションが湧いた。

    本書はノウハウ本ではないが、自分の日常に合わせて小さくとも記録を取っていく。
    そしてその小さな断片を日々振り返って大きな変化をつくっていくというのが非常に参考になる。
    個人的にも今日から小さく振り返ることをスタートしてみようと思う。

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    2025年12月04日
  • n番部屋を燃やし尽くせ~デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録~

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    韓国サイバー性犯罪ドキュメンタリー

    記者志望の大学生二人がネット上で盗撮、児童ポルノなど性搾取を行うチャットルームを見つけ、通報先の警察と連携して潜入捜査を進めていく

    これは五年くらい前の韓国が舞台になっていますが最新のニュースで同種の加害者が無期懲役になっており韓国の時代の進化を感じます

    表沙汰になっていないだけで日本にもこういう物があるであろう事は容易に想像ができ、被害者の救済もされていなければ身近に潜む盗撮などの性加害も周知されていないと思うと考えさせられる

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    2025年11月26日
  • 不便なコンビニ

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    始めての
    韓国小説
    韓国で2024年のベストセラー 

    コンビニ、オールウェイズを営む元教師のヨムさん

    駅でうっかり無くした財布を拾ってくれた
    ホームレス“独孤” トッコに出会う。
    が、 彼は記憶を全て失っていて
    わかるのは トッコ という名前だけ。
    そんな彼を深夜夜勤のシフトを与え働いてもらうところからお話は始まります

    コンビニに集うお客様や店員仲間は
    仕事や、家族との関わり方など
    問題を抱えている人たち。

    それぞれの視点で描かれる短編連作
    トッコに悩みを話すうちに
    不思議と心がほどけていく。

    大団円を迎える最終章
    トッコが
    店員仲間やお客様とのふれあいで
    記憶を取り戻していった過程が
    トッコの視点で描かれていて
    とてもよかった

    トッコやヨムさんのセリフには
    ハッとさせられる言葉がいっぱい。
    人と人の繋がりの大切さ
    大切な家族の事を改めて想う心温まる作品でした。

    韓国ではドラマ化されるとか。
    不便なコンビニ2もすでに出版されている
    いつか読もうと思う。




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    2025年11月18日
  • 世界の古典と賢者の知恵に学ぶ言葉の力

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    前半はハマる言葉で溢れてて、無我夢中で読んだけど最後のほうはザ・世界の古典って感じで古典の授業が嫌いだったから全く進まなかったけど、お気に入りの言葉が沢山ある。

    文字や言葉が好きな人に読んでほしい。

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    2025年10月27日
  • 不便なコンビニ

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    ネタバレ

     ソウルの下町。亡き夫の遺産で建てたコンビニ「Always」を細々と営む元教師のヨムさんは、駅で無くした財布を拾ってくれたホームレスの男「独孤(トッコ)」と知り合う。記憶を失い言葉はたどたどしいが、誠実そうな独孤を見込んだヨムさんは、彼を深夜シフトの店員として雇う。近隣のコンビニに押され気味で品揃えが悪く、近所住人からは「不便なコンビニ」と呼ばれている「Always」の店員や客たちは、謎だらけで怪しげな独孤を警戒しつつ、一方でそれぞれに問題を抱えていた。
     韓国で大ヒットし、世界各国で出版され、舞台化、ドラマ化も進行中の大ベストセラー。誰もが生きづらさを抱えて生きるコロナ前夜のソウルを舞台に、人と人との関わり、罪と赦しを優しくユーモラスに描いた、8篇からなる群像劇意外な結末が面白かったです!!

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    2025年10月17日
  • 不便なコンビニ

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    ネタバレ

    公務員試験を目指すアルバイト、家を出て生死すらわからない夫とニートの息子に手を焼く初老の店員、ひたすら家族のために働く医療機器のセールスマン、元役者の劇作家、元刑事のアラ還の探偵、コンビニを売ろうとするオーナーの息子など一人一人に韓国社会の現状とひずみを体現させた登場人物たちが、記憶を失った元ホームレスで深夜シフトで働き始める“独孤”(トッコ)と名乗る男によって、コンビニの仕事を通して、その抱える苦しみ悩みから一筋の光を見出すという物語。

    ちょっと、映画「チャンス」を彷彿させる泣き笑いにつながるようなユーモアもあり、「ヒーリング小説」というキャッチフレーズに相応しい心温まるストーリーである。

    自分もこのコンビニの常連客の一人のような気持ちにさせられ、「チャム・チャム・チャム」のセットやとうものこしのひげ茶を試してみたくなる。

    そして、ミステリー要素の冒頭からの謎であった過去の記憶が戻った“独孤”(トッコ)氏の下す決断に涙が止まらなくなる。

    「人生は問題と解決の連続だ」
    「易地思之(ヨクチサジ)ー相手の立場に立って考えること」
    「生きることは人間関係であり(中略)自分のそばにいる人たちと心を交わすところにある」 
    「生きること自体が不自由で、不便なこと」 
    などのキラーフレーズも満載で、続編も読もうと思う。                   

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    2025年09月16日
  • 不便なコンビニ2

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    はじめは独狐さんもヨムさんも出てこなくて、やや物足りないかなあと思ったんですが最後の方で…
    2巻も良かったです。作者のトークイベントの記事で、3作目は未定と言われてましたが是非次回作も読みたいです。

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    2025年08月15日
  • 不便なコンビニ2

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    面白かった!でも、一巻の登場人物たちの状況が変わっていて、少し、違和感を感じながら読み始めた。読み進めていくと、どんどん物語に惹きつけられていった。

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    2025年08月12日
  • 不便なコンビニ2

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    1作目がとても良かったので楽しみに読んだ。1で出てきた人達のその後もわかったし、とてもステキな心温まる小説だった。韓国の小説をもっと読んでみたいと思った。名前がどうしても覚えにくて困るけど。

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    2025年07月26日