ピョートル・フェリクス・グジバチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
万人が知る大企業・Googleでの勤務経験を持つ、ポーランド出身の著者が、日本と海外における“雑談”の捉え方の違いを、時に毒を交えながら綴った一冊。
本書のキーワードは、「ラポールを作る」。
日本の雑談は、場を繋いだり和ませたりする“潤滑油”的な役割として使われることが多い。
一方で海外では、雑談は「信頼」「信用」「尊敬」といった関係性を築くためのコミュニケーションとして捉えられているという。
つまり、ラポール形成ゲーの“攻略”として雑談を行っている。
もちろん、そのための雑談には準備も必要。
相手の情報を事前にリサーチし、その場の表情や空気感を読み取りながら、会話の内容を調整していく。
その姿勢に、雑談は単なる世間話ではなく、立派なビジネススキルなのだと感じさせられた。
最近、YouTubeでハマっているバディカの中野社長も、動画内で雑談の重要性について語っていたことを思い出した。
雑談の中でこそ拾える情報もあり、それが仕事を円滑に進める上で意外と重要だったりする。
これまで自分は雑談を“おまけ”のように考えていた部分もあったが、本書を読んで、その認識が少し変わった気がする。
今後は、本書で学んだ「ラポールを築く意識」を、日々のコミュニケーションにも活かしていきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレビジネスにつながる雑談とは何か、について書かれた本。
雑談力を鍛えるためにはリベラルアーツ≒教養が求められること、その日の目的に対して意味のある情報収集をする意識が必要なこと、など、「確かに」と思う点があった反面、雑談はコミュニケーションであり、相手がある以上、日本文化の中でどのように意義ある雑談ができるか、について語られるともっと良かった。途中、筆者が「外国人カードを存分に使って核心をつく質問をし、すかさず日本人のメンバーがフォローするような役割分担をする」というような文章があったが、裏を返せば「外国人カード」を切った上でフォローが必要なコミュニケーションは日本人同士では通用しないのでは…?など、少々違和感も否めなかった。 -
Posted by ブクログ
現代人の多くにとってはとても重要な本だと思った。しかし書いてあることは、よく言われている内容が多くて、新たな発見は少ないなと思った。しかし、チェックリストなど具体的に自分を見直すための方法が体系化されていることが、この本のメリットだと思う。
私は SNS に囚われたくなくて、Instagram のみやっているが、 Instagram は1日5分までとデバイスで設定している。この本に書いてあることを前に実践しているので、あやっぱり自分がやってることは間違ってない、デジタルに距離を置くにはこういう方法があるというの具体的に書いてあって良いと思った。
余談だが、
今朝も起きたら妻は、Twitter や X を見ていた。
歯磨きする時ですら、tiktok でショート動画を見る。
しょうもない時間を過ごしてるなと、思った。
その tiktok の動画が、自分の生きる糧になるのか?そのように考える時間すら与えないのだと思う。
現代の人々の意識にSNS やデジタルツールによって、時間を奪われている。自分1人で考えたり、リラックスする時間すら与えない。
定期的にこの本のチェックリストを見て、私がデジタルツールによって縛られているかどうかを、また、私がデジタルツールを活用できているかどうかを確かめたいと思った。
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Posted by ブクログ
・心理的安全性は雑談が作る
雑談をするような時間も機会もないような職場は、メンバーの心が閉じてチームのために仕事をしようはならず生産性下がりますよという話。
とはいえ、雑談はその名の通り「無駄」だと思われてるので、業務に忙殺される毎日の中で後回しにされ忘れられていく。
その回避システムに1on1がある。1on1の本質は雑談による精神的信頼感の醸成。ここが目的だってことを忘れて、雑談を削らないようにしよう。
ちなみにGoogleでは週1回1時間必ず1on1の時間を取らないとダメで、できないリーダーは全く評価されないらしい。
1時間って相当な負荷だけど、それだけ生産性に貢献するってことがエビデンスとして証明されたのは直観に反していておもろい。雑談とは理性である。
・経営者目線で考える
マネージャーは経営者視点で考えてチームの生産性を上げることが必要。
経営者視点とは、会社のミッションから逆算して、最大限の価値をいかに短時間で、いかに安く、いかに大きくアウトプットするかということ。
実現のため社内外のリソースを最適化するのがマネージャーの仕事になるが、これは自身のマネージングにも使えそう。
というのも、自分本位の仕事は易きに流れがちなので。上司と視点を合わせれば、チームに貢献できる動きを自分のリソースを最大限使うように、つまり客観的に自分を働かせることができる。実感として。
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Posted by ブクログ
ラポールがあれば言葉の使い方はそれほど問題にはならないというのは確かにそうだなと思いました。また、マイクロアグレッションについても言及があり確かにそうだなと思いました。ハラスメントがこれだけ浸透して明確に問題と扱われるようになってのち、それらは判断が難しいマイクロアグレッションに移行してきているように思います。そしてそれらは明確に診断することが難しくても、ラポールの構築に関わらずその場面に遭遇したら皆ある程度わかるように思います。そのイライラだったり人を見下しているというネガティブなエネルギーは言葉じりや表情からあふれてくるので。それってアンコンシャスバイアスで本人が自覚したら治る。というのとは明確に違うかなぁと思います。その辺は明確に分けておかないとそういったことに直面してる人々にいくらサポートするような対応をしてもポジティブバカと見做されかねないので気をつけたいなと思います。