あらすじ
グーグルはなぜ仕事が速いのか? 元グーグル人材育成統括部長で日本に18年滞在している著者が、特別なITスキルや専門知識がなくても実践できる、世界最先端の働き方を公開する。
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Posted by ブクログ
日本の生産性の低さは際立っているが、この本を読むことでいかに無駄が溢れているかを認識させられる。
目的達成のために何を捨てて、何を取るかがこれからますます重要になってくると思う、
Posted by ブクログ
まだ読みきっていませんが、グローバル企業の観点から日本企業の組織にありがちな問題を単刀直入に指摘しており、同意できる部分が多いです。
個人的には心理的安全性の項目を読んで「マネジメントに必要なのは本当にコレ」と声に出るくらい腑に落ちた、何度も読み返したい本です。
Posted by ブクログ
圧倒的に仕事が出来る人は上司に散々怒られる人である事が多い。
ひとまず怒られても良い。しかし上司を説得することは出来る。
→これはまさにこの通りだと思いました。
上司とも反論?口論してでも動く人。
・意思決定
・アイデア出し
・情報共有
・チームビルディング
→会議の四つの型
職場のコミュニケーションが少ないのは困りもの。上司どころか隣の人が何を考えて、どんな仕事をしているのか知らないケースもある。※1日8時間以上同じ職場で過ごしている仲間なのに。
日本企業はまず、上司に対して気楽に意見できる空気を作るべきだと思う。
→本当にこの通り。
隣の人が何をやってるか解らないチームに、チームもクソもない。
そのチームのマネジメントはマネジメントではない。
働き方改革は制度が前面に出てくると同じ型にはまろうとするプレッシャーも生まれる。
→制度が前面に出ると表はキラキラしてるけど、
中身はひどい会社になる。
どんなにやる気ある人だって異常な取引先、嫌味な上司に捕まればやる気が無くなるのは当然。それを誰にも言えず言ったところで理解されないどころか、見限られるという環境がどれほどのダメージを与えるか。
→これは本当にその通り。
上司ガチャの言いたいことはこれ。
何があっても弱音を吐かずに我慢するために働いているのではない。
→こらもその通り…
と、自分が思っていたことを全て言語化してくれたような本でした。
Posted by ブクログ
Google出身の著者の仕事に対する取り組み方やマインドに対する本。
基本的に、”何をやらないか””やるべきではないのか”が中心に書かれています。
・Googleは持ち帰って検討しない。
・SPRINT:マラソンのようにずっと走り続けるのではなく、全力ダッシュと休養を繰り返すもの。仕事に集中する耳管と休息にあてる時間を、意識的につくる。
・すべての会話は「営業」行為。何らかの価値を相手に提供し、その引き換えに何らかの価値を得る。その一連の行為が「会話」である。
・ポジティブな根回しのメリット。①情報収集(特に決裁者の価値観や判断基準を知ることは必須)②参加者の「心の準備」③相手に考えてもらう時間をつくってもらうこと(建設的な意見をもらえるかもしれない)
これまでのように頑張るだけでなく、「不要なことを捨てて」楽になるべき、という主張をどう実現するかを考えようと思いました。
Posted by ブクログ
「to doリストより、not to do リスト」が大切とは、目からうろこでした。
いかに多くのタスクをこなすかってことが、勝負って気さえしてました。
自分にチカラついてからじゃないと難しい側面もあるけれど、
自分にしかできないことをする生き方は理にかなっているので、
「Not to doリスト」、作ってみますね。
ふと見渡すと、Googleの覇権がすさまじいので、じゃあなんですごいの?と知りたくて読みました。
【うんうん、わかる】
・日本企業はまず、上司に対して気楽に意見できる空気を作るべき。
・どんなにやる気ある人だって異常な取引先、嫌味な上司に捕まればやる気が無くなるのは当然。それを誰にも言えず言ったところで理解されないどころか、見限られるという環境がどれほどのダメージを与えるか。
【そうなんだ!】
・会議での全員の合意はあり得ない。
・会議の目的4種:意思決定、アイディア出し、情報共有、チームビルディング
事実と意見と感情を分けて話す
・フィードフォワード:具体的に、私はどこで何を変えて、どうすれば仕事のレベルが上がるのか
・血肉になるのは、自分が抱えている課題解決につながる知識
・優れたアウトプットを出すことが大切。環境が問題ではない
・早く行動した者が大きな成果を手にする
訳が上手なのと、本のつくり上、スラスラ読めます。好感大。
Posted by ブクログ
中田敦彦のYouTube大学で知った本。
この動画を見て上期の反省を込めて「やらないこと」をテーマとした本を読んだ。自分の働き方を見つめ直すヒントがたくさん盛り込まれてた一冊でした。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
これやっといての返事の「頑張ります」
本当はそこで「どんなプロセスでやれば成果が出せるか」といった会話をしたいのですが、「頑張ります」と言われると、どうも方向が違ってしまう。
誰にでもできる仕事を捨て、自分にしかできない仕事に注力する。新人であろうと、経営者であろうと、その大方針に変わりはない。
Posted by ブクログ
この本を読む前は、自分も今日すべきことをまとめるTODOリストを書いていた派だった。
ただ、今後はやらなくていおことはやらず、自分にしかできないことをに注力していきたい。
特にこの本から印象を受けたのは以下の二つ。
これからをリードする人(ニューエリート)は主体的、学び続け成長する人である。
→これからも継続にて自己を高めて、アウトプットしていきたい。
仕事の7割は将来のために当てるべきである。
→誰でもできるような仕事を極力断り、自分しか出来ないことをやる。その根回しも重要だ!
Posted by ブクログ
仕事に対する手段と目的、進め方について非常にわかりやすく合理的に書かれている。
生産性をあげるために、何をやらないようにするか。どんな働く環境にするのか。
意図と目的を持って、逆算し、上手く周りと協力しながら進める必要が書かれている。
外資系の働き方で形ではなく中身が重要であることが分かった。
Posted by ブクログ
・to doリストより大事なのはnot to do リスト
・スプリントと休養を繰り返す
・全員の合意はあり得ない。賛成せずともコミットする
・会議の目的は4種類
意思決定、アイディア出し、情報共有、チームビルディング
事実と意見と感情を分けて話す
・完成品よりも試作品を
・フィードフォワード
具体的に、私はどこで、何を変えて、どうすれば、仕事のレベルが上がりますか
・血肉になるのはその時自分が抱えている課題解決につながる知識
・優れたアウトプットを出せればどのような環境で働いてもよい
・早く行動した者が大きな成果を手にする
・やる気がないんです、と言える空気づくり
・幸せに働く5つの条件
自己認識、自己開示、自己表現、自己実現、自己効力感をあげる
・まずは行動することが信頼の礎になる
Posted by ブクログ
日本人の生産性を向上させる働き方を提言する一冊。長年日本で働いてきた著者だけあってシリコンバレー式を伝えるだけに留まらず日本企業向けにチューニングされていて分かりやすい。著者は一貫して「捨てる」ことの重要性を説く。働き方改革で制度が整っても個人が従来の延長線上では何も変わらない。自分も上司から言われたらすぐやる、ではなく期限・成果物の確認から始めてみようと思う。
Posted by ブクログ
「0から1を生み出すためには」というテーマに沿った話のため、それが評価されないような環境にいる人は読んでも役立たない。日本企業の文化や関係取引先との慣習を鑑みると実践は容易ではないと感じた。そのような働き方が評価される企業に転職したら役立つでしょう。
ただし、実例や具体的な説明が乏しく、どうすれば実践していけるかは理解出来なかった。
Posted by ブクログ
仕事のやり方、とか生産性、みたいな本を読めば載っている内用が殆どだと思う。
大事なのは、
・インパクトと学びの多い仕事にシフトする
・アジェンダの無い会議に出ない
・自分のやりたいことを軸に仕事を選ぶ
・やらないことを決める
・がんばらない、工夫する
・十倍の効率化を目指す
著者は恐らくは営業畑の方だと思われるが、技術畑の自分にはイマイチ、ピンとこない例もあった。
Posted by ブクログ
グーグルで働いていたこともある著者の仕事術本。
取り入れられるところも、この人だから可能なところも両方あった。
印象的に残っているところをいくつか。
"グーグルには"Disagree,and commit(賛成せずともコミットする)"というルールがありました。チームで一度決められたことは、たとえ賛同できなかったとしても全力でやりきる。そんなニュアンスです。"
賛成できなくても決まったことには共に動く。反対意見がある場合は会議の場で発言するということである。(そもそもグーグルでは会議で発言できない人は、その会議自体に不要な人として参加できなくなっていくらしい。)
"グーグルは、ポジティブな根回しをよくやるのです。
オフィスのあちこちで「これどう思う?」「このあたりが問題じゃないか」等、オープンな情報交換が行われています。"
日本だと根回しはネガティブな意味合いがあるけれど、話題をオープンにすることで、その後の会議自体も有意義なものになっていくということ。
他にも筆者は飲みニケーションは不要だとは思っていないなど。飲み会の目的がはっきりとしているならよい、例えば仕事相手との情報交換や愚痴を言うというガス抜き、といったように。
とりあえず仕事に取り掛かり、どの仕事にも注力するのではなくて、仕事をインパクトの大小と自分の学びの大小で4種類に仕分けて、どこに時間をかけていくのか、逆に時間を注がずに削除するのかを判断することが大事なんだと読み取った。
Posted by ブクログ
なんでもかんでも「がんばる」のではなく、やらねばならないことに集中することで生産性が上がるということ。
基本的にはGoogleにいた筆者らしく、有能なクリエイティブな人を目指す人を対象に書かれている。
今後AIが進んでホワイトカラーの仕事がなくなったときに必要とされる人材になるには、的な。
アメリカの冨がわずかな富豪たちに集中している格差社会が前提のような。勝ち組になるためには。という考え方にフィットできると楽しい本なのかも。
印象に残ったフレーズ。
自分の価値観から生まれた仕事をすると自己効力感があがり、幸せな気持ちになる。
自分の価値観に気付くために、過去の振り返りをした方がよい。
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”give”の質問
仕事を通じて世界にもたらしたいこと
①あなたのパッション(情熱)は何ですか。(何に夢中なのか)
②あんたのビジョンは何ですか?(どんな世界がみたいのか)
③あなたのミッションは何ですか?(何がしたいか)
④あなたの野望は何ですか?(どういうふうに、いつまでにやりたいのか)
⑤あなたのサポーターは誰ですか?(応援、支援してくれる人は)
”takeの質問”
仕事を通じて得たいこと
①あなたは仕事を通じて何を得たいのか?
②どうしてそえrを得ることが大切なのか?(「なぜ」と3回問うて深める)
③何をもって「いい仕事をした」といえるだろうか?
④どうして今の仕事を選んだのか?
⑤去年の仕事は、今年の仕事にどうつなかっているだろうか?
⑥あなたの一番の強みは何だろう?
⑦周りの人は、あなたをどう支援できるのか?
Posted by ブクログ
何かを達成しようとするならば、隙間を用意して、その時間を充てないといけないという主張のもと、日常業務に蔓延る無駄を徹底的に指摘して、何かをしない勇気を持たせようとする本です。
Posted by ブクログ
余計な仕事を「捨てる」のは、バランスのいい状態をつくるためのファーストステップだと考えてください。「がんばる」とはベクトルが違うことがご理解頂けると思います。「がんばる」のではなく、まずは楽になり余裕をつくること。それから仕事内容を見直し、自分にとってより価値の高い仕事にフォーカスできるようにすることが大切なのです。
グーグルらしい働きかたに「スプリント」があります。
マラソンのようにずっと走り続けるのではなく、全力ダッシュと休養を繰り返すものです。仕事中に集中する時間と、休息にあてる時間を、意識的につくります。
⇒人一人のキャパは限られているので不要な仕事を捨てて効率を考え、
オンとオフを明確にして、仕事に取り組むこと。
Posted by ブクログ
以前読んだレオバボータの捨てる技術にもつながる思想をよりビジネス寄りにキャッチアップできる一冊でした。個人的には自己開示が下手くそなので意識して生活したい。
Posted by ブクログ
無駄な仕事をやらず、インパクトがあり学びがある仕事に力を注ぐ。確かに大切。
一方で、作者の立場だから為せる技でもあり、一般サラリーマンではなかなか難しい内容もちらほら。
後半は愚痴っぽいところも多かったのが残念。
Posted by ブクログ
to doリストの優先順位を決めて仕事をするのが長年の習慣で、not to doリスト=しないことをリストアップするというのは、自分にはない発想でした。
他の誰かができる仕事は任せるというやり方は、任せる人がいて成立することであり、がんばらない働き方をするには、まわりの環境ありきなのでは?と考えさせられました。
Posted by ブクログ
本書はグーグルに勤めていることで学んだナレッジであったり、働き方などから得た知識、経験から、
なぜこの取り組みをするのか、
なぜこの動きが必要なのか、
など、現在の働き方に対して、どう取り組むべきが書かれているものであった。
普段、よく耳にするであろうTo doリストのことや、
業務内容をリスト化して、自分ではなくでもできるインパクトの少ない業務が何なのか、
どうすれば(いい意味で)捨てることができるのか、
なぜそれが必要なのかなど、
日常の業務で起こりうる例などを用いて、
著者が経験から学んできたナレッジを紹介している。
著者が思うニューエリートとは何なのか、
ニューエリートになるためには
どう行った思考でどのようなことをしなければならないのかが記載されていた。
※ニュエリートとは本書で紹介されている人のタイプのこと
私のようにルーチン業務が多かったり、今の仕事に対して、
改善できる方法はないかと考えている人には
学ぶものもある本ではないかと思う。
Posted by ブクログ
【苦行事】
メールには「速攻回答」がいいという神話があります。
確かにメールを見たなら速攻返信するべきかもしれません。いつまでも返信しないと精神的なモヤモヤが頭に残り続けます。
しかし、メールそのものをしばらく見ないこともあります。
四六時中メールが入ることを気にしているわけではないので、メールを送った側からすれば、常に速攻で返信されるわけではないことを理解して送信する必要があります。
発信する側はメールで連絡をする時点で、速攻性を求めてはいけないのです。
日本人特有かもしれませんが、「がんばる」という精神的なものを求めがちです。
仕事に対するスタンスが「やらされ」的な感覚があるために、普段はどうしてもフルパワーで作業をしない傾向にあります。
したがって、がんばれば、まだ伸び代があることは確かです。普段からフルパワーで行っていれば、それ以上の伸び代は望めません。
好きで自ら進んでしていることであれば、言われなくても必要以上のことを行います。知らない間にフルパワーになっています。ここに「やらされ」と「自ら進んで」に大きな差があります。
知らない間にフルパワー、その状態は至福のときです。
本人としてもがんばってる感はありません。
こころに鞭を打って作業をするのは苦行です。
好きなことだけをしていても普通に食べていけるという経験が一度でもできればいいのですが。。。
Posted by ブクログ
ニューエリートを目指す人に向けた一冊ですが、僕のような凡人でも日々の業務を行う上で実践できるエッセンスはあるかなと。
僕自身もここ半年ぐらい、何でもかんでも「がんばろう」という言葉を使う事に少し違和感を感じています。今まではやる気を引き出したり、自他を鼓舞したり、応援したり、必死さ、根性見せるという意味で前向きな表現として使っていたのですが、なんとなく盲目的に「がんばろう」「頑張って」「頑張る」みたい言葉を使ってしまっているのかなと。
使い勝手が良い言葉なんですが、特に仕事においては、そこが頑張るべきところかどうか?という視点を常に持って、限られた時間を有意義に活用したいですよね。
なので、最近僕はもっぱら、「楽しもう」を使っています。
以下、ポイント抜粋です。
・フロー状態に入ると課題解決能力が4倍
・命じられたことをただ頑張るのではなく、まずミッションがあり、だからやりたい仕事があり、そのために会社という環境を使う。
・会議の目的は4種類。「意思決定」、「アイデア出し」、「情報共有」、「チームビルディング」
・より大事なのは「not to doリスト」