ピョートル・フェリクス・グジバチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わりと実践的な内容。
いろんな国際企業を渡り歩き、Googleで人材開発に携わり、その後起業した著者による本。著者は外国の方だが、訳書ではなく日本語で書かれている。全体的にさらっとした記述ながら、実務に役立ちそうな部分が多い。
登場する事例の言い回しがややキツイと感じるところがあり(僕ならもう少し柔らかい言い方を選ぶと思う)、それは著者がGoogleという国際企業で働いた経験から来ているのだろうか。それとも、僕自身が心理的安全性の低い環境に慣れているからそう感じるのだろうか、とも思った。
手元に置くなら、この本に加えてもう少し体系的に学べるタイプの本も一緒にあるとよい。 -
Posted by ブクログ
雑談の上手い人がどういう人なのかと思い、本書を手に取った。著者曰く、「明確な意図を持ち、そこに向かって深みのある会話ができる人」こそが「雑談の上手い人」であると定義している。雑談は商談や打合せをする前のイントロではなく、明確な目的を持ってやるべきものであるという。究極、雑談をしなくても雑談をすることによる目的(心理的安全性の確保など)が達成されているのであれば、雑談をあえてする必要はないと主張する。最後にあえて雑談をする必要はないと言うあたりが、雑談をビジネスの武器として捉えている感があった。著者が引用した名言の中で「If you want to be interesting be inter
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Posted by ブクログ
今後リーダーとして、チームをまとめるために「心理的安全性」というものを勉強してみようと思い、この本を選んだ。
まず、「心理的安全性」とは?から始まり、今、所属している組織には、全然足りていないなーと実感。
この本で、「忖度」は「心理的安全性」を高めないということが書いてあり、今は「忖度」していてフラットな関係を築けていないことを感じた。
良いチームを作っていくうえで、メンバーが「忖度」せずに意見を出せる空気を作っていく必要がある!
今後何冊か「心理的安全性」に関する本を読んで、共通点や自分が具体的にできることを探していこうと思う。
読んでいる途中から仕事に対して、もっと良くしていきたい -
Posted by ブクログ
2012年のアリストテレスプロジェクトで、どういう組織が1番パフォーマンスが上がるかというリサーチをした結果(心理的安全性が高いチーム)と言う結論になった。心理的安全性が高いチームにおけるマネージャーの役割が明確に語られてる。
◾️よいマネージャーとは
①良いコーチである。
②チームを続けてマイクロマネージメントをしない(過度な監督、干渉をしない)
③チームメンバーが健康で成果を上げることに関心がある。
⓸生産的で成果主義である。
⑤チーム内の良き聞き手であり、メンバーと活発にコミニケーションしている
⑥チームメンバーのキャリア形成を手助けしている。
⑦チームのためのはっきりとしたビジョンや