ピョートル・フェリクス・グジバチのレビュー一覧
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ネタバレグーグルで働いていたこともある著者の仕事術本。
取り入れられるところも、この人だから可能なところも両方あった。
印象的に残っているところをいくつか。
"グーグルには"Disagree,and commit(賛成せずともコミットする)"というルールがありました。チームで一度決められたことは、たとえ賛同できなかったとしても全力でやりきる。そんなニュアンスです。"
賛成できなくても決まったことには共に動く。反対意見がある場合は会議の場で発言するということである。(そもそもグーグルでは会議で発言できない人は、その会議自体に不要な人として参加できなくなっていく -
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なんでもかんでも「がんばる」のではなく、やらねばならないことに集中することで生産性が上がるということ。
基本的にはGoogleにいた筆者らしく、有能なクリエイティブな人を目指す人を対象に書かれている。
今後AIが進んでホワイトカラーの仕事がなくなったときに必要とされる人材になるには、的な。
アメリカの冨がわずかな富豪たちに集中している格差社会が前提のような。勝ち組になるためには。という考え方にフィットできると楽しい本なのかも。
印象に残ったフレーズ。
自分の価値観から生まれた仕事をすると自己効力感があがり、幸せな気持ちになる。
自分の価値観に気付くために、過去の振り返りをした方がよい -
Posted by ブクログ
ネタバレ余計な仕事を「捨てる」のは、バランスのいい状態をつくるためのファーストステップだと考えてください。「がんばる」とはベクトルが違うことがご理解頂けると思います。「がんばる」のではなく、まずは楽になり余裕をつくること。それから仕事内容を見直し、自分にとってより価値の高い仕事にフォーカスできるようにすることが大切なのです。
グーグルらしい働きかたに「スプリント」があります。
マラソンのようにずっと走り続けるのではなく、全力ダッシュと休養を繰り返すものです。仕事中に集中する時間と、休息にあてる時間を、意識的につくります。
⇒人一人のキャパは限られているので不要な仕事を捨てて効率を考え、
オンとオフ -
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具体的な瞑想の方法が書かれているのは、ほんの少しだけ。
人生を生きていくための、マインドがメイン。
怒りや悲しみを入れる箱でそういう感情が湧き上がってきたらどうぞお入りなさいと入れてあげる。
→自分の小さな箱から脱出する方法の通りで、
感情をもう一人の自分が移動させる。
幽体離脱をして、自分を客観視する。
レジリエンスが高い人は、困難な状況、失敗や挫折を糧にできる人で、苦しい状況にあっても、「少しずつ成長している」自分を実感できる。そして「いつか突破できる」と前を向いてポジティブに考えられます。
↓
なぜ自分がこれをやっているのかを明確にする。
ゴールがないと、すぐに諦めてしまう -
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直属の上司の評価ではなく、経営のトップが求める成果を、上司と共に出しているかの視点で考える。
生産性の高いチームの特性の中で、チームへの心理的安定性が最も重要。メンバー1人ひとりが安心して、自分が自分らしくそのチームで働ける。何でも言い合えるチームを作ること。
そのためには、日頃からのワンオンワンの会話を行う。人は価値観や信念がそれぞれ違う。その人にあった接し方で会話し、1人1人の人生観に触れ、刺激し合い固定概念や先入観をアップデートする。
愚痴が出たらチャンス!コーチングの理論に立ち返り、解答ではなく前向きな提案に変わるまで会話を続ける。
価値観ベースの質問(例)
これまでの人生で1 -
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部署のの生産性向上を思ったときに、手に取った本。
先の本と一緒んでGoogleだからこそできるのではと思える部分はあれど、基本的には参考にできる。
本書での根幹は、
心理的安全性:自分らしさを発揮しながらチームに参画できる、チームの一員として認められる。という安心感
CAでも、終身雇用制を目指す。飲み会を奨励など
旧日本社会的なことが行われている。
能力のピラミッド
従順、勤勉、専門性、主体性、創造性、情熱
・良いコーチである。
・チームを勢いづけて、マイクロマネジメントしない
・メンバーが健康に過ごす、成果を上げることに強い関心を持つ
・生産的で、成果主義
・チーム内の良い聞き手、メ -
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ポーランド出身で2000年に来日、ベルリッツ、モルガン・スタンレー、グーグルを経て独立したという面白い遍歴の著者。
このアイデアには求心力があったので、クライアントや制作プロダクショの立場の違いを超えて、関係者がみんな真剣にプロジェクトに向き合ったそうです。
アイデアに求心力があると、「やりたい人」が集結して、熱量が増幅していきます。「みんなで価値を生み出そう」と一致団結できれば、損得勘定に絡むヘンな政治が介入する余地もなくなります。一部の人間だけがいい思いをするのではなくて、「みんなでいい思いをしよう!」。互いに価値を提供し合えるパートナーシップが築けたとき、プロジェクトはいい方向 -
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最近、会社の中で愚痴が多い気がして、どうすればもっとポジティブな雰囲気を作れるんだろうっていうことを考えながら手を取った本。
愚痴は改善したいと思って携わっている証と捉える考え方は良いなと思った。不満をきっかけに相手の価値観を引き出し、ポジティブな提案に変える。ピンチをチャンスに変えていけるという考え方は実務においても役立ちそう。
全般においては、心理的安全性が繰り返し説かれており、具体的な1on1やビジネスにおけるコーチング(一瞬一瞬の積み重ね)の方法も記載されている。
あとは、チームメンバーと同じレイヤーの仕事はしない、あくまでプレイイングするのは上位レイヤーにおける仕事。という考え -
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自分だけのキャリアを作れる人とは?
といった視点で、どうやって働いていけば・・・
そして経験を積んでいけばより良いキャリアを
形成していけるのか?といったことを書いています。
全てに対してその通りとは思えませんが、
部分的には共感出来るところもあったので、
そこは自分にも活かしていけたらと思います。
ただ、少し精神論的な側面も多いので、
元々悩んでいる人には難しいかもしれませんね。
【勉強になったこと】
・優秀かどうかの判断ポイントは以下。
挫折経験があること
挫折を乗り越えた経験があること
・自分が望む働き方を自己分析する際のポイント
成長速度
個別業務のスピード
業務負荷