機本伸司のレビュー一覧

  • 神様のパズル

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    物理のことは専門外だから、よく分からないが、
    勉強に「自分のことを知るため」という側面があることにとても納得した。また、それを「宇宙を作る」という壮大なテーマから各個人に落とし込んでいるところがおもしろいと思った。

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    2020年06月11日
  • 神様のパズル

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    宇宙は人間に作れるか。SFの不変なテーマをライトに切り込んだお話。
    説明くさくなるところを設定をゼミの議論ということで、うまく説明してるんだけど、なんといってもその学園ドラマとベタベタなストーリーが鼻についた。
    なんか余計な文章は多いし、どんくさい主人公はなんもわかってないしで、ストーリーにははまれなかった。が、その宇宙創成論は興味深かった。俺文系だけど。

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    2020年02月06日
  • 神様のパズル

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    大学に飛び入学したものの不登校で卒業が危うい十六歳の天才である穂瑞と留年寸前の綿貫が、人間が宇宙を作れることを立証する為奮闘する。物理学の話は難しかったけれど、教授みたいな話し方をする穂瑞やディベートするゼミの面々や田んぼのお婆さん等身近な感じのするキャラクターたちに助けられて雰囲気は楽しめた。

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    2018年10月09日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    髪様のパズル続編/ 前作ほどサイエンスしていないがなかなか楽しめた/ しかしこんなにも退屈な文章だっただろうか/ 後半など説明文のような文章にうんざりした/ 見所は最後の方のデレ/ 砂浜でのハグと裸を想像するのか、だね

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    2018年10月08日
  • 神様のパズル

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    理論物理 SF。
    宇宙は作れるのかという設問がすばらしいですね。
    展開される理論も、物理がそんなに得意じゃなかった自分としては、すっかりだまされそうな感じでした。(^^;
    多分、どこかに矛盾か何かがあるんだよね?(^^;
    登場人物が普通の大学生というだけで、とても読みやすくなっている感じでした。

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    2018年03月17日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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     『神様のパズル』続編、背表紙解説に量子コンピューターを開発した・・・とあったので前作同様、それについての科学的知識を楽しみにしていたのだが期待は裏切られる。ライトノベルな展開は否定しないが、だとしたら沙羅華はツン過ぎはしないだろうか、デレ不足は否めない。

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    2017年07月08日
  • メシアの処方箋

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     太古の箱舟がヒマラヤの氷河湖決壊により突然出現、箱舟からは蓮華模様が刻まれた木簡が発見される。そこに刻まれた謎の模様を解読するに至り、弱小マッドサイエンティストらがあれやこれやの大騒ぎ・・・ラストの尻つぼみ感は否めないが、これだけの小難しい内容をまとめる力量って凄いと感心させられた。

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    2017年06月10日
  • 神様のパズル

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    留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。
    天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。
    だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女はゼミに現れたのだ。
    僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…

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    2017年02月22日
  • 僕たちの終末

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     『神様のパズル』が面白かったので、こちらも読んでみた。『メシアの処方箋』につづく長編第三作目、メシア~にも興味あり、読んでみたい。SFなので内容は壮大であり夢がある。地球滅亡を前にして、恒星間宇宙旅行計画を実行に移すまでのストーリーである。

     アカデミックな用語をちりばめながらの、学園ドラマ風仕立てに違和感がない。この本ってライトノベルってことなのかな、そういう意味でこの表紙はありなのだ、女子が尻を向けて笑っている意味が不明

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    2017年01月15日
  • 神様のパズル

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    久しぶり読みづらい本に出会った
    面白くない訳ではないが
    通常の3倍はかかった気がする
    ほとんど理解できない物理的な部分を読み飛ばして良いのか、多少は理解すべきなのか判断に迷う
    が、物語はスピード感を持って進行していくので、ついていくのが精一杯という感じ
    物語の最後にもう一手欲しかった。

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    2017年01月05日
  • 恋するタイムマシン 穂瑞沙羅華の課外活動

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    穂瑞沙羅華シリーズ5作目
    今回のテーマはタイムマシン

    物理学に詳しくはないが、スピンが解けるのが距離は離れていても同期するというのはどっかで聞いた事がある
    で、それぞれの速度を変化させることで時間の流れに差をつけて、その情報の伝わりのズレで未来の出来事がわかるという理解でいいのかな?
    詳しい人が近くにいないのでよくわからんなぁ

    タイムマシンをテーマにしているものの、恋も同時にテーマになってる
    綿さんとの距離もこれでちょっとは縮まったのかねぇ?


    時間が流れるから空間が出来るのか、空間ができるから時間が流れるのか
    こんな考えは面白いよね

    ってか、時間って何なのかね?
    それがわかれば苦労し

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    2016年10月20日
  • 彼女の狂詩曲 穂瑞沙羅華の課外活動

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    穂瑞沙羅華シリーズの4作目

    テーマは2作目は自己の存在理由で3作目は生物的な存在理由で、今回は家族とのかかわり?

    表紙の絵を見て「沙羅華とち狂ったか?!」と思ったけど、そんな理由があったのね
    ま、1作目からしてツンデレの傾向はあったからなぁ
    ただ、自分をアイドル化する事はTOEのためには不要と判断したのね
    当時は自分の盗撮画像を利用するくらい図太かったけどね
    ま、当時は精神的に壊れてたってことでしょうなぁ

    今作から、ライバルの加速器登場
    ライバルと言うには相当に高い壁だけどね
    ってか、沙羅華は何でアスタートロンの方に行かないんだろね?
    自分の目的のためにはソッチのほうが有利に思うけど

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    2016年10月19日
  • 神様のパズル

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    読みにくかった

    工学部卒の自分でも
    基礎物理学は専門過ぎて
    正直、専門的なところは斜め読み

    ちょっと、自分の無知が悔しくなった

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    2015年06月07日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    ネタバレ

    思い返してみて、印象深かったシーンはそれほどなかったと思う。
    沙羅華が丸刈りにしたところと、夜の海でスキンダイビングしたことと、あとはデザイナーズチルドレンくらい。
    (どこかのコーディネーター的な?)

    猫の下半身に犬のDNAを組み込んで、ずっと下半身(犬)から逃げ続ける猫のイコ。
    猫は本能で犬から逃げる、ということは必ずしもないから、少しピンとはこなかった。(ライオンとヤギの首と蛇のしっぽを保つ場合はどうなるんだろう?)

    とはいえ、綿さんと沙羅華のやりとりはいつもどおりで面白かった。

    「自分の生きる意味というようなものは、自分にあるのではなく、向き合うもう一方の鎖の方にあるのではないか」

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    2014年08月23日
  • 神様のパズル

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    物理学を舞台にした天才少女と平凡青年のラブコメかと思いきや、田んぼを耕しつつ"生きることは無意味か?"を巡って大事件に進展する話。
    物理学の話が難解なことを除けばテンポよく面白い。
    ただ、サブキャラが薄くて描写が少なすぎるのと、事態の解決を放り投げ過ぎで消化不良感。

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    2014年08月17日
  • 神様のパズル

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    工学部のおちこぼれの僕は不登校の天才物理学者の少女をゼミに参加させるよう命じられた。
    天才少女とゼミの課題で宇宙を作るミッションが始まる

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    2014年07月27日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    ネタバレ

    「生命とは何か?」をテーマにしたSF小説。

    この作者の作品は、表紙や登場人物のキャラなどラノベ風ではあるが、SFの題材は物理学や生物学などガッツリ科学しており、今回も遺伝子操作で完全生命体を作ることができるかというテーマは面白いのだが、「穂瑞沙羅華の課外授業」シリーズになってから、いかんせん登場人物のキャラが全面に出過ぎていて面白くない。

    過去作では「宇宙を作れるか」「救世主を作れるか」「宇宙船を作れるか」などもし本当に作れるとしたらというテーマで、現在の科学でどこまで迫れるか結構重厚な内容がメインで面白かったのだが。

    正直、穂瑞沙羅華というキャラには飽きた、「神様のパズル」だけで十分だ

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    2014年05月31日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    しょぼ~い日常生活の中に突如として最先端のテクノロジーや科学が放り込まれてきて、本質的な問題や定義を考えないわけにはいかない状況に追い込まれる・・・このギャップが生み出す驚きが機本作品の面白さではないでしょうか。

    今回の題材は生命とは何か?

    これまでのシリーズだと宇宙を作ることができるかとか、量子コンピューターを開発中とか、作り出す過程で本質に迫っていくという組み立てでしたが、今回はその過程は描かれない。テーマ的にも生命をどこからと捕らえるかという観点と、生命の目的は何かという観点を意図的にごっちゃにしているようで、つっこみが少し足りないように感じられます。もっと、日常的な代表の台所で作っ

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    2013年10月19日
  • 神様のパラドックス上

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    ネタバレ

    量子コンピューターで「神」を作ろう!という壮大な物語。

    具体的には、神たる自律学習型AIを「箱庭」(解析世界)の中に置き、
    その「箱庭」の中で、量子コンピューターの演算能力を活用して、
    宇宙誕生から現在までのシミュレーションを行う。
    「箱庭」から見たAIは、宇宙存在前に存在する、言わば“創造主”の位置づけ。

    本プロジェクトは、リストラ寸前の量子コンピューター部門メンバーによる計画で、
    この“創造主”に、現実世界の未来を占わせる事業を立ち上げるというもの。

    この占い事業が当たれば部門を存続できるのでは!と一縷の望みを託すが、
    AIが「箱庭」における自分自身の位置づけに疑問を覚えボイコットし

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    2013年09月16日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    前作の壮大さに比べてしょぼい
    インナースペースに向かったのが失敗かな
    普通の小説になっちゃった

    作中で語られる理論もなぁ~
    将に中2設定
    前作はそれでもある程度の理論に基づいている演出があったけど、今回はそれもない
    「難しい」とか「理解できない」とかって意見に迎合したのか?

    なんか、続編もありそうだけど、期待薄

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    2013年07月26日