機本伸司のレビュー一覧

  • 神様のパラドックス上

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    「神様のパズル」の番外編。物語のベースとなるのは量子コンピュータ。前半で量子コンピュータの技術説明がされるけど、正直よくわからなかった。量子コンピュータを用いて電子の世界で神様を作れるかみないたな話ですが、読み手の宗教観によっては感じ方が異なるかも。

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    2010年12月23日
  • 神様のパラドックス上

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    上下巻。
    設定が面白そうなので読んでみた。最先端コンピュータに占いをさせるというぶっとび具合が愉快。しかも形状が…。
    小佐薙氏の関西弁が微妙だとか人称のゆれが若干気になるとかはあるけど、読ませます。これスピンオフと知らなかった。「パズル」を読まねば。

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    2010年11月24日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    「神様のパズル」続編。前作では宇宙を作ることはできるか?というものすごいテーマをべたな学生の日常風景とのギャップで楽しませてくれるとても楽しいSFでした。今回は同じ登場人物が就職して社会に溶け込もうとしたところから始まります。テーマは前作の裏返し、「宇宙は作る必要がない。観察者としての自分が変われば宇宙が変わる」バラード的インナー・スペース(懐かしい!)へ向かうのです。自殺サイトに怪しげな宗教集団と、しかけが大きくなった分、作者の持ち味の日常からのギャップ分は少なくなってしまった感じ。でも、天才を作るために人工授精により生まれた性格に難あり美少女と、ぼーっとした主人公綿貫君とのでこぼこ具合が楽

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    2011年07月15日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    「神様のパズル」の続編。
    外界が変えられないなら内側を変えればいいじゃない!ってことで、今度は宇宙を造るのではなく、精神の改造に挑戦ですよ。このあたりの動機が、「どこに行っても馴染めない」という天才孤独ヒロインの心理と絡み合っていて、非常にいじましい感じがします。今回もナイスツンデレ。

    作者自身はヒロインが萌えキャラ扱いされるのが心外らしいのですが(今回表紙がおとなしいのもそのせい?)、普通、高飛車強気少女がぐずぐず泣いたりするような描写を入れておきながら萌えキャラじゃないとかそんな言い訳おかしいですよ!
    ともあれ主人公の変態具合とあいまってニヤニヤすればいいんじゃないのですか。


    ストー

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    2010年08月29日
  • メシアの処方箋

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    チベット山奥から「救世主を作るための遺伝子情報が書かれた木簡」が見つかったから、作ってみようぜ!…という話。
    果たして現代に生れ落ちた救世主は何を語るのか!?

    この作者の作品の中では、一番「つかみ」がいいと思います。
    主人公がヘタレなのはいつも通りです。

    救世主をどう解釈するか、というのは読者によりけりだと思うのですが、この作品の解はなるほどなぁと感心しました。

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    2010年08月29日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    前作の『神様のパズル』と同じ宇宙に関わる話。

    今度は宇宙を自分の外に創るのではなく、宇宙を認識する自分自身を物理的に創り直そうとする話。

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    2010年05月01日
  • 僕たちの終末

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    地球消滅の危機が現実味を帯びる近未来を舞台に、氏が描く地球脱出計画。


    実際に起きたら。。。あんな光景になるだろうなぁと、確信してしまうのは何故?

    SFは未来に起こりうる可能性を描く物語だと私は思うのですが、氏の作品は秀逸です。

    秀逸なSF作品を読者に送り続けるかの堀晃氏が解説で絶賛!


    あなたは終末の時、どう生きますか?

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    2010年04月22日
  • 僕たちの終末

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    この作者は「神様のパズル」以来気に入って読んでいる作者なのですが
    これは神様のパズルと同等かそれ以上の作品じゃないかと思います。
    正直なところ2作目の「救世主」だったかな…とにかくそれがあまり
    気に入らなかったので今回の本も買うのを少しためらったんですが
    買ってみて大正解でした。

    ヒトのもつモノが巧く表現されてて、読んでいて爽快感というか
    後味すっきりというか、それでいて濃厚というか
    うまく表現できないけど、そんな感じ
    SF小説だけど、この人の作品はメインはSFじゃなくて
    物語がメインなのでとても読みやすい、のに
    奥が深くて味わいがあって…
    まぁこれからはためらい無く買う著者になりました。

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    2010年03月21日
  • メシアの処方箋

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    氷山から見つかった古文書を解読して、奇形の子供を作る話。。
    内容はだいぶでしたが、とくに最初らへんのメールのやりとりとかが好きです。

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    2010年02月04日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    神様のパズルの続編。行動範囲がグンと広がってアクションはますますわざとらしくなりました。
    でも、キャラクター設定がいいのか面白くまとまっていてオススメです。

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    2010年02月04日
  • 神様のパズル

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     「最終理論(TOE)」をテーマにしたSF、というとグレッグ・イーガンの「万物理論」を思い出す。イーガンは、TOEの発見を目指す勢力争いを描き、理論に関してはTOE方程式が美しいことを述べるだけだが、「パズル」では物理的イメージを描き出すことに成功している(と思う)。思考実験から「多元相対性理論」「光子場仮説」を生み出し、質量とエネルギーの等価則を解釈して、地上でビッグバンを発生させる手順を説明する件は、久しぶりにハードなSFを読んだ気がした。$$ ただし、ストーリーは青春小説そのもので、孤独な天才少女の葛藤がもうひとつの流れにあり、こちらの結末は好みが分かれる。少なくとも表紙のイラストを見て

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    2014年06月08日
  • 僕たちの終末

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    近未来・・。
    南極大陸の氷を掘って過去の大気中のガスの成分を調べていた。
    「ここは、俺の居る場所ではない」
    天文学者である神崎正は、この計画の発案者だったがこの仕事を辞めて南極から出て行く。
    太陽が大きなフレアを起こし、地球に影響が出てきたのだった。
    今は、電磁波の影響がたまに出てるだけだったが、予測では今後この勢いがまして、生命体が目玉焼きになって人類が滅亡するかもしれない。
    地球では、シェルターなどを作りそこに非難する方針が進められていた。
    正は地球の外に生きる希望をみいだそうとする。
    そして彼は、ネットに募集をかける。
    宇宙船を作りませんか?
    「ダメで元々スペーストラ

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    2009年10月07日
  • メシアの処方箋

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    機本伸司のメシアの処方箋を読みました。21世紀半ば、ヒマラヤの氷河が溶けて氷の中に埋まっていた正体不明の方舟が流れ出してきました。その方舟は誰かの墓のように見えましたが、中に格納されていたのはおびただしい数の木簡でした。木簡には綺麗なハスの花の模様がたくさん書いてありましたが、それが何を表しているのかは分からないのでした。そのハスの花の模様がDNAを表していると気づいた主人公たちが、巨大なコングロマリットを出し抜いてそのDNAを持つ生物を生成しようとするのでした。前作と同じで、天才のような登場人物に翻弄されてしまう、ちょっと気の弱い主人公という設定です。おいおい、どうしてそんなことを引き受けて

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    2011年07月18日
  • 神様のパズル

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    わたしが変えたいセカイはわたしの外側の壮大なセカイか、それともわたしの内側のわたしだけのセカイか

    表紙、設定どれをとってもよくあるラノベ、天才美少女に振り回されるやれやれ系の主人公といった話が展開されると思ったが内実は様々なギャップを有効に活用したSF大作だった。

    「宇宙の作り方」といった壮大なテーマに向かう姿も動機を改めて考えてみるとそれはセカイおける自分の立ち位置、存在価値の見出しといった「モラトリアム」における一番キャッチーな展開がなされていた。主人公が少し思考がゆっくり目なのも天才×天才ではなく、今までのバディーもの特有の解説者としての語り手と、話を動かすトリックスターといった役割

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    2026年02月04日
  • 神様のパズル

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    題名とあらすじに惹かれてた。
    最初の方は、理解できたけど途中からばりばりの物理用語沢山で分けわからず、、でも終わり方が気になったので読み続けた。
    最終的には人間にとって根本的に重要なこと=生きている奇跡と人とのつながりのかを表しているのかなと個人的な感じた。物理学専攻には理解できるのかな?

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    2022年02月03日
  • 卒業のカノン 穂瑞沙羅華の課外活動

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    穂瑞沙羅華の課外活動シリーズ完結
    なんかあっさり終わった
    沙羅華の兄さんがもう少し重要な役割を負うのかと思ってたら違った
    後書きの名前の由来がまあ面白くて、色々考えてるんだなと

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    2021年11月13日
  • 神様のパズル

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    人間が宇宙を作れるだろうか、という壮大なテーマに、大学生の恋愛、親子の関係、過疎化、ネットリテラシー、何だかんだとたくさんの小ネタがぶら下がっており少し散らかった印象。
    一気に読むくらい本筋は面白いので、思い切って省くか2〜3倍のページ数でガッツリでも良かったのではと感じる。

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    2021年10月10日
  • 神様のパズル

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    物理のことは専門外だから、よく分からないが、
    勉強に「自分のことを知るため」という側面があることにとても納得した。また、それを「宇宙を作る」という壮大なテーマから各個人に落とし込んでいるところがおもしろいと思った。

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    2020年06月11日
  • 神様のパズル

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    宇宙は人間に作れるか。SFの不変なテーマをライトに切り込んだお話。
    説明くさくなるところを設定をゼミの議論ということで、うまく説明してるんだけど、なんといってもその学園ドラマとベタベタなストーリーが鼻についた。
    なんか余計な文章は多いし、どんくさい主人公はなんもわかってないしで、ストーリーにははまれなかった。が、その宇宙創成論は興味深かった。俺文系だけど。

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    2020年02月06日
  • 神様のパズル

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    大学に飛び入学したものの不登校で卒業が危うい十六歳の天才である穂瑞と留年寸前の綿貫が、人間が宇宙を作れることを立証する為奮闘する。物理学の話は難しかったけれど、教授みたいな話し方をする穂瑞やディベートするゼミの面々や田んぼのお婆さん等身近な感じのするキャラクターたちに助けられて雰囲気は楽しめた。

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    2018年10月09日