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ようやく就職した綿貫基一の元に一通のメールが届いた。それは“ネオ・ピグマリオン”という怪しげな会社から接触を求めるものだった。渋々担当者と会った綿貫だったが、彼の依頼は、資産家息子の失踪事件の調査を、量子コンピュータを開発した転載美少女・森矢沙羅華にしてほしいというものだった。綿貫は、普通の女子高生に戻ろうとしている沙羅華を説得し、調査への協力を取り付けたのだが――。沙羅華と綿貫に、待ち受ける難事件とは!? 『神様のパズル』の待望の続編、ついに刊行! (解説 山岸真)
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Posted by ブクログ
おもしろい! 展開が楽しい 読みやすい! ハッピーエンドの作品を久々によんだので、読み終わって気分爽快です 自分の性格が嫌で生まれ変わりたいと思うことがあっても ありのままを受け入れてくれる人がいるのだな いたらいいな と思いました。
第3回小松左京賞受賞作「神様のパズル」の続編である。 「宇宙は人間に作れるのか?」「宇宙とは何か?」を追求したSF小説である前作を受けて、今作では「人間とは何か?」「自分とは何か?」を追求した内容となっている。 機本伸司の作品の特徴である「登場人物間のディスカッションを通して、哲学的内容に迫る」と...続きを読むいう部分が今作でも存分に発揮されている。 前作と合わせて読むことをオススメする。
神様のパズルの続編。前作を読んだのが7年前ということで、かなり忘れているけど理系的センスの中で色々発見もあり、面白かったことは覚えてる。今作はかなり大きな話ではあるけど、それでも続編らしく楽しめました。
ずっと前に読んだはずなのに「積読」になっていた。 既に臨場感を失っているので、レビューは書かないでおきます。
「何も宇宙を作ることはなかった。 ”内宇宙”を作り直せば、その外側の宇宙も変わる理屈だ―」 「神様のパズル」の続編。哲学要素もあっておもしろかったー
「パズルの軌跡」は三池崇史監督、市原隼人、谷村美月主演で映画化された「神様のパズル」の続編で、様のパズルの時はまだ大学生だった主人公(綿貫基一、穂瑞沙羅華)の卒業後を描いています(故に「パズル」の軌跡と)。 卒業後なので、綿貫基一、穂瑞沙羅華とも社会人になっている感じですが、穂瑞沙羅華は飛び級で大...続きを読む学に入っていたため、本作では実年齢とおり高校生活を送っています。といっても内面的に色々とかかえていることは後半判明していきます。 まったくの余談ですが、映画版は三池崇史監督が設定等にガンガン手を入れているため、小説とはかなり違う内容になっています(その辺は三池崇史監督の三池崇史らしさでもありますが、ここでは語る所ではありません)。もっともこの映画は映画で完成度は高く個人的には好きな映画の部類に入っています。 パズルの軌跡は、大学を卒業してとある企業の研修を受けている綿貫基一に「ネオ・ピグマリオン」という企業から会いたいというメールから物語がスタートします。 普段(研修中も)はなにかとトロい綿貫ですが、このメールを受け取ってからすぐに接触の理由が「穂瑞沙羅華(この作品では性が変わり森矢沙羅華になっています)」との橋渡し役を望まれていることに気が付きます。。。。 この敏感さが常に出ていれば、このあとのトラブルの大半は避けられるのにな、、、 なんて思い返すぐらい鋭いです(笑 そんなことはともかく、ネオ・ピグマリオンの社長である樋川氏と接触しますが、依頼内容は「失踪人探し」ではあるものの、そのためには 穂瑞沙羅華が開発に携わったシステム(Qコン)のチューンナップが必須と言われ、やはり「穂瑞沙羅華」絡みであることが判明、最初は二の足を踏むものの「穂瑞沙羅華に会う理由ができる」と、なんとも短絡的な理由で承諾をします(後に「理由などいらない」と沙羅華に言われますが)。 最初は沙羅華もネオ・ピグマリオンの依頼を断っていますが、断るための理由を探していく中で「ある発見」をしたことから、表面上は関与しないふりをしつつ、独自の調査を開始し一人で真相に近づこうをしていきます。 ネオ・ピグマリオンが探す失踪人はどこに? ノアスとは? ライフロストは誰? ゼウレトの狙いは? アポロン・クラブとは といった謎解きが表面的な面白さなんですけど、実際のところ沙羅華はこういった表面的(というか「俗っぽい」といったほうがいいのかもしれない)な謎解きにはまったく関心がなく、行動のすべてが「人とは(=自分とは)?」を探すためだけといったも過言ではありません。 沙羅華の行動規範と、一般人(読み手)の代表として存在している綿貫との考え方、行動のギャップも物語の厚みを増すことになっているんですよね。あと、今作では二人の距離が離れたり縮まったりと(一般的な恋愛論とは違いますが)ラブロマンスもアクセントになっていて変なドキドキ感もあります^^ 神様のパズルのときは「宇宙を作る」という内容がテーマだったため、物理の法則がかなり登場して読みにくさを感じた人もいると思いますが、パズルの軌跡ではテーマが「自分探し」に変わり、より身近な内容になっているため、いくらか読みやすくはなっているように思います。
「神様のパズル」続編。前作では宇宙を作ることはできるか?というものすごいテーマをべたな学生の日常風景とのギャップで楽しませてくれるとても楽しいSFでした。今回は同じ登場人物が就職して社会に溶け込もうとしたところから始まります。テーマは前作の裏返し、「宇宙は作る必要がない。観察者としての自分が変われば...続きを読む宇宙が変わる」バラード的インナー・スペース(懐かしい!)へ向かうのです。自殺サイトに怪しげな宗教集団と、しかけが大きくなった分、作者の持ち味の日常からのギャップ分は少なくなってしまった感じ。でも、天才を作るために人工授精により生まれた性格に難あり美少女と、ぼーっとした主人公綿貫君とのでこぼこ具合が楽しいです。インナースペースらしく人間とは何か、にでこぼこコンビで迫ります。どうやらシリーズになりそうな気配。楽しみ。
「神様のパズル」の続編。 外界が変えられないなら内側を変えればいいじゃない!ってことで、今度は宇宙を造るのではなく、精神の改造に挑戦ですよ。このあたりの動機が、「どこに行っても馴染めない」という天才孤独ヒロインの心理と絡み合っていて、非常にいじましい感じがします。今回もナイスツンデレ。 作者自身は...続きを読むヒロインが萌えキャラ扱いされるのが心外らしいのですが(今回表紙がおとなしいのもそのせい?)、普通、高飛車強気少女がぐずぐず泣いたりするような描写を入れておきながら萌えキャラじゃないとかそんな言い訳おかしいですよ! ともあれ主人公の変態具合とあいまってニヤニヤすればいいんじゃないのですか。 ストーリーとしては、ちょっと先が読める感じがしたので前作ほどでは…という感じ。 でも好きなんでこのコンビもっとやってください。
前作の『神様のパズル』と同じ宇宙に関わる話。 今度は宇宙を自分の外に創るのではなく、宇宙を認識する自分自身を物理的に創り直そうとする話。
神様のパズルの続編。行動範囲がグンと広がってアクションはますますわざとらしくなりました。 でも、キャラクター設定がいいのか面白くまとまっていてオススメです。
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