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Posted by ブクログ
機本伸司のメシアの処方箋を読みました。21世紀半ば、ヒマラヤの氷河が溶けて氷の中に埋まっていた正体不明の方舟が流れ出してきました。その方舟は誰かの墓のように見えましたが、中に格納されていたのはおびただしい数の木簡でした。木簡には綺麗なハスの花の模様がたくさん書いてありましたが、それが何を表しているのかは分からないのでした。そのハスの花の模様がDNAを表していると気づいた主人公たちが、巨大なコングロマリットを出し抜いてそのDNAを持つ生物を生成しようとするのでした。前作と同じで、天才のような登場人物に翻弄されてしまう、ちょっと気の弱い主人公という設定です。おいおい、どうしてそんなことを引き受けてしまうんだよ、ということが随所に出てきます。物語の展開が速く、ストーリーはそれなりに楽しめましたが、アイデア勝負で主人公たち登場人物の描きこみは今ひとつと感じました。
Posted by ブクログ
作者が後書きに書いている通り
「神なき救いの物語」
多少ご都合主義…なところはあるが、
救世主伝説?とバイオテクノロジーを組み合わせてるのが
面白かった。
ロータスの、自分たちが謎を解明しなければ
謎は永遠に謎のまま、権力者に隠されてしまう、と言うセリフが
深いと思った。現実のニュースだって、
謎が謎のまま、ってことたくさんあるから。
あと、救われる側は救う側を救世主と思っているが、
救う側にとっては救われる側こそ救世主、というのも
深いな、と。
誰かを、何かを救ったり守ったりすることで、人は魂の救済を得る、
ということだと思うんだけど、わかる気がする。
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