【感想・ネタバレ】神様のパズルのレビュー

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光と場、早熟と保障

自分は文系ですが、科学をかみ砕いて
紹介するサイトで聞いていた
考え方が多く総合されていて
興味深く読みました。

光が光速=最速なのは、
雷が地面に向かうように
光が、膨張する宇宙の果てに向かうから、
そして、光が光速で飛ぶから
認識できる。
(光の波長より短い区間の
位置とエネルギーは
同時には認識できない。)
また、光も水など通るときは
少し遅くて、より速いものの存在を
教えるように発光するんだね。
(チェレンコフ光)
それに、穂瑞の言う、光子と場は
同じものの別の形態だというのは
優れて統合的で感心した。

穂瑞はさらに天才的にふるまって
くれても良かったなあ。
原子力が太陽をまねたように
宇宙も作れそうですね。

穂瑞と保積という名前は
2人を対比させる意図があるのかな。
保障の保でもあるね。
ホームズも独身だったけど、
自然や他者や異性とともに
世界や社会や種族を維持するという対極。

#タメになる #ドキドキハラハラ #深い

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2022年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宇宙は作れるのか?
壮大なテーマで、物理化学の用語もたくさん出てくるが、そういった用語は理解できなくても物語は十分に楽しめる。
宇宙の始まり「無」から「有」ができるのはなぜか。
宇宙を知る事で自分を知ることになる。
案外、物理学と宗教と言うのは突き詰めると似ているのかもしれない。
宇宙の謎に迫りながらも、日常の人間関係や就職活動などに悩んだり、宇宙の広大さと、学園青春も楽しめる
素晴らしいSF小説でした。

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2021年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「生きているうちに、何としても私は知りたいんです」ーーーー
留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校ほ女子学生 穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。「宇宙を作ることはできるのか?」


なぜ、なぜという疑問はいつも持っているが、それを理解し得ない自分に焦りを感じつつ放置している。橋詰老人は凄いなぁと思いつつ、そこまで行動しても答えを得られない焦れには共感した、けど彼は脇役なので、問題を提起したらほぼ出番は終わりだよ!綿貫があまりにもボヤボヤしていてストレスも感じていたが、彼がそれくらい分かっていないからこそ物理を理解していない自分でも読み進めることができたんだなと感じた。日記形式で結末は最悪にならない事が分かったので、その日その日の日記を集中して読むことができる。もう少し物理理論を知って読んだら、穂瑞が打ち破っていく過程が楽しめたんじゃないかなと思う。教養は娯楽。
解説でサラカ・ホミズとワタサンの種明かしがあって、めちゃくちゃ納得した。少し先の現代だとしても変わった名前を不思議に思っていたんだよなぁ!森矢先生…そうかあ!お父さんに…そうかぁ!!!こういう小ネタが大好きなので、また次作を読みたいと思った。

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2020年02月15日

Posted by ブクログ

2010/03/06

文系の私には、理系の話は難しくてついていくのがやっと(というか、ついていけない部分が多かった)ですが、楽しかった!
理系の人は面白いんだろうなあ。
主人公がお馬鹿だったのが唯一の救いでした。
「学ぶこと」の、根本的な意味を教えてくれた気がする。社会のためではなく、ただ単に「知りたい」「面白い」という自分のために勉強をするんだと。大学は学ぶためにある。何のために学ぶのか。大切だけど言葉だけではない、本質を再確認できた気がする。
キャラクターの名前が粋な設定
ほみず→ホームズ
綿さん→ワトソン
考えることが多かったと思う。読書のこと、自分の考察を持つということ、勉強の本質など。
これは本当に面白かったし、自己啓発にもなったと思う。

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2019年11月07日

Posted by ブクログ

今さらながらQuizKnockにハマり、いまなら物理もいけるかも、と思って読んでみましたが、やっぱり物理は難しいです。
ただ、どこまでが現在判明している物理でどこからがフィクションなのかはわからなかったものの、物理を極めることは自分自身を知ることという究極の物理学的テーマにはちょっと感動しました。

母親が天才児を育てたいという思いから購入した精子から生まれた天才少女穂瑞(ほみず)沙羅華(さらか)。
誰とも対等なコミュニケーションをとることができない孤高の少女を、なんとか大学に留めたい大人たち。
それから巨大加速器という実験施設の建設にかかわる諸問題の責任など、本当ならまだ高校生である年齢の少女にぶつけられる大人の面子、責任回避、悪意等々「なんで私は生まれてきたのか」を考え続ける穂瑞。

そんな彼女を心配するゼミの先生により、彼女のお世話係になんとなく任命された僕こと綿貫。
就職の内定は取れず、卒論のテーマも見つけられず、それどころか肝心の物理の単位を落としそうだし、ゼミの話にはついていけず、あろうことかひとりで田んぼの世話をしているおばあさんに代わって田植えから稲刈りまで面倒を見ることになってしまう。

主人公が落ちこぼれ学生のおかげで、難しい物理のあれこれも割とわかりやすく登場人物たちが説明してくれて助かる。
多分この物理の部分を取り除けば、普通にライトな青春小説だ。

「なんで私は生まれてきたのか」と中学生のような悩みに苦しむ穂瑞に対して、ほとんど役に立たない主人公。
なんなら物理の問題にすら、何も関与しないし理解してないし、最終的にカタルシスも得ない。
でも、そういう普通の男が彼女の周りで普通に接することも、彼女の救いになったのかもしれないな。

ひとつ彼らがかわいそうだなと思うのは、勉強すること、知らないことを知る喜びを感じていないこと。
今時大学進学は当たり前で、しょうがないから学校に通って単位を取ってはいるけれど、本当は毎日を面白おかしく過ごしたいだけ。
もったいないなあ、せっかく知る喜びを得られる環境にいるのに。

と、自分も学生時代は勉強しなかったくせにそう思う。
最後に橋詰老人が聴講生から正式に大学生になったということに、一番の感動を覚えた。

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2023年06月13日

Posted by ブクログ

 SF映画はそれなりに観ていると自負しているが、SF小説はこれまでほぼ読んだことがなく、新鮮な気持ちでこの本を手にとった。
 高校のときに物理は途中で諦めたのだが、この本を読んでいると小難しい内容が多いのに、意外と理解できる。「宇宙は人間の手で創ることができるのか」という難しいテーマを扱っているにも関わらず、そのテーマから最後まで逃げずに結論を出しているのも高評価したい。

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2022年11月30日

Posted by ブクログ

『さらに突き詰めると、“モノ”と“力”でさえもない。“無”だ。無しか出てこない。それが私の探していたものの答えだったのだ。TOEなど、何でもよかった。それがどんな方程式であれ、その右辺には必ずゼロがくるだけなのだから。無限大イコール、ゼロ。この不可解にして繰り込み不可能な方程式こそ、宇宙の本質に外ならない。

そこまで理解できると、さらに先のことが見えてくる。つまり、無になるのに“存在”なんて無意味なのだ。いや、分かっている。私もそれは考えた。本当にそれでいいのだろうかと。』

宇宙創生の謎を追う青春物語。
宇宙は創れるのか。現に一つここにあるのだから創れるはずだ。
これを出発点に、宇宙とは、物理学とは、認識とは、光とは、生きるとは、人生とはを問う作品。
面白い!

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2018年09月09日

Posted by ブクログ

2008年6月7日角川春樹事務所製作映画公開、人が宇宙を創ることはできるのか、「実在するこの宇宙は人が創った」と考えてみる。なんと壮大で突飛な発想だろう、それだけで読む価値がある。合わせて映画も観る。グレック・イーガン著『万物理論』スティーヴン・バクター『時間的無限大』も読んでみたい。

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2016年12月14日

Posted by ブクログ

表紙からして購入しづらいし電車の中では読みにくいものだと思っていたら、理系人間には最高のエンターテイメントでした。特に世界の誕生をベートーベンの運命を用いた説明には、なんだかなるほどと思いました。

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2015年11月28日

Posted by ブクログ

はっきり言って、あたしは理科がすんごい苦手です。
物理なんてさっぱり。。。
高校の時は、化学と生物しかやってないし。
化学は1年間に5回あったテストのうち、3回赤点だし。

だから、『神様のパズル』は、去年から気にはなっていたものの、大学の物理ゼミだなんて全然わかんないんだろうなぁと思って、先延ばしにしてたのですが…。

実際、読んでみると、かなり! おもしろかったです。

専門用語は確かに全然わかんないんだけど。
あたしにとっては、「光」の構成要素(?)からして全然知らない話で…。
自他ともに「物理が全然できない」と言われる主人公の台詞さえ、さっぱり。。。
なのに「解説」読んだら、「たいていのSF読者は彼よりずっと宇宙論にくわしいんじゃないかと思う」って書いてて。
SF読者に敬服。

でも、専門用語がわかんなくても、論理はなんとなくわかるし(たぶんすごくわかりやすく書かれてるのだと思う)、宇宙論の考え方は、物理学というよりむしろ哲学っぽくて理解しやすいし、「人間に宇宙を作ることはできるか」という問いへの回答も気になるから、思ったよりハイペースで読み進むことができました。

でもなにより、おもしろかったのは、物理学の学問観…っていうか、物理学って、そういう学問なんだ〜、ってところ。

あたしの専攻は社会科学なのですが、自然科学と社会科学って、同じ「科学」なのに、なんか全然違ってる気がしてて。
それは、あたしが理科が苦手なせいなのかもしれないし、もともと扱う領域が違うからなのかもしれないけど、とっつきにくいなぁと思っていたわけです。

でも、小説の中で、登場人物たちが「物理学をやっているのは、自分のことを知りたいからだ」って言っていて、…なんだ、じゃあ、やり方が違うだけで、社会科学も自然科学も同じじゃん、みたいな。

同じ関心でやってるのなら、やり方が違ってても、なんだか理解できそうな気がする(っていう、あたしは単純なのかもだけど)。

そもそも、とっつきにくい、と思っていた一方で、あたしが日本でもっとも尊敬するジェンダー研究者は、「ジェンダー研究は、進化生物学などの知見も積極的に学ぶ必要がある」と言っているし、社会学者であるニクラス・ルーマンがつかう諸概念は自然科学の応用だし、社会科学が自然科学に学ぶべきことっていうのはたくさんあるように思うのです。
しかも、ミステリ小説では、物理学とかが話題になることもしばしばだし。
なので、自然科学に対する興味だけは、けっこう昔からあるのです。
理科の苦手なあたしには無理だなぁと思っていただけで。

というわけで、これを機会に、少しずつ自然科学も勉強してみようかなぁ、なんて。
中学程度の知識しかなくても読める自然科学の入門書を知っている方、ぜひ教えて下さい(笑)

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2013年10月13日

Posted by ブクログ

終わり方が丁寧なので、思わず納得してしまった。それでも、宇宙の作り方を教えて欲しいものです。そういう説明が、もう少し欲しかったです。

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2013年06月08日

Posted by ブクログ

宇宙の始まりはビッグバン
それは小学生の時に知ったこと
じゃあその前には何があったのか
ビッグバンはどうやって起きたのか
気にはなりつつ結局うやむやにしていたこの問いを許せない一人の老人と独りの天才、そしてその二人を繋いだただの小市民
天才の理論は半分以上理解できなかったし、どこまでが現実でどこからが作者の創作なのかもよくわからん、だけど面白かった
唯一理解できたのは光の膨張が時と空間を作り出しているということ、そしてそれらの上書きがすなわち元宇宙の消失であるということ
宇宙の始まりがそれ以前の宇宙の上書きだなんて恐ろしく面白い!それ以前のことは観測できないしいつこの宇宙の終わりがきてもおかしくないってこと、やばいたのしい

ただ、理解とテンポのための手助けであるゼミとディベートの設定はキャラの底の浅さという落とし穴を産み出してしまった
別に作れない派の四人は必要だったのか、必要だとしてもあのメンバーあの人数でよかったのか
また、おかあさんのラストでの扱いにずっこけた、そこに落とすならなぜあのシーンでフラグをたてなかったのかと、むしろ完全な崩壊フラグだったじゃん

あまりSFはよまないが解説を読んで続編購入が決定した

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2013年02月25日

Posted by ブクログ

「宇宙は作れるのか」なんて壮大なテーマに思えるけど、いざ過程を説明するとなると、理論やら実験やら大変地味で専門的になってしまう。それを物語の中心に置きながらもこれだけポップで読みやすいのは、それだけで個性だと思う。日記調にしたのはあんまり活きてないかもだけど、ちょいちょい挟まれるネタもセンスあるし、構成も緩急付いていて上手かった!これなら僕が散々失敗したSF初心者へのオススメに…どうだろうw 良作。

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2016年01月17日

Posted by ブクログ

 「最終理論(TOE)」をテーマにしたSF、というとグレッグ・イーガンの「万物理論」を思い出す。イーガンは、TOEの発見を目指す勢力争いを描き、理論に関してはTOE方程式が美しいことを述べるだけだが、「パズル」では物理的イメージを描き出すことに成功している(と思う)。思考実験から「多元相対性理論」「光子場仮説」を生み出し、質量とエネルギーの等価則を解釈して、地上でビッグバンを発生させる手順を説明する件は、久しぶりにハードなSFを読んだ気がした。$$ ただし、ストーリーは青春小説そのもので、孤独な天才少女の葛藤がもうひとつの流れにあり、こちらの結末は好みが分かれる。少なくとも表紙のイラストを見て買った人の期待には応えてくれない。 希望を言えば、「沙羅華・穂積」と「綿さん」の名コンビが復活し、シリーズ化されることを願う。

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2014年06月08日

Posted by ブクログ

題名とあらすじに惹かれてた。
最初の方は、理解できたけど途中からばりばりの物理用語沢山で分けわからず、、でも終わり方が気になったので読み続けた。
最終的には人間にとって根本的に重要なこと=生きている奇跡と人とのつながりのかを表しているのかなと個人的な感じた。物理学専攻には理解できるのかな?

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2022年02月03日

Posted by ブクログ

人間が宇宙を作れるだろうか、という壮大なテーマに、大学生の恋愛、親子の関係、過疎化、ネットリテラシー、何だかんだとたくさんの小ネタがぶら下がっており少し散らかった印象。
一気に読むくらい本筋は面白いので、思い切って省くか2〜3倍のページ数でガッツリでも良かったのではと感じる。

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2021年10月10日

Posted by ブクログ

K大学で物理学を学んでいる主人公・綿貫基一は、4回生になって素粒子物理学のゼミに参加することになります。そこで彼は、担当教授の鳩村から、同じ大学に在籍している16歳の天才少女・穂瑞沙羅華の面倒見役を依頼されます。穂瑞は、レヴェルのあわない綿貫たちとともにゼミに参加することを渋りますが、綿貫の連れてきた聴講生の老人、橋詰が投げかけた「宇宙を作ることはできるのか」という問題に触発され、ゼミに姿を現わすようになります。

穂瑞は、鳩村ゼミのテーマに「宇宙の作り方」を提案し、綿貫と穂瑞が肯定派、佐倉、須藤、穂積さん、助手の相理さんが否定派となってディベートを戦わせつつ、加速器「むげん」の見学、さらに実験場にある「ご斎田」の手伝いをしながら、物語は進んでいきます。

やがて穂瑞は、宇宙を作るためのプログラムを組んでコンピュータ上でシミュレーションをおこないます。しかし、シミュレーション内の知的生命体が、宇宙を作る実験をおこなって彼らの住む宇宙を破壊してしまうことになります。なぜ彼らはそんな実験をおこなったのかと彼女は問うものの、答えは得られません。しかも、加速器建設の基礎になっている彼女の理論に対する疑問が研究者のあいだに生じ、彼女自身も世間の好奇の視線にさらされることになってしまいます。そして彼女は、誰に告げることもなく、この宇宙を作った“彼”に、この世界は無意味なのではないかと尋ねることを試みます。しかしその試みの成功は、この宇宙の崩壊を意味していました。

「知る」ことと「生きる」こととの関係が主題になっている、ライトノベル風味のSFといった感じの物語です。単純にストーリーだけ見ると、ちょっとオチが弱いかなという気がします。

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2021年01月10日

Posted by ブクログ

物理のことは専門外だから、よく分からないが、
勉強に「自分のことを知るため」という側面があることにとても納得した。また、それを「宇宙を作る」という壮大なテーマから各個人に落とし込んでいるところがおもしろいと思った。

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2020年06月11日

Posted by ブクログ

宇宙は人間に作れるか。SFの不変なテーマをライトに切り込んだお話。
説明くさくなるところを設定をゼミの議論ということで、うまく説明してるんだけど、なんといってもその学園ドラマとベタベタなストーリーが鼻についた。
なんか余計な文章は多いし、どんくさい主人公はなんもわかってないしで、ストーリーにははまれなかった。が、その宇宙創成論は興味深かった。俺文系だけど。

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2020年02月06日

Posted by ブクログ

大学に飛び入学したものの不登校で卒業が危うい十六歳の天才である穂瑞と留年寸前の綿貫が、人間が宇宙を作れることを立証する為奮闘する。物理学の話は難しかったけれど、教授みたいな話し方をする穂瑞やディベートするゼミの面々や田んぼのお婆さん等身近な感じのするキャラクターたちに助けられて雰囲気は楽しめた。

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

理論物理 SF。
宇宙は作れるのかという設問がすばらしいですね。
展開される理論も、物理がそんなに得意じゃなかった自分としては、すっかりだまされそうな感じでした。(^^;
多分、どこかに矛盾か何かがあるんだよね?(^^;
登場人物が普通の大学生というだけで、とても読みやすくなっている感じでした。

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2018年03月17日

Posted by ブクログ

留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。
天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。
だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女はゼミに現れたのだ。
僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…

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2017年02月22日

Posted by ブクログ

久しぶり読みづらい本に出会った
面白くない訳ではないが
通常の3倍はかかった気がする
ほとんど理解できない物理的な部分を読み飛ばして良いのか、多少は理解すべきなのか判断に迷う
が、物語はスピード感を持って進行していくので、ついていくのが精一杯という感じ
物語の最後にもう一手欲しかった。

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2017年01月05日

Posted by ブクログ

読みにくかった

工学部卒の自分でも
基礎物理学は専門過ぎて
正直、専門的なところは斜め読み

ちょっと、自分の無知が悔しくなった

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2015年06月07日

Posted by ブクログ

物理学を舞台にした天才少女と平凡青年のラブコメかと思いきや、田んぼを耕しつつ"生きることは無意味か?"を巡って大事件に進展する話。
物理学の話が難解なことを除けばテンポよく面白い。
ただ、サブキャラが薄くて描写が少なすぎるのと、事態の解決を放り投げ過ぎで消化不良感。

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2014年08月17日

Posted by ブクログ

工学部のおちこぼれの僕は不登校の天才物理学者の少女をゼミに参加させるよう命じられた。
天才少女とゼミの課題で宇宙を作るミッションが始まる

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2014年07月27日

Posted by ブクログ

ひたすら専門用語がでてくるからとっつきにくいかもしれない。宇宙の作り方 をめちゃくちゃ真面目に考察してる。専門的な話も極めるとここまでいくのか。。

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2013年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

期待はずれ。 もっとローテクで奇想天外な話を期待したんだが 結構ちゃんとしたハードSFだった。
SFに萌え要素を加えるなんて、山本弘以降珍しいもんじゃないし・・・。

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2013年05月31日

Posted by ブクログ

帰国して活字が読みたくなり、ジャッケ(?)&あらすじ買いしたもの。
パッとした本がなく、めっちゃ悩んだ末買いました。
宇宙の作り方については、理解できませんでしたが、読んでる間は分かった気になってました(^^)
青春な感じもたっぷりです。
でも本棚に残しておくほどではなかった・・・

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2013年10月06日

Posted by ブクログ

「宇宙を作ることはできるのか?」という壮大なテーマの話。
物理学中心の話なのですが私が文系なため、物理の専門的なことにはあまりついていけませんでしたが、面白かったです!

宇宙の始まりは「ビックバン」と呼ばれる大爆発からで、「無」から「有」が発生したことが最初だから、普通に考えれば、自分の身の回りの「無」から何らかの方法で「有」を発生させればいいわけだから、「できなくはない」という考え方には「なるほど〜」と思いましたね。こういう考え方とても好きです。

きっと物理学がわかったらもっと楽しいんだろうなと思いました。学生時代は物理が苦手だったんですが、この本を読んで少し興味が沸きました。「苦手」と線引きする前にもう少し積極的に勉強すればよかったな〜…笑

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2013年06月29日

Posted by ブクログ

理系の知識はなくとも青春小説としてそれなりに楽しめると思いますが、どのキャラクターも魅力に欠けるところがあります。

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2014年08月31日

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