機本伸司のレビュー一覧
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はっきり言って、あたしは理科がすんごい苦手です。
物理なんてさっぱり。。。
高校の時は、化学と生物しかやってないし。
化学は1年間に5回あったテストのうち、3回赤点だし。
だから、『神様のパズル』は、去年から気にはなっていたものの、大学の物理ゼミだなんて全然わかんないんだろうなぁと思って、先延ばしにしてたのですが…。
実際、読んでみると、かなり! おもしろかったです。
専門用語は確かに全然わかんないんだけど。
あたしにとっては、「光」の構成要素(?)からして全然知らない話で…。
自他ともに「物理が全然できない」と言われる主人公の台詞さえ、さっぱり。。。
なのに「解説」読んだら、「たいてい -
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ネタバレ超近未来のSF?
冒頭、いきなり氷河から舟が出土する。
未知の物体の登場で掴みはばっちり。
その舟には謎の木簡が収められていたがそれはなんと遺伝子情報だった。
主人公たちは専門家を集め非公式にその遺伝子情報から新たな生命を作り出す。
人間でないものを人間の手で作り出していいのかという生命倫理の問題とその存在に対する様々な立場の人間の思いが交錯して物語はクライマックスへ。
主人公がヘタレで少し盛り上がりにかけたので☆4。
登場人物が個性的だけど、主要キャラが少しイッちゃってたのがテーマを考えたらちょうど良かったと思う。
あと今思ったけど表紙が誰だかわからない -
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採算の取れない量子コンピューターを使った占いビジネスから、神を作ったカウンセリング・ビジネスに転向を図るベンチャー企業アプラDT社。そこでアルバイトしている腑抜けた女子大生という、一つ一つの素材自体が矛盾や課題を抱えた突っ込みどころ満載の設定に加えて、意図的に作ってある隙もあいまって関連本を次々に読みたくなってしまいます。
テーマはてんこ盛り。
AIをユーザーインターフェースにしないと訳がわからない量子コンピューター(しかも、計算精度を上げるための方法が抱腹絶倒)。神、宗教を考え定義する過程で人間とは「自分」とは何かを定義しなければならないという、これまた解けない問題でAIがスタック。科学者 -
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ネタバレまずは再び、この主人公ふたりに会えたことが嬉しかった。
主人公が、シャーロック・ホームズとワトソンから来てるとは気付かなかった。というか、気付けなかった。沙羅華瑞穂と綿さん。
「自分とはなにか」がテーマとなっていて、その一つの解を挙げる。
自殺志願者のサイトなども挙げられ、現代社会問題も取込まれていることがわかる。
自分を否定しながら生きるのと、自分を肯定しながら生きるの。どちらが苦しいのだろうか。
綿さんがもくもくと耕すシーンは好きだな。
耕しながら綿さんがいろいろと振り返り、整理するシーン。
綿さんを応援したくなるね。
続編があることを思わせる。伏線とも思わせる箇 -
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「パズルの軌跡」は三池崇史監督、市原隼人、谷村美月主演で映画化された「神様のパズル」の続編で、様のパズルの時はまだ大学生だった主人公(綿貫基一、穂瑞沙羅華)の卒業後を描いています(故に「パズル」の軌跡と)。
卒業後なので、綿貫基一、穂瑞沙羅華とも社会人になっている感じですが、穂瑞沙羅華は飛び級で大学に入っていたため、本作では実年齢とおり高校生活を送っています。といっても内面的に色々とかかえていることは後半判明していきます。
まったくの余談ですが、映画版は三池崇史監督が設定等にガンガン手を入れているため、小説とはかなり違う内容になっています(その辺は三池崇史監督の三池崇史らしさでもありますが -
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神様のパズルから進展しない二人の仲は、ついに二人っきにで・・・
続編2巻目。出版されているのに気がついたのはつい最近。結構待望していたがすっかり忘れてた。
近未来SFとして読んでる。量子コンピュータvs分子コンピュータとかがあって、良かった。ただ、詳しい科学描写を期待してると肩すかしを食らうので注意。殆どが精神論というか哲学論というか、人とは何か自分とは何かを語っていた。よくよく考えてみると、パズルの時代からそうだった。ようは、科学成分はそういった自分を語る上での隠し味程度だと思う。
なんだかんだで楽しんで読んでるので、自分的には問題ないけど。
次があれば、短編集が良いな。沙羅華の得意げな解説