機本伸司のレビュー一覧

  • 神様のパラドックス上

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    近未来SF。次世代コンピュータ(量子コンピュータ)で何ができるのか?
    …神様?!

    っていう本でした。
    アクション的なダイナミズムがありますが、主人公は座ってることが多く、スピード感にバラツキを感じました。

    機本さんの作品としては、異様さがあまりなく、でもやっぱり異様でした。
    特に神様のパズルシリーズで期待をしてしまったせいかもしれませんが、若干ガッカリでした。

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    2011年03月24日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    『神様のパズル』の続編。

    読みたかったような、読みたくなかったような……というのは、続編によくあるパターン。
    なぜなら、このパターンでこのシリーズは続いていきそうだから。

    沙羅華と綿さんのその後を読みたいひとは、どうぞ。

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    2011年01月16日
  • 神様のパラドックス下

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    ネタバレ

    量子コンピュータの説明とかはあんまり理解できなかったので、その辺は雰囲気で
    神様づくり失敗してからの展開がなんか大げさな気もした。人気の宗教団体みたいな集団の預言なんて、そんなに皆、本気にするものなのか?

    最後の皆のパソコンの力を集めるあたりは、ドラゴンボールのブウ編ラストみたいで面白かった

    てんで間抜けなズボラ神様の正体はグリッド・コンピューティングの提案があった辺りで気付いた(←遅い)。パズルでもやってたしな

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    2010年12月23日
  • 神様のパラドックス上

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    ネタバレ

    スピンオフだからか本編に比べてキャラが弱い気がする。
    量子コンピュータの話とかの説明はよく分からなかったから、話が動くまで退屈だった。
    まだ、上巻なので最終的な感想は下巻読んでからかな

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    2010年12月19日
  • 神様のパズル

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    帰国して活字が読みたくなり、ジャッケ(?)&あらすじ買いしたもの。
    パッとした本がなく、めっちゃ悩んだ末買いました。
    宇宙の作り方については、理解できませんでしたが、読んでる間は分かった気になってました(^^)
    青春な感じもたっぷりです。
    でも本棚に残しておくほどではなかった・・・

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    2013年10月06日
  • メシアの処方箋

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    作者が後書きに書いている通り
    「神なき救いの物語」

    多少ご都合主義…なところはあるが、
    救世主伝説?とバイオテクノロジーを組み合わせてるのが
    面白かった。

    ロータスの、自分たちが謎を解明しなければ
    謎は永遠に謎のまま、権力者に隠されてしまう、と言うセリフが
    深いと思った。現実のニュースだって、
    謎が謎のまま、ってことたくさんあるから。

    あと、救われる側は救う側を救世主と思っているが、
    救う側にとっては救われる側こそ救世主、というのも
    深いな、と。
    誰かを、何かを救ったり守ったりすることで、人は魂の救済を得る、
    ということだと思うんだけど、わかる気がする。

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    2010年06月10日
  • メシアの処方箋

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    ヒマラヤの氷河湖の決壊から発見された古代の方舟。
    中から見つかったのは大量の木簡。

    不思議な蓮華模様に秘められたメッセージとは?



    氏が示した解に、タイトルに、やられた感たっぷり。
    悩める者達よ、買って損は無し!(←なんて宗教色なセリフ?!)

    科学の信徒よ、買っておくべし!(←断言?!)

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    2010年06月03日
  • 僕たちの終末

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    地球の終末2050年が舞台。 このままでは地球は滅亡するから宇宙へ逃げようとする人たちの話で、宇宙船作ることはもんのすごく大変なことがいやでもわかりました。
    主人公が主人公らしくなく周りの人物もまぁまぁアホで…おもろいやん(笑)ページ数が多いのと導入部分(宇宙船どやって作るか)が長いわりに実際作る話がなくて完成間近まで話が飛ぶんのは残念でした。
    人間のロマンや人間関係の話が良かったので文系の私にも楽しめる作品でした!

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    2010年04月25日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    続編が出るとは思っていなかったので本当に嬉しかったです!今回は深かったなと思う。自分の存在理由を考えるのは闇の始まりのような気がする。続編に期待大!

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    2010年04月25日
  • 神様のパズル

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    「宇宙を作ることはできるのか?」という壮大なテーマの話。
    物理学中心の話なのですが私が文系なため、物理の専門的なことにはあまりついていけませんでしたが、面白かったです!

    宇宙の始まりは「ビックバン」と呼ばれる大爆発からで、「無」から「有」が発生したことが最初だから、普通に考えれば、自分の身の回りの「無」から何らかの方法で「有」を発生させればいいわけだから、「できなくはない」という考え方には「なるほど〜」と思いましたね。こういう考え方とても好きです。

    きっと物理学がわかったらもっと楽しいんだろうなと思いました。学生時代は物理が苦手だったんですが、この本を読んで少し興味が沸きました。「苦手」と

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    2013年06月29日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    小松左京賞の二人組が帰ってきた!!と喜んだ作品。

    ライトでポップに読めるのに、語られてる中身は超弩級。

    前作では「宇宙の作り方」。

    今作では・・・・・・。

    読んでお楽しみ、としましょう。


    解説に続作の期待も高まる私です。

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    2010年03月17日
  • メシアの処方箋

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    ちょっと前に読み終わっちゃったんであんまり覚えてないけど、なんか最後のほうが微妙だったなぁ。。序盤はやたら専門的な薀蓄(きらいじゃないけど)がおおくてなんともいえなかったわ。

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    2010年03月16日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    今回は、前作の「神様のパズル」ほどの難解な用語は出て来ません。
    その代わり、内容も前回より少しライト??な感じがしました。
    とある宗教が出てくるのですが、説明がとても具体的になされています。その宗教が、ホントにありそうな気さえします。
    続編ではありますが、前作と比較してもグレードは全く下がっていません。今後の「神様のパズル」シリーズに期待が持てる作品でした。

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    2010年02月24日
  • 僕たちの終末

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    太陽が膨張して、地球が危ない⇒自給自足型の宇宙船で逃げる。
    テーマは壮大ですが、ぶつかる問題は権力や倫理など日常的なところがいい塩梅です。
    特に、ラストの再起に臨む会話が好きです。

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    2010年02月04日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    テーマは「自分とは何か?」
    …難しい挑戦したねぇ機本さん。

    前作『神様のパズル』は、「宇宙は作れるか?」というテーマの魅力8割、沙羅華のキャラクター2割くらいで読んでたので、綿さんのキャラクターや著者のテクニックはあまり評価してないんです。(いや、おもしろかったとは思ってるんですよ。迷わず続編買うくらいには)
    だから今回のテーマだといまいち魅力が。さんざん既出だし、科学をフィールドにする作風が、どうしても精神論の茫漠とした感じを強調してしまう。
    有り体にいえばありきたり。

    遅咲きだからいい歳だけどまだ新人、筆力があるわけでもないからね。ちょっと取り組むには早かったんじゃ。

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    2010年01月30日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    神様のパズルの続編
    評価が難しい。
    オチはまぁなんとなくわかるんだが、途中の自己開発セミナー部分が長い。
    あと主人公があまりに感情移入できないんよなぁ
    ダメ主人公過ぎる。
    もひとつ上げるなら伏線と思われるものはちゃんと張って回収して欲しい。

    とまぁ文句はあるのだが、ある程度一気に読ます力と、独特のキャラクターは魅力です。

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    2009年11月23日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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     前作『神様のパズル』の続編。 
     なんやかんやで普通の女子高生にもどったと思われた沙羅華だったが、綿さんの来訪によりちっとも前とかわっていなかったことが判明。しかも、綿さんが持ち込んだ行方不明者捜索依頼を受けるのだが、その過程で沙羅華はある人物の名前を見つけて……。 
     前作では宇宙科学うんぬんを全面に押し出した理系ちっくなお話だったのに対して、今回は工学倫理という倫理学っぽい題材だった。どちらかといえば神様のパラドックス風味。これはこれでおもしろかったですよ。 
     登場人物にたいして、天才科学者がろりろりした美少女なのはデフォなのかー!! しかも私服のファッションセンスが壊滅的なのもデフォ

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    2009年11月21日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    C+

    神様のパズルの続編。
    天才っ子の森矢沙羅華と駄目な綿貫基一(棉さん)が、行方不明者を探すのをついでに自分探しでゆんゆんな話。

    この人の本は自分の性に合う。キャラクター小説。
    ぶっ飛んでいる箇所も多いので他の人に受け入れは難しいと思う。

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    2009年10月26日
  • メシアの処方箋

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    救世主(?)を「作る」過程が楽しい。登場人物の個性とか生まれてからの色々は無くてもいいよね、という感じです。

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    2009年10月19日
  • 僕たちの終末

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    ネタバレ

    主人公に魅力を感じられません。
    アイディアとシチュエーションで読ませる作品です。

    2012.10.27追記
    キャラクター造形は「神様のパズル」「メシアの処方箋」に比べればまだマシといったところ。
    第一部で宇宙船の設計だけであれだけもめていたのに、第二部になったとたん、完成間近になっていたのは拍子抜け。
    重要なのは宇宙に行って自分とは何かを知る、ということならストーリー展開が早足になってしまうのも仕方ないか。

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    2012年10月27日